「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

残務?残夢?

2015年09月15日 | 日本舞踊
浴衣会の会計報告や礼状など、

最後の作業をこなします。

スマホで ざんむ と入力したら、

残夢 と変換されました。

これからは残夢作業と呼ぶことにしよう。

何年も前に稽古もし、お弟子さんにも教え、
ある意味ひとつの目標でもあった、
しかし自分自身では初めて舞台で踊った
新内「来ぬ人を」

新しい踊りで、
あなたに一番良く似合うはず、というプレッシャーの中、見本のないところで初めて踊って全くダメだった、いまだに落とし所が全くわからない
「花は知っている」
実を言うと全然知ってなかった(T ^ T)
ごめんなさい。

8年前京都で初めて踊った
「新曲浦島」の再演。
とにかく激しくて身体が全くついていかず、
先生倒れるかと思いました(笑)
眠かった(T ^ T)
などとお弟子さん方にまで散々なことを言われたいわくつきの演目。

今度も客席から見たらたいした進歩がなかったような気がしますが(T ^ T)
これだけは、本気で分からないのです。
もしかしたら、劣化して退化したのかもしれない。
倒れそうだった8年前に比べれば、
今回はなぜか汗もかかず息も上がらず、
しかも低いけれどどうにか飛ぶことが出来た。
これはかつての自分を振り返れば大いなる進歩です。自分の身体に起きた奇跡に、感謝します。
そして、直前何をどうしたらいいのか途方にくれていた私に、一番大切なことを思い出させて下さった先生に、感謝の気持ちしかありません。あの言葉がなかったら、またあの悲劇を繰り返したと思う。
とりあえず、自分で自分を褒めたいと思います(笑)

出来はどうあれ、
ひと夏これにかけて全力投球出来たことだけは自分の記憶にとどめておきたい。
また行き詰まった時に、思い出せるように。
今いる場所で力を尽くせないのは甘えだってことに、気付けるように。


いまだに帰る港を見失っております。
しばらくは夢の世界に漂っています。


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