「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

「あやしいもんだわ」

2010年05月31日 | 日本舞踊
さてさて今回も集中稽古が終わりました。

再来月の定期公演に踊る

長唄 島の千歳

の稽古をつけて頂いたのですが、

2日目でなんとか通して踊れるようになり、

(今回はこんなものだわ。来月までに浚って再来月に仕上げだよね。)

と私の中で勝手にしまいにし、

の~天気にkちゃんと

「京の四季」

なんていう舞妓ちゃんの可愛らしい踊りに精を出しとりました。

舞妓ちゃんの稽古が終わり

やれやれ休憩でもしようか、と膝をついたとたん、

「はい島千」

ギョッ。

家元の一声により

窮地に立たされることとなりました。

ノーガードの所へ出来立てホヤホヤの踊りを・・デンジャラス。

後半意識がとびかけましたぞ〓

戻ってこい、集中力。

「あやしいもんだわ~」

一刀両断。

笑ってゴマカセ。

今日は蒸してて汗が止まらん風に装ってはみましたが、

あれは巷では冷や汗と呼ばれるもんです。

後半テンポアップしてくる部分から、

何故か呼吸のしどころが解らなくなり、意識がとびかけます。


これがいわゆる

こういう踊りの難しさってやつなんでしょうか。

今回もなかなか手強い相手です。