竹下選手

昨日の試合を見ながら、柳本前全日本バレーボール監督の話を思い出していました。

一時期、女子チームが勝てなくなって、その原因を竹下選手にあるとマスコミや回りから責められ、
バレーボールから遠ざかってしまっていたこと、
そんな竹下選手を、どうしても必要だからと何度も説得しに行ったこと…。

精一杯頑張ってきたのに身長が低いという理由で負けた原因にされ、どれほど悔しく深く傷ついたか、
想像するだけで辛く、人を信じられなくなっても当たり前だと思いました。

でも、その思いを受け止めた上で、
「どんな失敗も辛く悔しい思い、傷ついたことも
一歩前に踏み出せば、全てが経験になる。」
そう話す監督に、心が動いたのでしょうか。
日参する監督が気の毒で折れたのでしょうか？
本心はご本人にしかわかりません。
でも、竹下選手は全日本に戻り、今回も大活躍！

柳本前監督が話されていました。
竹下選手はアタッカーが失敗しても絶対に責めない、
本人が失敗した…と思う前に「ごめん、ごめん、もう一本！」と声をかけると。
たくさんの経験がベテランを活かすだけでなく若い選手の能力を最大限に引き出していました。
技術だけでなく精神的にも素晴らしいセッターだと思います。
ベストセッター賞！
本当に嬉しかったです。
おめでとうございました☆