milkyway‥☆‥☆∵☆∵

心に通り過ぎるたくさんの思い
あなたにも どうか、届きますように…

義家先生のことが好きな人へ

2005-02-17 22:41:02 | 子ども
2月13日に ここで 
瀬戸内寂聴さんの
「生きるとは愛すること」という言葉を紹介しました。
その時の私は、記事を読みながら 広く深い意味での
愛するということについて考えていました。

実はそれは、寂聴さんとヤンキー先生こと義家先生、
そして北星学園余市高校の生徒達との繋がりについて
書かれた話の最後の言葉でした。

昨日、多くの人がここを訪問してくれたことを知った時、
義家先生のことを気にかけている人達が
たくさんいることを強く感じました。

改めて記事を紹介します。
義家先生のことが好きな人達に、
寂聴さんの話が伝わればいいなと思っています。
 
 「~私の会った義家さんからは、
  宗教の匂いも雰囲気も感じたことはなかった。
  しかし、考えてみれば、
  御恩返しだといって母校のために身を捨てて
  教師の仕事に打ち込んでいる彼の姿に
  宗教的な香気があった。

  「おれは罪人だから」という
  何気ない口ぶりの繰り返しも、今うなずけた。
  彼が信じる信じないにかかわらず、
  このさいはての学校に招かれ
  たどりついた運命の転機は、
  「何もの」かの光に導かれてきたのだとうなずけた。

  「ヨシイエはいつでもやりすぎなんだよ」
  と教え子に言われる熱血漢は、いつでも燃えている。
  燃える過剰な情熱の熱さだけが、
  傷ついた少年少女の心を
  包むことが出来るのである。
  熱い心で抱きしめてやること、
  それがおれの教育法だとヨシイエ先生は語る。

  教育とはそれしかないと私も信じている。
  そうすれば相手の悲しみも苦しみも、
  胸から胸へ伝わってきて、
  ことばはいらなくなる。

  相手の心を開かせないで、
  何の教育が出来るというのだろう。
  教育に一番必要なのは、設備や教材や規則ではなく、
  教師の愛の熱なのではないだろうか ~
 
  2005年(平成17年)2月13日(日曜日)
  毎日新聞 P3総合ニュースの焦点
   時代の風 瀬戸内寂聴 作家 より一部抜粋」

ぜひ 図書館などで 全文に目を通してみてください。
又、違った角度から 考えることが見つかるかもしれません。

生きることの本当の意味を伝えようと
自分を賭けていることがわかるから
多くの人が義家先生に惹かれたのではないでしょうか

だけど、傷つき悩み、苦しみながら 今日を生きている。
それは義家先生も私達もきっと同じ…そう思っています。 
 
  

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