milkyway‥☆‥☆∵☆∵

心に通り過ぎるたくさんの思い
あなたにも どうか、届きますように…

白鳥の湖のこと

2011-10-28 23:12:10 | ダンス
昨日は素晴らしい舞台を堪能しました。
Kバレエの舞台は初めの私でしたが、
バレエは総合芸術だということをとても感じました。

美術、衣装、音楽、全てが素晴らしい…。
細かいところ、隅々までこだわり、作り上げられた舞台。
白鳥の湖はクラシックバレエなのに、ものすごく斬新で新しい感覚。

その中で踊るバレエ団の皆さんは一つ一つのテクニックが正確で、曖昧なところがなく、
よく鍛え上げられていることが伝わってきました。

魅力的な踊りと表情で目を引く方が何人もいらっしゃいました。
若々しく勢いのあるバレエ団という印象でした。

オデット、オディールは荒井祐子さん。
テクニックも素晴らしく、表情や微妙な表現も素晴らしく
特に目の表情がとても良く引き込まれました。
バランスもすごかったです。

熊川哲也さんは、どこまで跳んで、どれだけ回るのか…。
圧倒的なオーラを纏って、あの技術。
あまりに凄すぎて…ありえない!と笑いたくなるくらいでした。
でも力任せでなく、どうだ!って踊りでもなく、
今、これだけ踊れることが幸せという思いのようなものが伝わってきました。
自分に今できることを全身全霊、観客に全部見せる、
その意識のレベルが格段に高いというか…
身体と精神のレベルが一致しているというか…
スゴイ…何度も何度も心の中でつぶやいていました。

言葉にうまく出来ない感動をたくさんもらってきました。

関西にはなかなか来られませんが、次回もぜひ観に行きたいです。
熊川さんが現役で踊っていらっしゃる間に観に行かないと、もったいない…
そう思いました。