HUG

今日のレッスンは大人のミューズクラス。
今年の振り付けには５年ぶりに東方神起の「HUG」を使っています。

この曲を聴くと、初めて試聴した時の日のことを思い出します。
毎回、何十曲と試聴を繰り返して、振り付け用の曲を選びます。
どんなに時間をかけても決められないときも多いのですが、
この時は、なんとなく手に取った曲を聴いた瞬間に「コレ！」と決めました。
頭の中に、振りのイメージ、衣装のイメージ、照明のイメージが広がり、
みんなが踊っている姿まで浮かんできたのです。
そんな曲にめぐり合うことは、めったにありません。

メンバーに聞かせたら、
「ゴスペラーズですか？」と聞かれました
「東方神起っていう韓国のグループ」と言っても、誰一人知らない状態でした。
私もそれが彼らのデビュー曲だったと知ったのは後になってからでしたが、
その時から、彼らの活動をずっと心にかけていました。
２年前には「CLAP」を選曲しました。
その時でも、一緒に踊る子ども達に「この漢字なんて読むんですか？」と聞かれたくらいです。
その後知らない人がいないくらいに大ブレイクするのですが…。
アイドル扱いされるのは、なんか違うのになぁと思っていました。
歌もダンスも、日本…アジアだけじゃもったいないのになぁ…
とも思っていました。

今は、それぞれにいろいろな思いを抱えながらの活動だと思いますが、
いつか５人が辛く苦しい時期を笑顔で振り返ることができる日がくるといいなと思います。
私は私なりに今までどおり見守り応援していこうと思っています。
そして私にとっても大切な曲を心を込めて踊っていきたい…と思っています