米海軍が飼育していた軍事用イルカが
超大型ハリケーン「カトリーナ」の影響で
メキシコ湾に逃げ込んだ可能性があるというニュースを聞きました。
「軍事用イルカ???」
初めて聞いた言葉でした。
軍事用イルカは、水中でウェットスーツを着た人間に向けて
毒矢を放つ訓練を受けているという話でした。
ダイバーや、サーファーが襲われる恐れがあるとか…。
話を聞いたとたん、昔、観た映画を思い出しました。
もっとも知能指数が高いと言われるイルカ。
海洋動物学者の研究所で、ファーと名づけられたイルカが
息子のように大切に育てられ、少しずつ言葉を覚えていくのですが、
政治的陰謀のため 水中兵器として利用されかけて…。
時限装置のついた機雷を背に泳ぐイルカに
胸が潰れそうな思いがしました。
1974年の映画でした。
あの時は、映画の世界の話ですんだことが、
本当は、隠れた世界の中で進められていたのですね…。
イルカを本当に兵器として使っていたのですね。
人って、どうしてこんなに愚かなのでしょうか。
悲しくて、腹立たしくて、やりきれなくて…
ごめんね、イルカ達…。