milkyway‥☆‥☆∵☆∵

心に通り過ぎるたくさんの思い
あなたにも どうか、届きますように…

初めてのプール

2005-08-08 23:02:17 | 子ども
昨日、午前中のむしとり大会の後、
午後遅くから けんたろうと二人で プールへ行きました。

本当は、前日に行く予定だったのですが、
出かける時になって ものすごい雷と雨…。
なかなか やまずに諦めました。

「残念だったね。」と言う私に けんたろうは
「ボク、雨ふれ 雨ふれってお願いしてた…。」
『そこまでプールが嫌いになっていたんだね…。』
けんたろうの気持ちを思うと、胸が痛みました。
保育園の頃は、楽しく園庭プールに入っていた けんたろうです。
でも いつのまにか 大嫌いになっていました。

けんたろうは まだ 泳げません。
私自身は 今年は 水の中でプカプカしているだけでもいいかなと
のんびり構えていたのですが
けんたろうにとって プールの授業は 苦痛でしかなかったようです。

「水がいっぱいで、おぼれてしまうから怖い。」
「先生は 好きなように泳ぎなさいって言うけど 
ボク、好きなようになんて 何もできない。」
「それに ボク笑われる…。」
夏休みに入ってから、ポツリポツリ話してくれました。

そういえば、ゆうとが小さい時は、川に連れて行ったり
プールへ連れて行ったり、手取り足取り教えていました。
だから、1年生の時には とりあえずバタ足で
少しは泳げるようになっていました。

その後、2年生からスイミングで教えてもらい、
今は泳ぐの平気です。
スイミングのコーチにキチンと教えてもらってから
泳ぐことが本当に楽しくなったようですし
きれいなフォームで 楽に泳げるようになりました。
それで、けんたろうも 2年になったら…と思っていました。
でも、その前に、私が自分で教えていたことを忘れていました。

ゆうとが小さかった頃と比べて 
私自身に自由な時間が 少なくなったこともありますが
プールに行かなくなった 本当の理由は
水着になるのに抵抗があって
日焼けするのが とっても怖いこと。

けんたろうにも スイミングをすすめてみました。
ゆうとも 「絶対いいで!」と押してくれたのですが
プールに恐怖心を持ってしまった けんたろうは
「習いに行くのは 絶対いや…。お母さんとなら 行ってもいい…。」
けんたろうの気持ちを思うと、私も とやかく言ってる場合じゃありません。
プール行きを決断?しました。

昨日行ったのは、少し離れたところにある市民プールです。
子ども用プールが広くて、浅すぎず 深すぎず けんたろうにピッタリ。
すべり台もあります。
始めはこわごわ私にしがみついていた けんたろうですが
立ってみると、ちゃんと立てる深さ。
浮き輪を使っても大丈夫。
すべり台からすべっても、おぼれなくて大丈夫。
だんだん楽しくなってきたところで
少しずつ 顔つけ、もぐること、バタ足…と誘ってみました。
ガチガチの体も、しっかり支えてやると だんだん力が抜けてきました。
帰る頃には 自分からへりにつかまってバタ足をして見せてくれました。
頭をまっすぐつけて、一瞬ですが 浮いていました。

「そろそろ帰ろうか?」と声をかけると
「え~まだ帰りたくない!もっと、もっと いたい!」
又、来ることを約束して 水からあがりました。

「プール楽しかったね。」と話す けんたろう。
「ここのプールはいつも自由なの?」と聞いてきます。
「そうだよ。」と答えると
「へぇ~。ボク、プール初めて来たね。
ボク、ここのプール大好き。明日も来たい!」
プールが初めてという けんたろうの言葉に
又、胸がチクンと 痛くなりました。
『そうだったね。ごめんね、けんたろう…。』

それにしても 学童を休んででも プールに来たいなんて
学童命の けんたろうからは 考えられない言葉でした。
「お母さんは、明日は 仕事が遅くまであって無理だけど
火曜日なら 早めにお迎えに行けるよ。」
「じゃあ、火曜日行く!絶対 行く!」

あんまり嬉しそうなので
「けんたろう、今日いっぱい練習したけれど
嫌じゃなかったの?怖くなかったの?」
と聞いてみました。
「うん、全然怖くなかった。
だって、お母さんは、ボクの体とか手とか もってくれたもん。
先生は、もってくれないもん…。」
『あ~これが一番大事なこと…』と気づきました。

『水着が嫌とか、焼けるの嫌とか もう言わないからね。
又、火曜日、プールへ行こうね。
夏休み中、行ける時は何度でも一緒に行こうね。』
けんたろうと 手をつなぎながら 心に決めた私でした。




けんたろうの 一言

2005-08-08 21:56:58 | 子ども
韓国料理を紹介している番組を 家族で見ていました。
辛い料理が大好きな けんたろうのお父さんは、
次から次へと紹介される コチジャンたっぷり激辛料理に
「おいしそう! 食べてみたい!」
「うわ~、これもおいしそう! いいなぁ!」

続いて、生のタコ料理が紹介されました。
まだ動いているタコを 食べる場面に
「これは いらんなぁ…。」とつぶやくお父さん。
辛いのが苦手で ずっと黙っていた けんたろが
まじめな顔で一言…。

「これは いらんな。
だって、口の中に墨をはかれたら いややもん!」

さすがのお父さんも 思わず絶句の一撃でした。