春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

花キ部温室内、店頭の花々、葉物  2

2017-11-20 | 植物、花


エラチオールベゴニア 色彩豊富な花を長い間、咲かせてくれます。








中大輪サイネリア






この時期から葉ボタンが店頭に並びます。プラチナケールやアンサンブルの各種が並ぶ。





葉ボタンの各種が並び始めると12月が迫ってくると花物業界では言われてます。
ここ数日で埼玉も急に寒さが増してきました。




花キ部の温室や店頭にプリンセチア、ポインセチア入荷。

2017-11-19 | 植物、花

鴻巣から沢山のプリン、ポインセチアが入荷してきました。温室内は華やかさを増してます。
最近はサントリーフラワーズからの新しい種類も出て、今の時期、葉物が鮮やかです。
搬入の手伝いをやり終えての撮影です。 色鮮やかな部分は 苞で今や赤、ピンク、黄色,白、ゴールド
などなど、多彩な色を花の基部に出し、葉が変形した物と理解してください。














中央部が花です。



サイアチアと呼ばれる集合体が花でとても美しいです。






水遣りを購入するときに聞かれます。冬の管理は部屋や玄関先置いて、午前中に日に当てて
表面の土が乾いてきたら鉢底から流れるほど潅水、適度の水遣りで根腐を防ぎ、乾燥しすぎると
苞や葉が変形して垂れることのないように。冬越しをすればまた来年も成長をいたします。冬の鉢物の
中ではシクラメンと同様売れ筋、№1です。











染め上げる樹木たち。

2017-11-17 | 樹木
















川口安行地区から雑木林やその近辺の紅葉を載せてます。樹木や地域によって
色付きが格差があります。日当たりの良い場所は色の進み具合が早いです。



樹木たちは冬支度のために光合成の活動を停止、休眠に入ります。それが葉を色付かせ、緑から黄色、そして紅と変化してさらに
枯葉となって地上に落とします。冬の寒さに耐えるため何世代も繰り返してきた樹木の知恵です。




樹皮の美しさ、シマサルスベリの巨木。

2017-11-16 | 樹木

上野不忍池の畔に3本のシマサルスベリの巨木があります。季節の移ろいに
樹皮の色を変えます。 一番美しい時期が到来です。秋から冬さらに春にかけて
樹皮の色を真っ白に変化します。樹皮が剥げ落ち、マダラ模様をいっそう鮮明に
します。造園の仕事をしてますが、自分は樹皮の色が樹木の中では最高峰と
感じてます。











茶の部分の樹皮が剥げ落ちマダラ模様を鮮明にします。


夏のシマサルスベリ






シマサルスベリは沖縄、中国、台湾に生息してます。樹高は20mを越すほど大きくなり大木になります。、小さな白花を
咲かせます。サルスベリと違いお目にかかることが少ない樹木です。その美しさ、手触りの良さは樹木の中では
圧倒的な存在感を示しますが、手に入れることが難しい樹木のひとつです。日本一のシマサルスベリを載せて置きます。

千代田の島サルスベリの巨木、推定樹齢1000年を超える巨木。茨城県千代田CC場内のクラブハウス前にあります。始めてみた数十年前
ここまで大きくなるのかと驚きで声が出た当時を思い出します。これだけの巨木は自生地である、中国や台湾、沖縄でも
見られ無いと言われてるほどの大きさです。 シマサルスベリのシマとは島のことで、縞模様の縞では無いことを覚えててください。

上野不忍池 晩秋のたたずまい。

2017-11-14 | 日記


ハス葉も枯れ、果托も水面に落ち、晩秋のたたずまいが、不忍池に漂う。11月。














日が落ち始め池の周りには人影は少なくなります。


寒さが厳しい冬枯れの不忍池、見物客も居なくなる季節。12月


ハス花の名残、果托(カタク)が多数水面に漂います。 1月。

春 5月の緑のハス田。芽吹きの季節が過ぎ去って行く、



真夏のハス田、ハス花見物客の一番にぎやかな季節到来。熱風がハス田を吹きぬける。8月上旬。

夏の季節は明け方から多くの人が不忍池に訪れる。8月


季節は巡る。  秋冬春夏。

精霊が宿る樹木 ガジュマル。

2017-11-13 | 樹木


グリーンセンター内のガジュマルは気根を伸ばし空気中の水分や栄養分を補充します。

ガジュマルの実



ガジュマルの生育地は沖縄までと言われてます。耐寒性がありますが5度以下になると
屋外では生育が出来ません。 我が地元川口グリーンセンター内の大温室内のガジュマルがここ数年
気根を枝から垂らし見事になってきてます。
沖縄ではガジュマルには精霊が宿り、幸運の木と言われ大切にされてます。

自分はガジュマルが好きで多くを見てきましたが、沖縄、特に宮古島のこの3本のガジュマルは
巨大な樹形、気根を伸ばし見る人を魅了します。また根を石垣に絡み付ける姿は沖縄の古民家の
風情にピッタリです。












沖縄や八重山4島には沢山のガジュマルの大木が生育してます。 古来沖縄では精霊が宿る、キジムナーと呼ばれ
幸運の精霊がガジュマルが宿り、民家の庭先や、ホテルの玄関前に沢山のガジュマルを見てきました。大切な熱帯樹は人々に

守られ長く生き続けてます。 近年ガジュマルの小さな苗木が観葉植物として店頭に並んでます。 冬は休眠を
しますが水切れはしないように、また日光に十分に当てて、寒暖差の激しい場所には置かない用にしてください。



樹木の中でも美しさ1番の、イイギリの赤実。

2017-11-12 | 樹木


赤い実が緑の葉とマッチしてとても美しい、また葉を落とした姿も
冬の空に垂れ下がる実の美しさも格別です。大宮公園内の1本のイイギリです。




花を見ることは難しい樹木のひとつです。花は4~5月です。




樹皮は滑らかで美しい。灰褐色。


鳥たちは赤実を見つけることが一番得意、この日も上空で鳥の鳴き声が、けたたましいほどでした。



イイギリは普通は大きくなっても直径50センチぐらいですがこの場所の飯桐は80センチはある大きさ、
去年は実が生るのが少なかったですが、今年は枝がしなってました。


5月ごろの花の様子。

果実が何かに似てませんか? 南天にそっくりです。 それ故に造園では南天桐と呼び名があります。
垂れ下がる様子も風情があり、人気の樹木ですが大きくなりすぎる樹木で、剪定が必要です。


樹木は実を付けて、地上に落とす。

2017-11-10 | 日記


ユリノキ

花の形状がユリの花に似てる由来からユリノキの名がついてる、高所に咲きます。



巨木 ユリノキ

ラクウショウ.地上に気根を伸ばして酸素を取り入れる呼吸根とも言われてます。







ハンカチノキ

ハンカチノキの花、別名、幽霊の花。2対の白物は包で、花は中央です。

実、とても硬い実。

モミジバスズカケノキはスズカケノキとアメリカスズカケとの交配種。

花果



シイノの実

樹木は花を咲かせ、実をつけ地上に落として、葉を散らして1年を終わり休眠に入る。
葉を落とさない樹木もあります。緑は人々の生活に潤いを与えて、
生活の一部になってます。
紅葉の時期以外にも見上げてください。