上野不忍池の畔に3本のシマサルスベリの巨木があります。季節の移ろいに
樹皮の色を変えます。 一番美しい時期が到来です。秋から冬さらに春にかけて
樹皮の色を真っ白に変化します。樹皮が剥げ落ち、マダラ模様をいっそう鮮明に
します。造園の仕事をしてますが、自分は樹皮の色が樹木の中では最高峰と
感じてます。
茶の部分の樹皮が剥げ落ちマダラ模様を鮮明にします。
夏のシマサルスベリ
シマサルスベリは沖縄、中国、台湾に生息してます。樹高は20mを越すほど大きくなり大木になります。、小さな白花を
咲かせます。サルスベリと違いお目にかかることが少ない樹木です。その美しさ、手触りの良さは樹木の中では
圧倒的な存在感を示しますが、手に入れることが難しい樹木のひとつです。日本一のシマサルスベリを載せて置きます。
千代田の島サルスベリの巨木、推定樹齢1000年を超える巨木。茨城県千代田CC場内のクラブハウス前にあります。始めてみた数十年前
ここまで大きくなるのかと驚きで声が出た当時を思い出します。これだけの巨木は自生地である、中国や台湾、沖縄でも
見られ無いと言われてるほどの大きさです。 シマサルスベリのシマとは島のことで、縞模様の縞では無いことを覚えててください。
縦割れの樹木の樹皮より滑らかな白の樹皮のほうが写真映りが良いので綺麗に撮れます。 何れは合言葉、願いは叶う、gonntaさん、如何ですか、この言葉ですよ。
いつも感謝です。