春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

キカラスウリ、夜会

2018-06-15 | 樹木
昨日の夜半の10時ごろのレースを着飾った怪しげな花です。 花の最も美しい
時間帯です。と言っても馴染みの薄い花ですがツル性の植物で雌雄異株、雄花と雌花どちらかを咲かせます。 塊根植物で株は枯れても
来年ツルを延ばして花を咲かせます。 大きくなれば木質化して新芽はツルから出ます。


花を撮るには夜撮が一番ですが咲く場所が問題です。 雑木林やどんな所でもツルを伸ばしますが
真っ暗な場所で立ち入りが出来ない場所もあります。この種の撮影を長くしてる人たちは最適な場所を把握してる強みがあります。
この場所は川口西口駅前の公園のフェンス前、柵がありその隙間からの撮影。






街路灯の僅かな明かりで撮影も可能です。明かりがまったくない場合は
たとえば雑木林などは懐中電灯を持ち込みます。何年も撮り続けてるので要領がわかります。






下がLEDカンテラ使用の撮影。








    
街路灯がまったく無い場所の明かり無しの撮影が下。








同じ仲間のカラスウリの花ですが予告編です。









カラスウリの花の美しさにおいては夜咲きの花の中では際立ちます。
でも明け方には萎んでしまうので、撮影は夜だけの限定で、とても難しいのが現実です。自然のありのままの姿は一番です。他の場所もこれから
紹介いたします。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (主任)
2018-06-15 17:34:38
場所が良いと言えばそれまでですが、とても観察が鋭く良く撮れてます。 誰もが出来る撮影ではありません。
mikioさんは多分この場所の紹介を撮影で表し、真上、真横さらに駅前の夜の表情を載せている、言葉無くして写真で全てを見せる。  分かりますよ、何年も見てきましたから。

自然の中に生き抜くありのままの姿を撮り続ける、種から育てて花を咲かせて、自宅で写真を撮るのと違い、迫力が全く違います。  続編を期待します。
返信する
こんばんは (mikio)
2018-06-15 17:55:44
この場所は立ち入りは出来ませんが、フェンスの隙間に手を伸ばした撮影が出来ます。 近くにキカラスウリの花があれば最高の写真が撮れます。  夜咲きは夜撮ってこそ一番ですね。  明け方も綺麗に撮れますが、この種の花はこだわりがあり、夜撮です。
周りが川口なので景色を入れたり、東口のネオンを入れて夜の怪しげなレースの花を誇張してます。 演出も大事にしてます。  主任殿。
最後の言葉、同感です。自然のつる植物の花は自然の厳しい環境化で生き抜いた花こそ自分も魅力に引きこまれます。  感謝です。
返信する
夜撮 (gonnta)
2018-06-15 20:12:53
背景の明るさをネオンに例えれば、まさにレースをまとい怪しげな花を咲かせる、キカラスウリ
見事な演出です。 誰がこんな撮影を出来るのでしょうか?   mikioさんだけ。
出会いたいです。妖艶な花に。
返信する
こんばんわ (miko)
2018-06-15 21:08:50
コメントの通り、背景は明るく見えるのをネオンに例えてます。毎年この撮影はのせてます。 夜撮は慣れがあれば撮れますが、経験が必要です。今年は出会いがあると期待してます。 gonntaさん、感謝。
返信する

コメントを投稿