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崩れ落ちる、ペンメリア遺跡。

2018-02-10 | 旅行
世界遺産、カンボジア、ペンメリア遺跡は、深い森の奥に静かにたたずむ神秘の遺跡。
遺跡全体に苔や樹の根が絡まりつき、修復不可能なために、いずれは危険になり見学が出来なくなります。
シェムリアップの街から60キロ、約1時間半で到着します。 ほぼ完全に残る姿は見当たりません。すべてがジャングルの中で崩れ落ち
また樹木の根に破壊され、見学コースもきわめて足場が悪かったです。  アンコールワットやトムなどは今も各国からの遺跡修復の人たちに
よって長く修復されてますが  この場所は手付かずでした。



ガジュマルの根が四方に伸び長い年月をかけて遺跡に絡まります。


ペンメリアル遺跡の入り口です。アンコールワット、トムやペンメリアル遺跡には
前もって入場券を買い、入り口で提示します。


上がアンコールすべての入場券、下がペンメリアルの入場券、首にぶら下げいつでも提示をされます。軍関係の人もいますので
とても厳しくチェックされます。



巨大な樹木の力は、特に根は何百年に渡り力を出し続けます。



樹皮の白い樹木はヨウジュとこちらで言われて、ガジュマルの一種と言い
とても遺跡の中では目立ちます。長い年月に計り知れない力を出します。







木道の狭い通路のほかに石組みの遺跡を歩く、他の遺跡にはありえない通路です。


ここから先はほとんどの遺跡が崩れ落ち、長い年月がわかります。
すでにペンメリアル遺跡は約800年以上の歴史を重ねてますが。




創建当初は数千の仏教信者が広大な土地に住んでたと言われてますが、民族の争いや
月日の流れは過酷です。熱帯のジャングルは瞬く間に寺院を覆い、見る影もないように石をも砕く、ここにきて凄まじさを感じました。







広大な土地に寺院は中央にあり、修復が困難な状態が見てもわかります。


遺跡の中に沢山のガジュマル、ラワン、菩提樹、アコウの樹木が沢山見られ
多くが巨木になり凄まじい光景を見せてます。



下の場所がペンメリアル寺院の入り口と言われてますが
すでに門は跡形もなく崩れてます。 時期に見ることが出来なくなると言われると、遺跡が好きな自分は見たくなる。
この場所まで足を運ぶ観光客は多くはいません。長年の思いが叶えられました。



訪問有難うございます。  最終はアンコールワット、トムその他、載せます。










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