春咲きの花木を除き多くの落葉樹は冬の休眠期が、11月ごろに剪定の時期が来ます。
剪定は大枝をチェーンソウで切り倒す作業と、良く樹木を見て樹形の来年のイメージを作る
細かな作業の2種があります。11月の中旬からはじめた街路樹の剪定がベテラン勢を入れての作業が
終わりました。 総数30本弱、アメリカスズカケの交雑種。
クレーンカーゴに乗り先端部を細枝を切る細かな作業。
樹形を三角形にイメージしながら下に剪定をしてゆく。樹木1本に3人の剪定士、カーゴに乗るのが自分です。
カーゴは位置移動が乗りながら出来るので作業がはかどります。でも上部の剪定は気を使います。樹木の生長を止める
寸止めをします。
剪定前の葉を茂らす樹木。
先端部は刃先の細かいノコを使い1本1本、丁寧に切ってゆく、この場所から新芽を出して
葉を茂らします。細枝は長めの剪定ハサミで切ってゆく細かな作業が続く。
太い枝は斜めに切る剪定が基本です。 露や雨などが溜まらないように。
剪定作業のひとつには落ち葉が大量に落ちる前に、すべてを樹木から落とす。落ち葉の清掃も大変な作業、
まとめて落とし清掃の作業をはかどらせる、下には作業員や樹木には剪定作業員など大掛かりな工程です。
底ゴムつきの地下足袋や命綱のフックも巻きつけての無事に作業を終えました。
川口駅前の左がケヤキの大木、茂ってるのがクスの木、右が剪定を終えた交雑種。
ガーゴに乗るのがmikioさんですか、すっかり造園部の人ですね。 そういえば高所の作業は建設時代にビル建設で慣れてるのが分かります。
多くを学んできた成果が今出てるのですね。
継続は力なり、言葉の重みを感じます。
やっと恩返しが出来たかなと、剪定作業が終わった日に
報告いたしました。 いつものように、にっこり笑う彼の姿から自分も満足できた報告が出来ました。 確かに高所はなれてましたが、作業はまだまだの感じです。
継続こそが、これからの道。応援してください。 有難う。