日本では公園樹として植栽されて樹高が30mにも及びます。一番の特徴は古代樹が何世代に
渡り沼地において、気根を作り上げたその姿です。 湿地帯に生き続けたヌマスギと言われる様に古代から洪水で水没する
樹木が生きるために気根、別名、呼吸根を地上に伸ばし、水没した水面から空気を取り込む
それが気根の役目です。 進化の証の気根の素晴らしさは、多くを見てきましたが新宿御苑の
姿が一番と自分は思います。落ち葉のスギ色が鮮やかにこの時期を色どります。
気根の長さが1mを越すのも見られます。この長さになるのには相当の年数がかかってます。
長くこの場所に来てますが長さが変わらないように見えます。それほどに成長が遅いと思われます。
気根は春先から成長をしますが、一年でわずかしか伸びません。気根は地中の太根につながってます。
地上に出た気根の姿は千差万別でとてもユニークです。
ラクウショウの実
今の時期は遠方より眺めるとスギ色です。この姿は思いをはせる、古代の姿。
初夏の新緑の時期、
春夏秋冬を通じてこの場所は古代樹の素晴らしさを見ることができます。
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