畑とともに過ごす日々

~有機農家の暮らし~

端境期の2月

2013-03-03 09:16:08 | 

毎年2月といえば、確定申告。
会計処理を済ませ、昨年1年間を振返りしばし反省などしつつ、今年も頑張らなくちゃと思います。

さて、2月の端境期は、毎日こんな作業が中心です。いわば3本の柱。

まず、ブルーベリー剪定。

畑を始めて10年以上が経ち、ブルーベリーの木1本1本にも違いが出てきました。
元気さ、勢い、形・・・。
虫害で根元をやられてしまうなど、更新したほうがよい木もあります。
つくづく、果樹というのは植えっぱなしというわけにはいかないのだ、と実感します。
剪定していると、畑に鋏のぱちんぱちんという音が響くらしく、畑に来た方にすぐ発見してもらえるのが良いところ。
木の本数が多くボリュームがありますが、好きな作業です。
でもそろそろピッチを上げなければ。

次に、片付け。

こんなふうに、畑に点在しているトンネル類を片付けます。
つくづく、人生は片付けの繰り返し・・・なんて思います。
畑に作物を植えるのは楽しい。
一方で、片付けとはなんと地味な作業か。でも、やらないと畑はまわっていかない。

杭を抜き、マイカー線をはずし、掛けていたポリや防虫ネットやトンネル枠をはずしていきます。
しげファームでは1つの畝が約50メートル。
ポリや防虫ネットもそれに合う長さになっており、これを集めて束ねるのが一苦労。結構な重さだし、朝露などで濡れているとどろどろなのです。

引っ張りながらつづら折りにして、端と端を結びます。
手足の短い私は力任せにできず、それなりに工夫が必要となります。。。

最後に、夜なべ仕事。
大豆の選別です。

千葉市の農政センターにある機械で、一度選別にかけてますが、もう一度手作業で、チェックします。
結構虫食いの豆があります。
これをやらずに放置すると、そのうち虫が発生して、とんでもないことになります。端境期のうちにやってしまわないと。

そうこうするうちに3月になりました。
もう種蒔きが始まります。
2月の作業が終わっていない!焦りだしている私です。


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