蚊の多い時期になりました。
畑の場所によっては、蚊が乱舞しています。
そんな時はとても作業に集中できなくなるので、蚊取り線香を腰からぶら下げます。
これは、天然の除虫菊を配合した蚊取り線香です。
除虫菊には、ピレトリンという天然の殺虫成分が含まれます。
その除虫菊を粉にして作られいて、合成殺虫成分は配合されていません。
蚊をやっつけるという点では、おそらく合成殺虫成分の入っている方が効くみたいですが、乱舞している蚊が寄ってこないだけでも、かなりありがたいです。
色は緑色ではなく、茶色です。
要するに緑色に着色されていないわけですが、そもそも蚊取り線香に着色が必要なのかわかりません。色の識別ができない犬が食べるドックフードに着色料が使われているものがあるのと、同じような気がします。
写真の蚊取り線香は生活クラブ生協で取り扱っているもので、もともと農家になる前から家で使っていたのですが、畑で殺虫剤を使わずに野菜を育てるのだから、畑の蚊に対しても合成殺虫剤を使わないのは自然な流れでした。
そして、有機圃場で使用できる蚊取り線香は除虫菊から抽出したものでなければならないことが、日本農林規格でも定められていたことを、先日ブルーベリーの有機認証を受けるために受講した講習会で知りました。
そんなわけで、この蚊取り線香を愛用しているのですが、とある農家の方が以前うちの畑に来られた時、私の腰からぶら下がっている蚊取り線香に気付かれて、
「だめじゃない」
と言われたことがありました。
その方は自然農を実践されている方です。
「一応これ除虫菊のなんです」
と私が言ったところ、
「あ、そう」と気の無いお返事。
「蚊取り線香とか、蚊の対策、何もされないんですか?」
「しない」。
会話はそれ以上続きませんでした。
今思うと、蚊ごときで心が乱れ、化学合成されたものだろうが天然由来だろうが、虫を殺すという考えを持つ私は、まだまだ煩悩にとらわれていて、その方の領域には達していないってことだったのだろうか・・・?と一人解釈しました。
まあ、もっとちゃんと会話すればよかったのですが。
多分、この先も私は蚊に心を乱されるでしょう。
今も、どうやらこの部屋にいるみたいで、さされたところが痒いです・・・。
私もたまに生活クラブの蚊取り線香がなくなってしまうと、別のところの除虫菊蚊取り線香を購入して使います。匂いがなんとなく好きです。夏の匂いです。一日使うと煙で喉が痛くなるので、必要だと感じる時だけつけてます。
これを見て、そういえば、帽子にセットして被るネットを持っていたことを思い出しました!視界が悪くなるのであまり使わずしまってましたが、また復活させようと思います。
作業中は長袖で皮膚は出さないようにしているので、問題は顔近辺なのです。
情報どうもありがとうございました。
ネットのウエア着てますが
足首から、服の上から刺されます
ワタシはりねんしゃの除虫菊かとり線香
愛用してます!
http://gakubun.jp/shop/html/products/detail.php?product_id=738&med=870
私も蚊に心を乱されますよ。
犬は予防しないとフィラリアになっちゃいますもん。蚊だって馬鹿に出来ませんよね。