Wanderers

試行錯誤のリターンズ はじめよう、ここから 日々のあれこれ・思うことなど 

読破

2013-06-30 18:56:33 | 本より
図書館戦争、とうとう全シリーズ読み終わっちゃいました。
まだ読みたくて、読み終わるのがもったいなくて、読み進めるのが楽しいような寂しいような。
久しぶりにこんな入れ込んだ作品に出会ったなぁって感じ。

有川さんの作品との出会いはレインツリーでしたが、その作品がこちらの作中に出てきたのも嬉しかったです。
最初から聴力がない人と、途中で聴力を失った人と。
まだ違いを覚えてられたのは、あの作品にすごく感動したからだと思います。

本編も好きだけど、別冊も楽しく読めたのは、やっぱり有川さんのラブが好きだからかな。
「クジラの彼」も「ラブコメ今昔 」も一気に読んだのを思い出します。

今回の図書館シリーズは、先に映画を観たおかげで、登場人物が全て俳優さんで動いてくれるという特典(?)付きでした。

もう、堂上篤は岡田くんだし、映画を観たときは若干の違和感を覚えた(ごめん)小牧も、ばっちり田中くんでした。
もう玄田さんなんてそのままで。

どの作品の影響なのか、石坂浩二さんはどうも一筋縄でいかないイメージがあったので(魔王か?)、映画の時にはホントに正義なのか途中まで不安だったのですが、本を読むともう稲嶺司令は石坂浩二にしか見えなくって。
別冊最後に「妻のお迎えを楽しみに待てる」って件があるんですけど、なんかそこで泣いちゃいました。
あとは楽しいことしか待ってないって。
凄い人だなって、素直に思えました。
上手く言えないけど、やることやって、やり残したことはないってことで、妻はいい頃合いで迎えに来てくれると思ってて。そしてそれを楽しみだと待てるその強さ。
凄いなぁと、素直に思いました。

舞台が図書館なので、図書館を利用しない割りに活字が好きな私にはそう遠くもないストーリーで、文字を選ぶという難しさを少しだけ垣間見ることができた気もします。
キャラがそれぞれ個性的なのもステキで、本編の中に挟みこまれる友情も愛情も美味しく頂けました。欲を言えばそこをもうちょっとっていう私みたいな人には、そのおかわりが別冊なのでしょうね。

読み進めてるこの数日、楽しかったです。
横浜に来て、出勤の移動中にも引っ張り出して読んだのは、コレが初めてでした。
楽しみをありがとう。
岡田くんの図書館戦争、DVD化したらぜひ手に入れたい!

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