短編集を読んでると、表題になっているお話しを読み終えた時点で、なぜか一冊読んだ気分になってしまったりします。
そうして、既読分をこのブログにあげようとして、実は全部読んでなかった!ということが何回かあったりします。
コレもそのうちの一冊。
クジラの彼 : 有川 浩
さて、こちらの本ですが、確かに読み終えて面白かった印象はあるのですが、実は今手元に本が無い為、詳しい感想を書けずにいます。
祖母が入院してまして、ヒマだという彼女のために、読み終わった本をまとめて渡すようにしているんです。
その中にこちらも送り込まれてしまっているようです。
当の彼女は恋愛ものよりサスペンス風なものを好む傾向にあるようで、見舞いに行ったときには伊坂さんの魔王を読んでましたけどね。
私も読みたいよ、魔王。
内容どう?って聞いたら「まぁ面白い」って答えてくれた祖母でした。
伊坂さんの作品って年代関係ないのね。
で、クジラの彼ですけど。
内容を思い起こす為にアマゾンを覗いてきたのですが、目次を見ても内容が思い出せないものが1作品・・・
もの忘れ激しいな、最近。
簡単に紹介しますと、この小説は国防というか自衛隊に関わる人の恋愛小説短編集となっています。
・潜水艦に乗ってる男性と会社員の女性
・自衛隊(三沢基地だったかな?)同士のお話
・潜水艦に乗ってる男性と国防系で働く女性
・自衛隊の男性が訓練地から脱走するお話
・航空機関連の仕事をしている夫とパイロットの妻
と、あと一作なんだったかしら?
ま、そんな感じです。
自衛隊同士の話とか脱走の話とか、詳細までちゃんと詰めて書いてあるのがさすが有川さんです。
解説の方も書かれてたんですけど、細かいところもちゃんと書いてあるの。
だから、大まかなストーリーはわかるけど、ここのところってどうなってるの?っていう突っ込みどころが少ないのが有川さんの作品だと思います。
そういう方の文体はすごく好きです。
しかも、彼女の作品はユーモアもあってテンポも良いし。
全部が国を守る仕事に就いてる人関連の話だったんで、職業ものの小説が好きな私は、今まで触れたことも無い世界を覗けて嬉しかったのですが、その中でも印象的だったのがパイロットの話。
どんなにけんかをしても、次の日の朝は笑って見送ってあげてください
だったかな。
そういうニュアンスね。
職業パイロット。
もしかしたら、朝出かけたままになるかもしれない。
夜は息をしていない状態かもしれないってことですよ。
パイロットが、陸上の会社員と比べてどのくらい危険度が高いのかってのは私には量れないけど、どこの世界にも通じることですよね。
だっていつ何があるかわからないですから。
自分が気をつけてたって、危険が向こうからやってきてしまう場合もありますからね。
この言葉自体にもハッとしたのですが、この言葉を贈られたときの夫の心情も印象的でした。
そういう人が自分の妻なんだっていう、ね。
こちらの短編集は恋愛を全面に出している作品なんですけど、よくよくあとがきを読むと、別の作品「空の中」「海の底」のスピンオフと取れないでもないようです。
もちろん、これだけでも十分楽しめますよ。
有川さんの話は面白いし、どうせだったら本編も知りたいのでまずは「空の中」を買ってみました。
こちらは恋愛ものじゃなくてスペクタクルエンタテインメントらしいです。
「海の底」のあらすじを確認したときも思ったけど、これまであまり手にしてこなかったジャンルの話しっぽい。
冒険ものとかサスペンスものとかじゃなくて、未知なるものとの遭遇的な。
まずは読んでみないことには始まらないんだけど、クジラの彼の倍くらい厚いな、ページ・・・
そうして、既読分をこのブログにあげようとして、実は全部読んでなかった!ということが何回かあったりします。
コレもそのうちの一冊。
クジラの彼 : 有川 浩
さて、こちらの本ですが、確かに読み終えて面白かった印象はあるのですが、実は今手元に本が無い為、詳しい感想を書けずにいます。
祖母が入院してまして、ヒマだという彼女のために、読み終わった本をまとめて渡すようにしているんです。
その中にこちらも送り込まれてしまっているようです。
当の彼女は恋愛ものよりサスペンス風なものを好む傾向にあるようで、見舞いに行ったときには伊坂さんの魔王を読んでましたけどね。
私も読みたいよ、魔王。
内容どう?って聞いたら「まぁ面白い」って答えてくれた祖母でした。
伊坂さんの作品って年代関係ないのね。
で、クジラの彼ですけど。
内容を思い起こす為にアマゾンを覗いてきたのですが、目次を見ても内容が思い出せないものが1作品・・・
もの忘れ激しいな、最近。
簡単に紹介しますと、この小説は国防というか自衛隊に関わる人の恋愛小説短編集となっています。
・潜水艦に乗ってる男性と会社員の女性
・自衛隊(三沢基地だったかな?)同士のお話
・潜水艦に乗ってる男性と国防系で働く女性
・自衛隊の男性が訓練地から脱走するお話
・航空機関連の仕事をしている夫とパイロットの妻
と、あと一作なんだったかしら?
ま、そんな感じです。
自衛隊同士の話とか脱走の話とか、詳細までちゃんと詰めて書いてあるのがさすが有川さんです。
解説の方も書かれてたんですけど、細かいところもちゃんと書いてあるの。
だから、大まかなストーリーはわかるけど、ここのところってどうなってるの?っていう突っ込みどころが少ないのが有川さんの作品だと思います。
そういう方の文体はすごく好きです。
しかも、彼女の作品はユーモアもあってテンポも良いし。
全部が国を守る仕事に就いてる人関連の話だったんで、職業ものの小説が好きな私は、今まで触れたことも無い世界を覗けて嬉しかったのですが、その中でも印象的だったのがパイロットの話。
どんなにけんかをしても、次の日の朝は笑って見送ってあげてください
だったかな。
そういうニュアンスね。
職業パイロット。
もしかしたら、朝出かけたままになるかもしれない。
夜は息をしていない状態かもしれないってことですよ。
パイロットが、陸上の会社員と比べてどのくらい危険度が高いのかってのは私には量れないけど、どこの世界にも通じることですよね。
だっていつ何があるかわからないですから。
自分が気をつけてたって、危険が向こうからやってきてしまう場合もありますからね。
この言葉自体にもハッとしたのですが、この言葉を贈られたときの夫の心情も印象的でした。
そういう人が自分の妻なんだっていう、ね。
こちらの短編集は恋愛を全面に出している作品なんですけど、よくよくあとがきを読むと、別の作品「空の中」「海の底」のスピンオフと取れないでもないようです。
もちろん、これだけでも十分楽しめますよ。
有川さんの話は面白いし、どうせだったら本編も知りたいのでまずは「空の中」を買ってみました。
こちらは恋愛ものじゃなくてスペクタクルエンタテインメントらしいです。
「海の底」のあらすじを確認したときも思ったけど、これまであまり手にしてこなかったジャンルの話しっぽい。
冒険ものとかサスペンスものとかじゃなくて、未知なるものとの遭遇的な。
まずは読んでみないことには始まらないんだけど、クジラの彼の倍くらい厚いな、ページ・・・
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