読んだらすぐにアップしとかないと、ついつい忘れてそのままにしちゃう手持ちの小説たち。
今月は割と読書にエンジンかかっちゃって、読み終えた本が溜まったのでいそいそとアップ。
の前に。
前回「本より」のカテゴリを触ったのはいつだったかしら・・・と振り返ってみたら
去年の11月
9ヶ月間、本読んでないとかなんて嘘。何してたの、私。
表に出さないことで己の不精さを露呈するという・・・
いつかしようと思ってると、つい延ばし延ばしになっちゃうっていう見本。
このままじゃ、そのうちにと思ってた観光地訪問の記事も書かずじまいになる可能性も・・・
近日中にまとめる努力はしてみよっかな。
と反省したところで(姿勢だけはね)、今月読み終えた本の紹介です。
毎度ながら、一言二言感想のボギャブラリーの少なさには定評があります。
あしからず~
そして、なぜか今回はちょっと甘くない感想になってる気が・・・悪気はないけどごめんなさい。
あ、ネタバレあったりしますので結末知りたくない方はご注意ください。
葬神記 考古探偵一法師全の慧眼 : 化野燐
たしか引越し時の空港の待ち時間に購入したはずなんだけど、その時に半分読んだまま放置しちゃってた・・・
ら、案の定、読書再開させたときにはそれまでのスートリーうろ覚え状態。
それが悪かったんだ、絶対。
なんか途中からワケわかんなくなってきちゃった
お話しは、遺跡の発掘現場での殺人事件とそれに絡まるモヤモヤってところかな ←ザックリすぎ
考古学に興味があってミステリ好きな方にはぴったりだと思います。
発掘現場の様子とか遺跡の状況とか出てくるしね。
そこに興味を向けられなかった私でも読み物としては普通に読めました。
でもこちら、シリーズ第1弾らしいんだけど、続きに手がのびるかっていったらどうだろ・・・
化野って「あだしの」と読む(作者名)ってのがいちばんの発見。
さよならドビュッシー : 中山七里
え?作曲家ドビュッシーのお話しじゃないよ ←笑うとこね
文庫本の帯に妻夫木氏のコメント「最後にどんでん返しがあってね、面白かった」とあったので背中を押されて購入。
ピアノ弾きの女の子が主人公なんですが、読んでみると、なかなかにクラシックというかピアノ三昧でした。
話的には面白いんだけど、どんでん返しに関しては・・・うーん。
私はミステリを推理しながら読むことをしないんですけど、「この描写ってことは、たぶんこの子達が逆なんだろうな」ってどんでん返しの部分を感じとれちゃったんですよね。
最初の時点でわかっちゃってるから、その後は「だからこの言い方なのね」とか「名前呼んでないし」とかもう裏付け作業的。
ただ、母親の件では「そんな偶然って」と思ったので、私的にはそこがどんでん返し的な驚きかな。
私にはアラベスクをちょっぴり弾ける程度の知識しかないんですけど、ストーリー的にはクラシックを知らなくても全然問題なく。
むしろ、これをきっかけにCD買っちゃおうかなって思える描写だと思いますよ。
どんでん返しに気付かなければ、普通に読み進められる作品かな。
ジェネラル・ルージュの伝説 : 海堂尊
殺人事件はちょっと控えたいなぁと思っていた時期に読破。
事故はあるけど事件はないので、素直に面白く読めました、物語部分は。
後半、作者の年表的なものとかこれまでの作品紹介が載ってるんですね。
年表を理解することによって作品に対する思いや医療の現状とかがわかるので、海堂作品をより楽しく読み解いたり理解するうえで「良い」っちゃ良いんですけど。
でも私が読みたいのはジェネラルのお話しなのよ、と思ったり思わなかったり思ったり。
以前に「ジェネラル・ルージュの凱旋」というお話しがあったんですが、それのスピンオフ版的作品。
ジェネラル速水の原点と、凱旋の別視点、速水が去ったあとの3作品がはいっています。
このシリーズの中でも私は速水先生好き(映画版の堺さんを脳内再生)なので原点なお話しは嬉しかったんですけど、この中でいちばん好きなのは三船氏メインの凱旋別視点作品かもしれません。
短いお話なんですけど、温かくなれる作品だと思います。
娼年 : 石田衣良
別作品「逝年」を表題買いしようと思ったら、どうやら「娼年」の続編らしかったのでこちらから読んでみることに。
石平さん(うっかり本名)の作品、持ってはいるのですが実は1度も読んだことがなかったなぁ。。。
私的には読みやすい文体で嫌いじゃないです。
ストーリーをざっくりいうと、主人公=娼夫のお話です。
主人公の友人の女の子が、好きだからこそそんな仕事をしている彼を罵倒するんだけど、彼女のいってることは正論でよくわかる。
でも「だけど」と思う。
きれいごと言ってても「娼夫」には違いなくて、非難される立場であるのはわかるんだけど、罵倒されてると「だけど」と思う。思える。
それは、主人公がこの仕事にかける喜びや生きがいっていうのがこちら側に伝わるからであって、彼の目線で物語を歩いていけたからだと思います。
一人称作品ってことではなくて、彼に引き込まれるって意味で。
「やってることは娼夫じゃん」ともちろん思うよ、思うけどってことね。
はい、そんな読書な日々。
読み物でいえば、翔さん露出の媒体を買ったはいいけど読みきれてないっていう宝の持ち腐れ状態だったり・・・
写真みてはニヨニヨしてますけどね。
今月は割と読書にエンジンかかっちゃって、読み終えた本が溜まったのでいそいそとアップ。
の前に。
前回「本より」のカテゴリを触ったのはいつだったかしら・・・と振り返ってみたら
去年の11月
9ヶ月間、本読んでないとかなんて嘘。何してたの、私。
表に出さないことで己の不精さを露呈するという・・・
いつかしようと思ってると、つい延ばし延ばしになっちゃうっていう見本。
このままじゃ、そのうちにと思ってた観光地訪問の記事も書かずじまいになる可能性も・・・
近日中にまとめる努力はしてみよっかな。
と反省したところで(姿勢だけはね)、今月読み終えた本の紹介です。
毎度ながら、一言二言感想のボギャブラリーの少なさには定評があります。
あしからず~
そして、なぜか今回はちょっと甘くない感想になってる気が・・・悪気はないけどごめんなさい。
あ、ネタバレあったりしますので結末知りたくない方はご注意ください。
葬神記 考古探偵一法師全の慧眼 : 化野燐
たしか引越し時の空港の待ち時間に購入したはずなんだけど、その時に半分読んだまま放置しちゃってた・・・
ら、案の定、読書再開させたときにはそれまでのスートリーうろ覚え状態。
それが悪かったんだ、絶対。
なんか途中からワケわかんなくなってきちゃった
お話しは、遺跡の発掘現場での殺人事件とそれに絡まるモヤモヤってところかな ←ザックリすぎ
考古学に興味があってミステリ好きな方にはぴったりだと思います。
発掘現場の様子とか遺跡の状況とか出てくるしね。
そこに興味を向けられなかった私でも読み物としては普通に読めました。
でもこちら、シリーズ第1弾らしいんだけど、続きに手がのびるかっていったらどうだろ・・・
化野って「あだしの」と読む(作者名)ってのがいちばんの発見。
さよならドビュッシー : 中山七里
え?作曲家ドビュッシーのお話しじゃないよ ←笑うとこね
文庫本の帯に妻夫木氏のコメント「最後にどんでん返しがあってね、面白かった」とあったので背中を押されて購入。
ピアノ弾きの女の子が主人公なんですが、読んでみると、なかなかにクラシックというかピアノ三昧でした。
話的には面白いんだけど、どんでん返しに関しては・・・うーん。
私はミステリを推理しながら読むことをしないんですけど、「この描写ってことは、たぶんこの子達が逆なんだろうな」ってどんでん返しの部分を感じとれちゃったんですよね。
最初の時点でわかっちゃってるから、その後は「だからこの言い方なのね」とか「名前呼んでないし」とかもう裏付け作業的。
ただ、母親の件では「そんな偶然って」と思ったので、私的にはそこがどんでん返し的な驚きかな。
私にはアラベスクをちょっぴり弾ける程度の知識しかないんですけど、ストーリー的にはクラシックを知らなくても全然問題なく。
むしろ、これをきっかけにCD買っちゃおうかなって思える描写だと思いますよ。
どんでん返しに気付かなければ、普通に読み進められる作品かな。
ジェネラル・ルージュの伝説 : 海堂尊
殺人事件はちょっと控えたいなぁと思っていた時期に読破。
事故はあるけど事件はないので、素直に面白く読めました、物語部分は。
後半、作者の年表的なものとかこれまでの作品紹介が載ってるんですね。
年表を理解することによって作品に対する思いや医療の現状とかがわかるので、海堂作品をより楽しく読み解いたり理解するうえで「良い」っちゃ良いんですけど。
でも私が読みたいのはジェネラルのお話しなのよ、と思ったり思わなかったり思ったり。
以前に「ジェネラル・ルージュの凱旋」というお話しがあったんですが、それのスピンオフ版的作品。
ジェネラル速水の原点と、凱旋の別視点、速水が去ったあとの3作品がはいっています。
このシリーズの中でも私は速水先生好き(映画版の堺さんを脳内再生)なので原点なお話しは嬉しかったんですけど、この中でいちばん好きなのは三船氏メインの凱旋別視点作品かもしれません。
短いお話なんですけど、温かくなれる作品だと思います。
娼年 : 石田衣良
別作品「逝年」を表題買いしようと思ったら、どうやら「娼年」の続編らしかったのでこちらから読んでみることに。
石平さん(うっかり本名)の作品、持ってはいるのですが実は1度も読んだことがなかったなぁ。。。
私的には読みやすい文体で嫌いじゃないです。
ストーリーをざっくりいうと、主人公=娼夫のお話です。
主人公の友人の女の子が、好きだからこそそんな仕事をしている彼を罵倒するんだけど、彼女のいってることは正論でよくわかる。
でも「だけど」と思う。
きれいごと言ってても「娼夫」には違いなくて、非難される立場であるのはわかるんだけど、罵倒されてると「だけど」と思う。思える。
それは、主人公がこの仕事にかける喜びや生きがいっていうのがこちら側に伝わるからであって、彼の目線で物語を歩いていけたからだと思います。
一人称作品ってことではなくて、彼に引き込まれるって意味で。
「やってることは娼夫じゃん」ともちろん思うよ、思うけどってことね。
はい、そんな読書な日々。
読み物でいえば、翔さん露出の媒体を買ったはいいけど読みきれてないっていう宝の持ち腐れ状態だったり・・・
写真みてはニヨニヨしてますけどね。