Wanderers

試行錯誤のリターンズ はじめよう、ここから 日々のあれこれ・思うことなど 

5/1 セルゲイ 鹿児島市民文化ホール 3

2007-05-03 13:42:46 | GOSなものより
はい、MCネタバレは先に書いたのですが、いちおう曲についても書いておこうかと思って「3」をあげてみます。
こちら、完全にみかの一言二言感想になるかと思われます。
しかも、全曲なんてセットリスト覚えておりませんので、印象に残った数曲になります。
それでも大丈夫な方は、どうぞのぞいてやってください。


オープニング
  Let it go
ああ、そんな狭いところで歌いきっちゃうんだーというのが正直な感想。
それと、思っていたカメムシよりも抑え気味(←どれだけ想像してたんだか)の衣装だったので、ちょっとホっとしつつガッカリ。
ラストの安岡氏のパートが大好きなんですけれど、聴けば聴くほど今日の安岡氏の声は愛くるしく聴こえてきました。
ぶっちゃけ、かわいかったってことです。


 Love has the power思わず、自分が口パク音なしで一緒に口ずさんでしまうも、歌詞がないと歌える部分が極端に少ないことを実感。←いまさら
この曲、Be as One の中で上位に入るほど好きな曲なんです。聴けるだけで嬉しい。


  侍ゴスペラーズ
ご存知自己紹介ソングで、歌いながらの移動は見なれたものですけれど、意外と客席の反応は礼儀正しかったような気がします。
黒沢氏が舞台向かって左側に一同を引き連れてやってきた時も、私の見える範囲では軽く手を振っている方々がいるぐらいでした。
逆サイドではキタマニとおぼしき方々が特に盛り上がっていたようですが・・・
そういえば北山氏、何か高いところに上りたくなるんでしょうか。
この日もご自分のパートはベンチに立って歌われていました。 

そういえば、安岡氏も何かの曲でベンチに立ち上がっていましたっけ。
ベンチに立つ姿も小ささを際立たせているようで(すみません)微笑ましかったです。

 Get me on
何はともあれ、北山氏
何回転したのでしょうか?
ずっと見て思ったんですけど、北山氏のターンって1→3回転ぐらいでスピードダウンして3~4回転くらいでまた加速するんですよ、たぶん。
数えてないけど、あれは5回転以上したんじゃないかな。
しかもヨロめきなし!
リフレッシュ効果がこんなところにも出ていたようです。
 

 The Ruler
酒井氏フューチャーですからね、メガホンマイク。
スタッフさんがマイクのコードを手繰り寄せてたりするのが気になるといえば気になるのですが、でもやっぱり大好きです。
北山氏のロボットダンス、いつの間にあんな芸当身につけたんですか彼は。
びっくりしちゃって口開いちゃいました。


そういえば、私が壁際の席だったの皆様ご承知の通りなのですが(知らなかった方すみません)、ライブ前半に明らかに関係者らしき人物が私の隣の通路にきて、1曲ほどの時間見て行かれてらっしゃいました。
ラフな格好にスタッフパス。室内だというのに帽子着用。
もんのすごい想像と妄想を働かせて、もしやウサギににている名前を持つあの方かしらなんて思ったりもしたのですが、いかんせんお顔は拝見はできませんでした。
っていうか、ありえないだろと自分でツッコミ。
夢を見たひとときでした(←バカ)


 Slow luv
最初に購入したゴスペラーズのアルバムは、この曲が収められているものでした。
何度聴いたのかなんてわからないほど聴きこんだあのアルバム。 
無論、この曲も何度も聴いているはずなんですけど、今日ほど安岡氏のパートを意識して聴いたことはなかったかもしれません。
すごい安岡氏の声が響く。
ラストは完全に安岡氏の声を追っていました。


 狂詩曲
はい、ウワサはかねがね聞いていたこの曲。
凝視する気は充分←アホ
あえて、ここでどうしたああしたのフリについては書きませんが、私、口あけてみていた気がします。
だって、曲が終わってハっとして口閉じたもん。
もー 酒井さーん
見ているこっちが恥ずかしくなっちゃって、でもしっかり見届けてきましたよ
北山氏の気だるい立ち上がり方は妙に生々しくてドキッとしました。ごちそうさまでした。


 Simple Words
曲中の「愛してる」部分で手話をされるんですが、村上氏と北山氏ってかなり自然ですね。
指先までをゆるく曲げて包みこむ感じが愛されてる気にさせてくれました。
酒井氏はたしか上の手を伸ばしたままで、親指も人差し指から離れ気味だったはず。
だからか、高貴っていうかなんていうか、清らかな愛って感じがしました。


 夜をぶっとばせ
懐かしい曲を色々やったところにコレをもってくるあたり、やられました。
酒井氏のHHBに北山氏の低音。
もう北山氏に赤のピンスポがきたときには、キャー
もちろん、私も叫びました。


なりきりに入る前に、北山氏から指導があったのですが、最初は黒沢氏のロングトーンをひきあいにだして
北山氏 「高い声で気持ちよさそうだよね。やってみようか」
で始まったはずでした。
最初は1音のみのロングトーン。
北山氏の高い声を思う存分堪能できるご指導。『月光』大好きな私にはたまりません。
でもね、何にしろ北山氏。
どうやったって北山氏。彼はドMではなくドSだろうといいたくなるほど、パターンを変えてきました。
まだ3音変化ぐらいには観客もついてきていたのですが、途中ですっごい低音が混ざりだして、隣で聞いてた村上氏も困惑+面白がってる顔に。
北山氏が歌う後をゴスのメンバーの歌ってくれるのですが、安岡氏はマイク食べてるんじゃないかって程に顔をしかめて低音をだしていました。
えーこの指導、6パターン~8パターンくらいありましたかね。
舞台上でメンバーは困惑+面白がるだけで、誰も止めようとしないところに愛をみました。
結局6音とかの変化についてこれなくなった観客。

北山氏 「飽きちゃいますよね」
安岡氏 「飽きたんじゃなくて出ないんだよ、声が」 
村上氏 「高い声が良いねって言ってたのに、なんでそんな低いんだよ」
北山氏 「得意分野に引き込もうかと思って」 

というやりとりで北山独唱会は終わり、なりきりへとはいっていきました。
ここでも、北山氏は指3本を口に入れて見せ「もっと歌って口あけて」と指導してましたよ。


 陽のあたる坂道
歌の感想というより、見た目なんですけど。
この曲、ステージバックが夕焼け色になって曲とリンクするんですよ。
きっとね、正面からみると夕焼けのスクリーンと、影になる門とそしてゴスペラーズっていうキレイな絵になるんだと思うですけど、私の位置からはゴスペラーズの向こうは真っ暗なんです。
もちろん、スクリーンが夕焼けなのはわかります。
でもその夕焼けに映りこむのはDJバリK~ん
彼が首をかしげるたび、そしてヘッドホンに手を当てるたびにフワフワと揺れるDJバリK~んの髪
まるで昔読んだ影絵本のほうに、たったひとり夕陽をバックにするバリK~んさんの姿に、思わず笑いをかみ殺しました。


MCはとっても楽しく、歌では感動とそして興奮と。
全体的にかなり熱かった気がします。比べる対象はありませんけれども。
楽しかったって、何度言っても足りないくらい楽しかったです。
まとまりのないレポとなりましたが、最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
最後にMC盤に書きそびれたコール&レスポンスを書いて終わりにしようと思います。それでは、また

村上氏 「GWなのに旦那を置いてきた人妻イェー」
村上氏 「旦那や彼氏と一緒にきているアベック、イェー」
酒井氏 「アベックって」
安岡氏 「アベックはね~」 その後、カップルと言い換える。
村上氏 「そんなの関係ねぇ、男同士で見に来たやつイェー」 ←結構いる。
村上氏 「男性だけイェー」 ←結構いる
村上氏 「男性で、オレ村上ファン、イェー」 ←“男性だけ”より声が増える
安岡氏 「増えたよ、今」
村上氏 「ウホ、増えた」(ご機嫌)
村上氏 「男性で安岡のファン、イェー」 村上氏より声が落ちるも、“男性”だけよりいる
安岡氏 「いた、良かったよ~いたよ」
村上氏 「声だせー、みんな叫べ、ギャー」 ←会場中がギャーと叫ぶ

ご満悦な村上氏でした。

5/1 セルゲイ 鹿児島市民文化ホール 2

2007-05-03 13:36:13 | GOSなものより
はい、MC中心のセルゲイネタバレを進めているわけですけれど、すごいね「1」
ライブに行ってきたのに、曲の感想とか全然ないもんね。
読み返してみて自分で「どうよっ」とツッコんでしまいました。
あとで曲についても触れてみようかしら。

さてさて、セルゲイ鹿児島から2日が経過したのですけれど、申し訳ないことにずいぶんと記憶があやふやとしてきました。
一応、メモらしきものも取っていたのですが、後半は楽しみすぎてて自分で読み直しても?だったり。
覚えていることはUPしようと思っていますが、それはねちょっと「みか視点」に偏りまくりでありますので、言い回しとかフリとか雰囲気で書かせていただきます。
順不同、それでも大丈夫という方はのぞいてやって下さい。

それではどうぞ~


5月1日はセルゲイ51本目。
5月1日はメーデー。
酒井氏と安岡氏は、全編を通してこれをひっぱっていました。
安岡氏 「こんなにメーデーって言う日もないよね。小学生で習って以来だ


えーと、話の前後がどうしても思い出せないのですが、言いたいのでひとつ。
全員がステージからはけてしまったら、とか自分でアンコールとか言い出しちゃってねとかの内容だったとは思いますが。
安岡氏 「で、マイクでアンコールって言っちゃうんだよね」
村上氏 「自分からな」
安岡氏 「やらしいねえ
この安岡氏の「やらしいねえ」がものすごくマイクにのってしまって、すごい響いたんですよ。
スラっとしゃべるんじゃなくて、やらしいの『や』にすごいイントネーションをかけた『ぃや』っていうヤス独特の発音で。
なぜか空気が一瞬歪み、それでもそのまま話を続けようかとチラホラしゃべりだすんだけど、
黒沢氏 「そんなマイクで“やらしいねえ”って
と、ひろう。
すると、やっぱり他のメンバーも思っていたのか口々にマイクに乗せて言うことではない、とか非難しだす。
安岡氏もちょっとそんなことを思っていたんでしょう。何度か「やらしいねえ」とシレっと普通の発音で言ったあと
安岡氏 「申し訳なかったね
と、末っ子 お兄ちゃんに怒られて拗ねながら謝るの図。


けっこう盛り上がっている最中に、いたって普通のテンション口調で
村上氏 「インフォメーションなんですけど」
この“インフォメーション”はもちろんエナメルブラザーズのCD発売の件だったのですけれど、村上氏がたじろぐ勢いで観客が反応。
村上氏 「実は7月にCDが出ます」
観客  「イエーイ
村上氏 「えっ、あっ、CDっていってもゴスペラーズじゃ・・・
と、いきなり鼻をつまみ出し、名前を曖昧にしながらのMC。
後は黒沢氏が引き継いで内容説明していたのですが、村上氏が黒沢氏の名前さえ鼻をつまんだまま紹介するもんだから
黒沢氏 「そこはちゃんと言っていいだろ」
と笑っていました。
黒沢氏 「去年の夏には決まってなくて・・・でもとうとうレコード会社が決まりまして、キューンレコードからCDが出ます」
村上氏 「デキレースですけどね
と、黒沢氏がやっとCD出せます風に語っていたのをサラっとツブしてました。
同じインフォメーションで合唱課題曲にも触れました。
安岡氏 「たくさん歌ったり愛したりしてください」
というのが印象的。
村上氏 「コンクールには出れないけどね」
安岡氏 「歌うのは自由ですから」
そのとき、北山氏は機械の調子でも悪かったのか、舞台袖に向かって何か指示を出しながらテクテクと引っ込んでいって、でもすぐに帰って気ました。
4月から新たに始まったラジオのお知らせもしたのですが、酒井氏が番組概要を話すのに、村上氏はちゃちゃをいれるばかり。
酒井氏 「CMなしでまるまるかけちゃうってのが面白いところでしょ」
村上氏 「俺はそうやって酒井とペチャクチャしゃべってるのが面白い」
酒井氏 「なんだよー
村上氏 「全然話しかみ合ってねーなー」
酒井氏 「おまえ肉と魚だったらどっちが好きなんだよ」 
村上氏 「かみあわねー」
酒井氏 「肉と魚どっちが好きなんだよ」
村上氏  ・・無視・・
そんな感じでインフォメーションは終わりました。


最後の挨拶ですが、村上氏・安岡氏・酒井氏・北山氏・黒沢氏の順。
村上氏・安岡氏まではひどく順調だったのに、酒井氏がやっちゃいました。
村上氏の内容は・・・すみません。
安岡氏 「毎分30ℓはいきませんが、1ℓくらいは汗をかいたと思います。また来ます
酒井氏 「(観覧車だか水族館だとか、長々と話をしたあと)神奈川で、あっ鹿児島で
と、地名のいい間違い。酒井氏は間違った瞬間とっさに自分の頬を叩いて言い直していましたが時すでに遅し。
客席やいのやいの。門の前の村上氏と安岡氏も二人でゲラゲラ笑っているのがわかりました。
舞台上の黒沢氏もゲラゲラ、北山氏はフラフラするまで笑っておられました。
もうここからは酒井氏もグダグダで、「やっちゃったなー」とか言い出す始末。 
酒井氏 「よーし、こうなったらまたいい間違えてやる。来年も絶対同じところで言い間違いしてやるからな、待ってろよ。ぜったい来いよ
と客をあおって階段を上がっていかれました。
そんな空気の中、酒井氏の話を引きずることなく北山氏が前へ。
北山氏 「安岡は絶対1ℓ以上汗出てると思います。」 
と、チラリと安岡氏をみやりボソリと発言。 
北山氏 「13年前何をしてたかなーと考えたんですが」
観客  「めがねー」
北山氏 「ああ、眼鏡はしてたよ。今もしてるよ 94年はベースボーカルをはじめた時で、もう少ししたら黒沢さんと酒井さんのグループでやるようになるんです。そうやってズルズルと・・・」
このズルズルのところで北山氏が言いよどむんですが、その後ろで黒沢氏が左足をジリジリと広げながら、ズルズルとリンクしていました。
ズルズルとって、イヤなわけじゃなくてねと続けて、今日は楽しかったと話をまとめられていました。
酒井氏だったか北山氏だったかが、黒沢氏はきっとMCをかまずに上手に話してくれるみないなコト言ってハードルを上げていたので、黒沢氏はオズオズと前へ。
そのPTAのお父さんよろしくの立ち姿にいっせいに「黒ぽーん
黒沢氏 「緊張してます」
すると門の前から
酒井氏 「がんばってくれ・頼んだぞ」
という風な声援をマイクにのっけてボソボソと言い続けておりました。
黒沢氏 「水泳をしてるのは良い身体になりたくてってのもちょっとあるんですけど、やっぱり歌を歌うために・・・」
と歌を愛してやまないことを話されていました。
あのラストですから、ちょっとしんみりしながら黒沢氏の最後の挨拶を聞いていたのですが、門の前に着くと酒井氏から「ありがとう、良くやった」とお褒めの言葉。
それに黒沢氏も「やったよ」と受け答え。
最後まで北山氏も口元には笑みが浮かんでいたかと思われます(私にはそう見えた)


と、いう感じのセルゲイ鹿児島でした。
文字いっぱいですから読みづらかったとは思うのですが、少しでも楽しさが伝われば幸いです。
もう、この長旅にも終わりが見えてきましたね。
これから参加される方、思う存分楽しんできてくださいね