セルピコ - SERPICO (1973)

腐った組織の中で輝く、勇気ある行動。

　警察官のセルピコが瀕死の状態で運ばれるショッキングな状況から始まる。なぜ彼は撃たれたのか？ その問いの答えが、セルピコが警察学校を卒業した11年前にまでさかのぼり、回想形式でつづられる。
　社会派の巨匠シドニー・ルメット監督が、警察内の腐敗に立ち向かった実在の警官フランク・セルピコの孤独な戦いを映画化した硬派ドラマ。アル・パチーノ渾身の熱演と、リアルな息吹を伝えるルメット監督のドキュメンタリー調の演出が強烈な印象を残す力作。



正義を貫くことって、とても難しいことですよね。
それが、さらに悪いことに周りがほとんどすべて敵な状況で。
それでもここまで正義を貫いたことに敬服します。


エンターテイメント性は全くない映画ですが、見た人の心を良い方向へと導いてくれる、とても良い映画だと感じました。



・作品ページ
セルピコ(allcinema)
セルピコ(Wikipedia)

・動画
予告(Youtube)