陽のあたる教室 - MR. HOLLAND'S OPUS (1995)

教師として親として…。

　作曲家になる夢を捨てきれず、生活の為に仕方なく高校の音楽教師になったホーランド。教師の経験などもちろん無い。待っていたのは音楽に対してまったく関心のない、やる気のない生徒たち。しかし、子供たちのもっている可能性に気づいた彼は、音楽の素晴らしさを彼らに教えようと決心する。その後、子供が産まれ父親になったホーランドだが、最愛の息子の耳は生まれつき聞こえなかった……。
　30年間にわたる音楽教師と生徒たちの触れ合いを、時代ごとの音楽を織り交ぜながら綴った感動ドラマ。作曲家になる夢を抱きながら、生活のために高校の音楽教師になったホーランドだが、次第に生徒たちに音楽の素晴らしさを伝える喜びに目覚めていく。



素晴らしい！

教師という職業を知っているだけに、感動も一入。
教師だけでなく親としての部分でも、とても感動でしたね。
特に、息子と心が通じ合うとき。
誰とでもそうだと思うのですが、やはり心が通じ合うのは良いものです。
最後の演奏シーンは、涙ものですよ。
30年間の集大成！って感じで。

それと、所々に入る時代を感じさせるシーンや音楽。
時代の流れを感じますね。
それと共に、中には懐かしさを感じるものもあったり。
（実際にその当時を生きていたわけではなくただ何年か前に知っただけで、その知ったときのことを思い返して懐かしいというだけですが…。）

そんなわけで、とても感動する映画でした。


生徒の成長した姿を見るというのは、教師冥利に尽きますね。



・作品ページ
陽のあたる教室(allcinema)
陽のあたる教室(Wikipedia)

・動画
予告(Youtube)