破線のマリス(2000)

真実は目の前に

報道番組の事件検証コーナーは、映像編集者・遠藤瑤子のキワどい編集で高視聴率をとっていた。ある日、瑤子のもとに郵政省の内部告発テープが持ち込まれ、瑤子の編集のもと上司のチェックをすり抜けて放送された。



有名な映画…ですよね？
ストーリーには疑問の残るところがたくさんありますが、
エンターテインメントとしてはとても面白い作品。
このあとどうなるんかなっていう、
ちょっとしたスリルもありますよね。
侵入するところとか。

また、
報道のあり方に疑問を投げかけるとともに
人間はいつどこででも簡単にストーカーになり得るし、
殺人犯になり得ることも教えてくれていると感じます。


テレビの画面は525本の横線によって切れ切れにされている。
横線は実線ではなく点からなる破線。
これが集まって画面に絵柄が浮かぶ。
マリスとは悪意。
意図的に悪意の中傷を映像に潜ませることは禁じられている。



・作品ページ
破線のマリス（「Asmik Ace Entertainment」）
破線のマリス（「allcinema」）
破線のマリス（「Amazon.co.jp」）