みどり子育て応援団日記

イベントレポートや、メンバーの育児や生活に関するお話をご紹介していきます。感想など、ぜひコメントをお願いします!

揺すぶられ症候群の講座@緑市民病院

2018年05月17日 | 講座
なごやキッズステーションと緑区役所の共催で
「揺すぶられ症候群予防プログラム」の講座が
緑市民病院の会議室をお借りして行われました。

緑区内外の子育て支援者のみなさんが
いっしょに学んでくださいました。

講師は、CAPNAの井上光子先生

揺すぶられによって
脳の中はどうなって、後遺症が残ったり死亡に至ったりすることを
タッパの中の卵を揺らしてみて
実体験させていただいたり、
人形を実際に揺すってみたり。


またこの原因である赤ちゃんの「泣き」を
深く教えていただいたりしました。





以下は、応援団メンバーの感想です。


☆良かれと思って高い高いやら、激しいあやしが危険かと気になっていましたが、激しさの程度が違うとわかりました。

あと、激しい揺さぶりが暴力であるとはまず思わない、逆に一生懸命あやしているという意識で、暴力の自覚がないのは共感できました。たぶん、頑張ってる人ほど、直接的な暴力ではない、そういう意図的でない暴力を加えてしまうのかなと。親が知らないまま子どもが大きくなったら、それが形を変えた言葉の暴力になってしまうのかも、なんてことを考えました。

それを含めて、うまく話を聞いてあげられたらいいなと思いました。



☆揺すぶられの講座は、一人目育児を一人でしていた頃を思い出しました。
泣かせてはいけないとか泣き止まないのは
自分がママとしてダメなママなんだとか思っていました。
今思えば、誰かがそう言ったわけではなく自分自身で勝手に思い詰めていたように思います。
今日何度も講師の方が「いろいろやってみてそれでも泣き止まなければ
安全を確保してちょっと離れてみるのもいい」とか、
「泣き止まない時もある」というお話は、当時の自分に聞かせたかったと思いました。
でも、当時の自分がそれを聞いても受け入れる余裕があったかといえば
無理だったかもしれません。
ちょっと辛くなっているお母さんに受け入れて
もらえるような信頼関係を気づきながら、お母さんを否定せず上手く伝えるスキルを身に付けなくてはと思いました。

卵の実験や赤ちゃん人形を使っての体験は、リアルに恐くて可哀想でした。
ただいわゆる虐待と違って暴力をふるってはいない、泣き止ませようとしただけという保護者の感覚が
この事例の難しさでもあると思いました。



☆揺すぶられ症候群のはなしを聞いてきました。
玉子は、写真の玉子を赤ちゃんの脳と見立てて、落としたり、揺さぶったらどうなるか。の実践でした。
皆さんのご想像どうりの状態になるのですが、リアルに怖かったです。
虐待してしまう親、知識不足で、自覚なしにおこなって死に至らしてしまった親。
それぞれの生きてきた背景は私にはどうすることもできない問題かもしれないけど。
揺すぶられた子がどんな状態になるかと言う正しい知識は伝えていこうと、思いました。
最後に、講師の方が、子育ては一人の人間が生きていく、大切なこと。
だから、夫婦できちんと考えることが大切だと。最後に言ってました。
大切な宝物である子どもが、悲しい目にあいませんように。
大切な宝物である子どもを虐待してしまうほど、追い詰められる親が誰かに助けが求められやすい世の中になりますように。
そんな事を思いました。 


コメント
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