お茶会めぐり  ~ 日々旅好日 ~

着物とお茶会の日記です あ、最近は旅行の日記です(笑) たびねすで旅行ナビゲーターやってます♪

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ステテコ (*^_^*)

2010-05-11 13:00:01 | 着物
真夏に向けてステテコを買いましょう


ご紹介するのは着物用の「ローライズステテコ」






このステテコ優秀です。

私は夏のお稽古(お茶)では、必ず着用しています。

正座したときの汗をかなり吸ってくれて、不快感なし

私はほとんど汗をかかない人なのですが(健康ではないのです)、それでも夏のお稽古の正座時には必須です



今ちょうど安いみたいです(~5/14のお昼頃まで)











世界遺産 高野山

2010-05-10 14:24:48 | 高野山
久しぶりの一人の時間。。

世界遺産の高野山に行ってまいりました

 急勾配をケーブルカーで上っていきます





とは言っても、ただのお墓参りです(笑)





あ、歴女じゃないです(武将のお墓参りではございません)

みぃ家の母方のお墓は「奥の院」にあり、ご先祖様は名だたる武将さん達のお墓と『一応(笑)』同じ敷地内で眠りにつかれているのです




なので、「世界遺産」と言われても、小さい頃は「奥の院」なんて、遊び場でした。
けど、けっして「かくれんぼ」はしませんでしたよ。
ホントに見つからないので(笑)




そう。水かけ地蔵さん達にもヒドイ行いをいたしました(笑)
改めて水かけ地蔵さん達を見ると、ココロが痛みます。
今はそお~っと足元にお水をかけさせていただいていおります





御先祖様より前に、まずはお大師様(弘法大師様)にご挨拶




ここ(玉川)より先は聖域です

ココロを静めて、入る前に一礼(もちろん出る時も)









久しぶりに「弥勒石」を持ち上げてみようかと。
http://www.reihokan.or.jp/yomoyama/various/oku/meiseki/miroku/04.htm←弥勒石とは



ふんっ!!










着物なので無理はせず、そっと元あった位置へ戻します







すごい線香の香り。。と、煙(笑)


さながら長谷川等伯の松林図屏風の世界です。
http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=80943
違うのは、松⇒杉、霧⇒線香の煙、、です






奥の院の顔見知りのおじさん、いつも一の橋近辺にいるのに、この日は見かけなくて心配してたら結構奥の方にいらっしゃいました。




無事お墓参りを済ませて、20年ぶりくらいに刈萱堂を見学。
http://www.reihokan.or.jp/yomoyama/various/addition/else/ishido/karukaya.htm
↑石堂丸の悲話です




行きの電車で話しかけてこられた自称高野山通の女性に聞いた「あんぷ」のお店の前を通りかかったので、ちょっと入ってみました。

最近の高野山土産は、「みろく石(まんじゅう)」ではなく、「餡麩(あんぷ)」らしい







話しの流れで、私の母が高野山出身だという話しを、お店の女性にしたところ、「なんてお名前ですか?」と。

名字言ったところでわからないだろうと思いながらも、「○○です」と言うと、「大工の○○さんですか?それとも中の橋の○○さんですか?」と!

「中の橋の○○です」と答えると、
「交流はありませんでしたが、お名前だけは存じております」とのこと。



恐るべし!高野山!

なんて狭いの(笑)




と、話しも弾んで、本来サービスしていないらしいけどサービスしてもらい(笑)、餡麩たくさん買って、次は濱田屋さんへ。





ごま豆腐の濱田屋さん(中から、のれん越しの写真)





実は、みぃ家は「ごま豆腐の鈴木」と繋がりがあるので、鈴木のごま豆腐しか食べたことがないのです


この日の墓参りは、親族もおらず、鈴木の一族もいらっしゃらず、ちょっと濱田屋さんにウワキ





あっ、鈴木の胡麻豆腐もオイシイですよ
買ってね
(龍神温泉の旅館にも卸してるくらいだから








濱田屋さんの後は、抜け道を通って金剛三昧院へ。


   

石楠花(しゃくなげ)が見事でした






時間的に檀上伽藍は無理なので、せめて金剛峰寺だけでも…

   
ひっそりとした裏門がスキ            金剛峰寺には秀次自刃の間があります



        
京都も好きだけど、やっぱり高野山いいわぁ~               御朱印帳すっごい達筆!!
この廊下を歩いているとき、後姿かなり写真撮られました(着物なので)
1枚ほしいなぁ(笑)



金剛峰寺でお坊様のお話しを聞くのがスキなのですが、なんだか静か。
水屋の女性に聞いてみたら、「午前はいたんですが、午後はお休みされてるんです ごめんなさいね」とのこと。







まぁ、いいや。女人堂見て帰ろう


ここから先が高野山

昔は、女性は高野山に入山できなかったんですよ。ここで足止め。






実は3年振りの高野山。お墓参りするにはちょっと遠い。。




改めて、「高野山好きだな~。癒される。。」と思いました。



次回は泊まりの予定です

 
「大円院」
↑妹が墓参りの際に泊まった宿坊
「場所良し、値段良し、料理良し」だそうです



「金剛三昧院」←今回しゃくなげを見にいったところ
多分、高野山で唯一、宿泊可能な世界遺産の寺院だと思います。
金剛三昧院お庭はこんなカンジでした↓















苔香居のお茶席

2010-05-08 09:07:14 | お茶
昨年もお邪魔したのですが、またまた苔香居の泰庵に行って参りました

   ←泰庵


昨年は3日間の開催でしたが、今年は期間を延長して5日間の開催。

雑誌(きものサロン)に掲載されたこともあってか、結構な混雑っぷり

最初の2日間は一般公開、後半3日間は招待客のみ、なので、実質昨年と同じくらいの混雑かと思いきや、最終日ということもあっての大混雑






苔香居は、嵐山の手前にあります。
苔寺とか、鈴虫寺の近所ですね。

お寺ではなく、個人のお宅なのです。スゴイですよね…。。
       ↑この「個人」が後ほど話題に…








立派な門を抜けると新緑のマブシイお庭が







お茶席が混んでないうちに、先に行ってきたくださいと言われ、泰庵へ。
一度門を出て、塀沿いにお茶室のある場所へ向かいます。
どれだけ広い敷地なのでしょう…

待ち合い

お菓子をいただきます





中はこんなカンジ









ワタクシ


友人が撮ってくれたものなのですが、見てビックリ

首と顔の色が違う…

そう、前日は炎天下のなか、ラウンド(ゴルフ)してたのです



焼けないように気をつけよう。。

でも、すぐには白くならないから、ファンデをワントーン暗くしなくちゃ







泰庵の前で

裏千家学園の生徒さんが「よろしければ撮りましょうか」と言ってくださったので、お言葉に甘えて

いい塩梅にブレてて(笑)、ボカシなしでも掲載できる写真となりました

この日は一眼レフ持っていってたので、扱い慣れてない人には難しいのよね

でも、お心遣いに感謝です






この後、展示されている時代モノの着物を見学して、お蕎麦席へ。


お蕎麦を食べ終わった頃にご主人が挨拶に見えられて、「いかがでしたか?」と。


その時、友人が「もしかして山口さんではないですかっ!!」と。

山口さんも、「あれぇ~!!懐かしいなぁ~!!」ということで、どうやら知り合いだった模様。


しかもこれが20年ぶりの再会らしい




でも、その前に、私とご主人とは①到着時にご挨拶②お蕎麦席に入った時にご挨拶、と二度言葉を交わしてたのに、なんで気がつかなかったのか…?

後で友人に聞いたところ、「山口さんは京都の良家のおぼっちゃま、とは聞いていたが、まさかこんなすごいお宅の何十代目かのご当主だったとは…」と。

「まさか20年振りに再会するなんて…」と感慨深げでした




私とほかの友人たちは、「こんなすごいお宅のご当主なのに、身をやつして一般企業にお忍びで勤めていたなんて、カッコイイわね」とプチ妄想。

多分、別に身をやつしてたつもりもないでしょうし、お忍びだった訳でもないと思うけど(笑)





そして、高槻からこの日のために出張してきてるコーヒーやさんのオイシイコーヒー席


美味しいコーヒーの入れ方で「お湯を注ぐと新鮮な豆だと饅頭のように膨らみます」とありますが、本当に見事に膨らみました

私も焙煎したて、挽きたてのコーヒーを届けてもらっていますが、やっぱり前日焙煎のその場挽きには負けます。全然違う







この日の着物は珍しく小紋なのですが、実は「胴抜き」仕立てなのです


「胴抜き」についてはまた後日。。














淡路島にて鯛茶事 ~茶事~

2010-05-07 13:47:35 | お茶
無事、お寺へ到着。


とてもキレイな、近代的(?)なお寺でビックリ!!



なんだか少々あわただしく席入り(自業自得…)


    ワタクシは江戸小紋

お茶事なので、残念ながらカメラは持ち込んでおりません。
ここからは写真なし



《初炭点前》
 この日は釣り釜。
 私もお稽古では釣り釜の初炭点前しますが、私がやると、釜がぐ~らぐ~ら揺れるのですが、流石に揺れませんね(笑)
 景色に見とれながら、これから始まるお茶事への期待が高まります


《懐石》
 この日は「鯛づくし」
 鳴門の渦にもまれたピチピチの鯛です!
 お、おいしい…
 個人的には特に鯛飯が
 あまりの美味しさに、またしても「譲り合いのココロ」が消滅しておりました(笑)
 お酒も美味しく、普段飲まれない方までがほろ酔いに…
 
 懐石…、、いろいろと決まりごとが多いので、全員揃って少々緊張しておりましたが、あまりのオイシイ鯛料理に気持ちもほぐれ、和やかな雰囲気でした


《主菓子・中立・席入り》
 お菓子をいただいて、一旦退席します。
 銅鑼の声で再び席入り。
 音が聞こえてきたのでつくばっていると、なにやら後方からパシャパシャと聞こえてくる。
 恐る恐る振り返ってみると、5~6人が一斉にカメラを構えて一心不乱に撮っていた(笑)
 貴重な写真がいただけそうです(笑)



《続き薄》
 濃茶⇒薄茶の続き薄。
 オイシイお茶。
 柳桜園。




数々の素晴らしいお道具…。
どれもが主役になれそうなものばかりなのに、不思議と調和してる。
何故かしら @_@;
「すごいな~」という言葉しか出てこない自分が悲しい(T_T)



覚えていた数少ないお道具たち…

日が経つにつれて、更に忘却の彼方に…





お茶事が終わって、待ち合いに帰ると、お軸がチェンジされていた



若冲の海老の絵に…



「鯛茶事」にちなんで、「海老で鯛を釣る」の「海老」の絵
 →海老に釣られたワタクシたち(鯛)10尾



そういえば、お花は「鯛釣り草」だったな



ご準備大変だったことと思います。

たくさんのお心遣いとお茶目な遊びゴコロに感謝です

「お茶ってこんなに楽しいもんだったんだぁ~」と再発見


記事書いてるうちに、今月お休みのつもりだったお稽古、また行きたくなってきた






 
 









京都 ~ 長谷川等伯展-三十三間堂-平等院 ~

2010-05-02 22:35:50 | 着物
新緑の季節です


待ちに待った単日和(ホントは単は6月からです)



楽しみにしていた長谷川等伯展
混雑状況はコチラhttp://www.kyohaku.go.jp/cgi-bin/navi2.cgi

早めに並んでくれていた友人のお陰で、10分ほどの待ち時間で入場できました


平面のはずなのに、3Dに感じられる「松林図」はやっぱりスゴイ

ひんやり、しっとりとした霧を感じました



そして三十三間堂



昔、古代インドに興味を持って、ヒンドゥーの神々のことをちょっと調べたことがあったので、結構楽しく拝見できました
ラーマーヤナ読んだりもしたし(笑)

   御朱印




三十三間堂の駐車場で

「そこからは出れませんよ」と警備員さんに声をかけられました。

「あ、そうですか。すみません。」と立ち去ろうとした私の後姿に、

「ほう…。紅型ですね。それも本紅型。」と警備員。

「そうですが…。よくご存知ですね。」

「城間栄順さんですね。」と警備員。


   白大島と城間栄順の紅型


ビックリ!!
何者!?この警備員

「そちらの業界の方ですか?」と聞いたところ、やはり、昔、帯を作っていたとのこと。




結構多いんですよね。京都。

昔、着物関係の仕事をされていたけど、商売成り立たなくて、警備員とかタクシーの運転手をされていらっしゃる方。

私の元元元元彼のお父さんも西陣の人で、昔は着物を作る工程の一つを担っていたらしいのですが、現在はタクシー運転手さんです。今も西陣に住んでますが。





そしてランチはお決まりの「ハイアットリージェンシー京都」

着物割引半額ですよ
(予約してね)





食後は(なぜか)宇治へ。空いてそうだから(笑)


の、ハズが、大混雑の平等院鳳凰堂

     
手前がつつじで、その向こうが睡蓮(まだ咲いてないけど)




平等院のお庭に入るのに20分待ち。鳳凰堂に入るのに2時間待ち。



藤が見頃







疲れたのでティータイム








中村藤吉http://r.tabelog.com/kyoto/A2607/A260701/26000722/でお茶するのに1時間半待ち。