海を渡って大炉の茶事へ 2013-02-18 20:22:53 | お茶 大炉の季節 お茶事にお誘いいただきました 大炉にぴったりの寒い日でしたが、ちょっと南の島にあるお寺さんなので、大阪より暖かい 待合の掛物は「東風到」 梅の画が添えられてえて、春の到来を思わせます 汲み出しも黒の中にぼんやり赤い模様が入っていて、梅に見えます お正客さんが「ショウホウと書いてありますよ」と言われたので、「須田祥豊」でしょうかね? 私多分この汲み出し何度か拝見していると思うのですが、なんせ忘れっぽいので、いつお呼びいただいても全てのお道具を新鮮に拝見できて良いです(←ポジティブ) 今回、有難くもお詰めのお勉強をさせていただけるということで、私が余裕を持って茶事の様子をお伝えできるものここまでとなりそうです(笑) お詰めのお仕事は何回かやらないと覚えられません お詰めのお仕事は何回やっても覚えれれません 腰掛待合を整えたり、器を茶道口へ返しに行ったりするのは覚えているのですが、つい気が緩んで茶室の戸を閉めるという単純作業を忘れたりします 今回のお茶事は逆勝手なので、まさに「勝手が違う」 特に炭点前が見どころです お客は逆勝手は気にしなくていいと聞いていたのですが、そうは言ってもお道具を返すのも場所や並びが違います お正客さんと「であい」でお道具を返すのですが、「ええっと、この場合はこうなるんですかねぇ…、そして、こうでしょうか?」などと、並べ方を相談しながら、これもまた楽し ここ数年大炉のお稽古はサボっていましたが、来年は大炉しようかな…と反省 お天気にも同席の方々にも恵まれ、心に残るお茶事でした 着物:秦流舎のお召「霞」 帯:加納幸「疋田遠山」 帯揚:小石丸別染め 帯締:? 私(の脳みそ)も春でした 私の情報源 にほんブログ村