お茶会めぐり  ~ 日々旅好日 ~

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第19回 今日庵訪問 兜門をくぐって…

2012-05-16 18:26:22 | お茶
ここからが本番








全員できょろきょろしながら玄関へ続く露地を歩きます



以前来た時は気づかなかったのですが、赤松の枝が玄関まで伸びて、それはそれは素晴らしい






建物内には沢山のお茶室があるのですが、全員では回れないので、いくつかの班に分かれて大先生方が引率されます

「迷子にならないでくださいねー」と






御祖堂を拝見させていただきました

普段はもちろん入れないらしい

「次に来られるのは教授になられた時ですね」と言われ、みな厳粛に頷く
私だけ「えっ」という顔をしていたと思われます
やはり遠方からわざわざ泊りがけで来られる方々は意識が高いのだと思われます
そっかぁ、、みんな先生を目指してるのかぁ、、と改めて今後のお茶との付き合い方を考えてみようと思いました…

【御祖堂】裏千家HPより
茶祖千利休居士と、三代宗旦居士を祀るところから利休御祖堂と公称し、九条尚忠筆の 扁額により清寂院とも申します。裏千家今日庵邸内の奥まったところに位置しもっとも大切なところです。 大徳寺山門の楼上に置かれた等身大の利休木像と宗旦の小座像が床正面の丸窓の奥に奉祀されてあります。
 三畳中板に炉が切られ、正月元旦と宗家古式慣例の儀式はここで行う習わしとなっています。
 尚、隣接の仏間は歴代宗匠方の位牌が安置されています。家元宗匠は毎朝夕ここで勤行いたします。









咄々斎見学

ちょっと記憶が怪しいのですが、咄々斎だったと思います
風炉先が弓矢になっていて、お水指が朱色の「鯉桶」だったのが

この時期だけ、このような飾りになるらしいです
5月に来てちょっと得した気分…










寒雲亭見学

1つの部屋の天井が、それぞれの場所によって違っています
大先生曰く、天井が「真」「行」「草」になっているとのこと
寒雲亭の前には新緑のキラキラしたお庭
そこに大きな平たい蹲がありました
その大きさと、お水を張る窪みの小ささのコントラストがとても印象的でした





今日庵を見学

今日庵には4名づつに分かれて見学
一畳台目の小さなお茶室です
私が畳に手をついてしみじみしておりますと(笑)、大先生が「そうそう!皆さんも畳触っておきなさいよ!説明は難しくてわからなくても、こういうところに来たんだということだけでも覚えておくのですよ!」とのこと
で、みんなで畳をサワサワ(笑)






さて、私は他の方々が今日庵で説明を聞いている間、寒雲亭に戻ってみた
ちょうど隣の部屋から今日庵説明の声が聞こえる
そっか、こういう位置関係か…などと思いながら






又隠見学

暗いです…
こちらでは太陽の動きとお茶室内での光をご説明していただきました

突上げ窓があるのですが、今は風炉の時期ですが、炉になるとちょうどスポットライトみたいにお点前している手元あたりに光がうっすらと当たるのかなぁ、、なんて思いながら







他にも、井戸を覗き込んだり、お点前が書かれている襖を見せていただいたり…と見所が沢山あり、頭の処理能力が追いつかないほど充実した見学会










ちょっと疲れてきた頃に

「それでは薄茶を召し上がっていただきましょう」との声







つづく













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