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上野山みどりのシャンソン日記

シンガーみどりの歌声日記です。随時更新中!

森のくまさん バーベキュー&ライブ♪

2010-07-28 19:46:16 | 日記
 先週の土曜日は、何ヶ月も前からお誘いを受けていた『森のくまさん恒例夏のバーベキュー大会』があった。新三田駅から有馬富士公園方向へ少し走ると右側の山の麓に赤い屋根の、まさに熊ハウスのような可愛い喫茶店『森のくまさん』がちょこんとある電気屋を営んでいたマスターが、10年?か15年?前に電気屋を辞めてママの長年の夢であった喫茶店を開業したのだ。美味しくて辛い看板カレーはママの手作りでこだわりの味だ。コーヒーがこれまた美味いのは、一杯ずつマスターがサイフォンで淹れてくれるからだ。

 そういえば私も、二十歳で関西に渡る直前、愛知県の実家近くの喫茶店で、毎朝厨房に入ってはサイフォンでコーヒーをお医者さんや患者さんに出していたっけ~総合病院の中の喫茶…『談話室』名前まで突如思い出してしまった関西での生活資金を必死で稼いでいたのだが、サンドイッチやパスタの定番メニュー以外に、うどんや親子丼など、自分達で好きな物をメニューに追加して出せたので、仕事がとても楽しかったのを覚えている。ただ、一点だけ辛かったのは、そこでパートの女性のミスで火傷を負ってしまった事だけ関西へのドキドキわくわくのお引越しが通院のために1か月延びてしまった。両親は私の怪我を知ってもあまり動じず、肝心の私も痛みと闘っているためおとなしく観念するしか為すすべがなかったのだが、5歳上の姉だけが、えらく興奮して泣き出したのにはこっちが面食らってしまったなまだ傷が痛む私を連れて、電車で名古屋の知り合い弁護士に相談までしにいった姉だ。後にも先にも、兄弟愛というものを生まれて初めて味わった出来事であった。ま、不幸中の幸い五体満足で歌が歌える事に感謝、感謝

 脱線し過ぎやし…

 パリ祭直前に、去年のバーベキュー時にフラメンコギターを演奏されていたSさんとばったりお店で出会い、今年はセッションしようという事になったしかし、パリ祭準備に走り回っていた私が、やっとの事でSさんとお手合わせが叶ったのは本番2日前の夜であった日がないので彼が勝手に3曲ほど選んでくれたのはいいが、キーがどれも高すぎっ営業後のお店でマスターやママの見守る中、あーでもない、こーでもないとまださほど話した事もないエスさんに、私も歌うとなると言いたい放題だ。たじろぎながらも必死に頑張ってくれるSさん。フラメンコギターは凄腕だが、歌の伴奏には慣れてないため、ほんまに大変やっただろうと思う。なんとか、『涙そうそう』と『五番街のマリー』『愛の賛歌』を形にしておいた。

 翌々日、午後6時半からスタートしたバーベキュー&ライブ大会去年は私の初アルバムから何曲かを選んで、そのカラオケで歌い、ママさんが思いっきり宣伝してくれたおかげで、参加した方々が次々にCDを買って下さったこの日だけでなく、ママは年がら年中私を応援してくれ、チャリティコンサート『パリ祭』のみならず、私のライブチケットやCDを一切マージンを取らずに置いてくれている

 この日のライブはSさんの素敵なソロギターで開幕した。次に2日前に合わせた3曲をふたりで披露した。なんとかやれたんじゃないかなそして、大阪フィルやあちこちでプロで活躍中の若手サックス奏者が、『美女と野獣』『情熱大陸』…など、見事な演奏を聴かせてくれた。続いて、ママさんがリードボーカル不在のために代役を務めた『ココナッツ』の演奏だ。はちゃめちゃな演奏とお喋りで、おおいに笑わせてくれた酔ったママは、むっちゃ可愛いそして、カントリーダンスタイムへと続く。最後にマスターご指名で、私のソロタイム。今回初参加のよっこさんにはもってもらい、『砂に消えた涙』『夢見る想い』アンコールがきたので、『コメ・プリマ』で応えた今年はカンツォーネ特集と相成った

 車で相棒を家まで送り、家に帰ってシャワーを浴びた後に、マスターにもらった缶チューハイをひとりでゆっくり楽しんだ

 病気を乗り越えたマスターに、乾杯

 来年も呼んでねっ
コメント (2)
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