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南の島で幼稚園の先生になろう!

活動から19年。現在も現地の教え子や家族から連絡があり、素敵な人と出会えた青年海外協力隊生活に感謝しかない。

やはり子どもは南の島の子どもだった?

2007年04月01日 | ミクロネシアの幼稚園
すっかりブログご無沙汰してしまいました。

ヤップ出張以来、バタバタしていて。でも元気です。

今日の写真は先週の木曜日にあった幼稚園のカルチャーデイです。

この島のカルチャーは、もちろん腰蓑姿にサカオを言うお酒と捧げ物などをする祝い事。

子ども達が背負っているのはサカオという胡椒科の植物でこれをつぶしてサカオという飲み物を作ります。

このサカオをナンマルキ(酋長・今も村ごとに酋長がいますよ)に捧げるという儀式をしました。(本物の酋長は来ていませんが)

僕がヤップに出張中に練習していたみたいですが、練習中は制服でしていたので、まさか当日このように腰蓑姿になろうとは。

この腰蓑実はスーパーに売っているそうで、みんなそこで買ってきたらしいです。

うーん?

それに本当は始めるのが9時だったのに始まったのは10時30分くらい。
衣装を持ってきていない親がいたり、子ども自身がきてなかったりとかなりポンペイタイム(決まった時間通りにしないことをポンペイではポンペイタイムと言います)

いつも制服をきているので、肌が違うくらいしか思わない子ども達ですが、やはり腰蓑をつけて、身体にオイルを塗ると違います。

この子ども達、やはり南の島の子ども達だって改めて思いました。

毎日この格好で来られても困るけど。

日本で言えば着物を着るような感覚。つまり普段は全く着ないと言うことです。

彼らしか持っていない文化を受け継ぐことは大切ですし、是非このように幼稚園や学校でその大切さを伝えていって欲しいです。

自分たちの先祖がはぐくんできた大切な歴史なのだから。

ぼくのそんなこの島の伝統をたくさんこれからも学んでいきます。

4月1日ですが、エプリルねたは全くなしです。

そして日本の皆さんすいません。

今週は幼稚園お休みです。イースターホリデーです。

たまっている書類書きます。何日かかるだろう?