トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ゲントの町並み

2010-04-08 12:32:17 | おでかけ:まち
ブリュージュに行ったその日、
予定ではアントワープまで足を伸ばすつもりだったが
購入した切符の使い勝手が悪くて面倒になり取りやめ。
しかしそのままブリュッセルに戻るのは悔しいわ、ということで
急遽ゲントで途中下車。

手持ちのガイドブックには2P分だけゲントの紹介。
しかも地図なし。
仕方ないのでガイドブックの写真を見せて
「ここへ行きたいんだけど」とトラムの乗り方を教えてもらう。


ところがこのゲント、ただいま大規模道路工事中。
トラムの運行経路も変わっているらしく
「ここで降りろ」と言われても目当ての建物は見つからない。
とにかく高い塔はどこ?上を向いてキョロキョロ歩く。


やっと見つけた鐘楼。
これも世界遺産だって。



この辺り一帯が大きな広場になっていて
観光の目玉が集まっているのだが
なんと、この広場も工事中。
舗装が全てはがされ、連日の雨で道はドロドロ。
この近くにあると思われる観光案内所を捜し求め
ネチャネチャになりつつ広場を何度も往復。
結局この鐘楼の地下にあったわ



やっと地図を入手し、
(ええ、決して本屋で買ったりしませんよ。けちんぼですから。)
市内をちょっとだけ散策。

だけどどこもかしこも工事だらけ。
18時を過ぎ、店も閉まってきたのでもう帰ることに。
なんだか酷い時期に来ちゃったなぁ~。
二人ともテンション


そのせいかゲントの絵葉書を買うのを忘れたmich。
彼は旅行で訪れた都市の絵葉書を必ず買い、
思い出を形に残しておきたい男なのだ。

なので買い忘れたという事実は
彼にとってはちょっとショックだったらしく
「ゲントには行かなかったことにする」とまで言い出した。


michさん、確かにあなたはゲントに行きましたよ♪
ほら、こうやって写真も残ってますし。




ゲント、大して興味をひく名所はなかったが
あの大広場の全部剥がされた石畳は一体どんなものだったのか?
完成するのはいったいいつなのか?
それはひとつひとつ石を敷き詰めていくのか?
その石は今まで広場に敷いていたものなのか?
それだけが気になるところ。
何年後かにリベンジするのかなぁ??