この日行ったお城は
Scone Palace
おお、素敵なお城である。
16世紀に建てられた宮殿。
この時代の建物の割にはセンスいいじゃないか。
ここでは歴代のスコットランド王の載冠式が行われていたそうで
その式の最中に王が座る、スコットランドの象徴ともいわれる
「運命の石」のレプリカがある。
ちっちゃ。
この宮殿、庭になんと孔雀が放し飼いされており
「わーい、孔雀さん、羽広げてぇ」と近づいてみた。
ちなみに孔雀の鳴き声は「クエエーッ」って感じであまり美しくない。
クエェー(なによ、あんた達。アタシの羽を見たいの?)
はいっ、広げてもらえませんか?
クエェー(仕方ないわねぇ、ほら)
ああっ、孔雀さんっ、目線はこっちです!
振り向いていただけませんか?
クエェーッ(・・・ったく。どう?)
いいです!素敵です!!
いやぁ、ありがとうございました。それでは。
キュエエーッ、ギュエエーッ!(ちょっと!!金払っていきなさいよ!!!)
最後までしつこく鳴かれた。
城の裏手の方へ行こうとしたmichnaheとM。
近くに「立ち入り禁止」と書かれた柵はあったのだが
どこを塞いでいるのかよくわからなかったので無視して進もうとしたところ
どこからか一羽の黒い鳥が近づいてきた。
ギイイーッ、ギイイーッ!!
初めは「人懐っこい鳥だな」と微笑ましく見てたのだが
naheが奥へ進もうとすると
けたたましく鳴きながら後を付いてくる。
そこでやっと気が付いた。
「こいつ、威嚇してるな」
michとMも進もうとすると
さらに声を張り上げて進路をふさいでくる。
これ以上進むと嘴で突っつかれそうだ。
「はいはい、行きませんよ。ごめんなさいね。」と退散。
ものすごいセキュリティシステムを備え付けてるわ。この城。
あのシステムを城の関係者はちゃんと解除できるんだろうか?
そんな鳥達とのふれあい?もできるし
周りには羊やヤギ、牛も放牧されており
子牛じゃなくてよ、子羊よ。
ブチ羊なんて初めてみたわ。
違う所には真っ黒羊も生息してた。
アトラクションいっぱいのこのお城。
なかなか面白かった。