トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

今度は世界遺産

2023-05-28 11:52:17 | おでかけ:まち

GWの長崎旅行。
軍艦島に行ってきた。

長崎にはmichの親戚が住んでいるので
もう何度も行っているのだが
今まではあまり興味を抱かず、その存在も気にしていなかった。
古城から工場風景にハマったnahe。
廃墟なんてもう心躍らずにいられない!


軍艦島に行くには上陸ツアーへの申し込みが必要。
観光船に乗って向かうのだ。
「天候によっては上陸できません」というのは予約時に了承済み。
予約した前日は雨が降っていたのだが当日は晴れ。
「晴れてよかったねー」と乗船場へ向かうと
波が高いので今日は上陸不可と言われた。

波髙が0.5mあるともうアウト。
翌日から天気予報で波の高さを気にしてみたけど
長崎近辺はいつも0.5mだったよ。
これ、上陸できる可能性何割くらいなんだろう??


船の座席は早い物順。
後部の方が揺れが少ない=酔いにくい
とスタッフが言うのでしたがって席を陣取る。

「出航までまだ時間があります。
ずっと座っていると酔うので座席だけ取って出てていいですよ。」
桟橋の上でもスタッフから船酔い防止の為のレクチャーを受ける。

なんか「酔うよ、酔うよ」とすごい脅されて
そのせいで酔いそうな気分になったのはnaheだけだろうか。



出航。



港周囲には造船所や軍艦が見える。
この造船所の雰囲気もいいわー。
ここ夜景クルーズで見たいものだ。



軍艦島に上陸できないかわりに
近くの高島という所へ上陸。
そこには軍艦島歴史館があり、その歴史を学んだ。

正式名称は端島。
三菱炭鉱があり、その労働者が住んでいた所。
小さな島に5000人以上の人が住み
日本初の鉄筋コンクリート集合住宅ができ
ひとつの街として繁栄していた。
炭鉱の閉山とともに無人島となる。


そして再び船に乗り軍艦島へ。
船の上から島を眺めるだけ。





うおおおお、かっこいいーーーー。


あれ?人影が見えるぞ。
(写真では小さすぎて見えないね)

堤防で釣りをしている人がちらほら。
えええ、釣り人は上陸できるの!?

でもみなさん廃墟には背を向けて釣りに夢中。






「あそこに見えるのが学校で」などと
船長さんの解説を聴きながら
島の周りを一周する。



無人島となってから50年近く経つけどまだここまで残っているんだね。
朽ちていく建物の横で増殖する植物。
ちょっと不気味でもあり、
数十年後の未来を見ているかのようで
気持ちが重くなる。
やっぱり古城を見るのとは違う感覚。




でも全景でみるとやっぱりかっこいい。




この角度が「軍艦島」と言われるビューだそうだ。
たしかに船っぽいよね。



上陸はできなかったけど満足。
結局船酔いもしなかった。

また長崎に行ったときにはツアー申し込もうかなぁ。
上陸してみたいようなしたくないような・・・。



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城攻め ~肥前国編~

2023-05-14 11:33:44 | おでかけ:おしろ
長崎から熊本に行き、また長崎に戻るGWの旅。
途中でどこか楽し気な所はないかと探していたら
鹿島市に酒蔵通りっていうのがあることを知った。

ここで呑み歩くのいいじゃない?
二人とも呑めるように近くに宿をとってさ。

しかしこの周囲に宿は見つからず
(ひとつあったが超高かった)
電車で一駅隣にホテルをとり
意気揚々とむかった。



古い街並みが美しい。


が、この通りはほんの数百メートル。
そして店が少ない!



醸造所は休業中。



おいおいここは観光地じゃないのかい?

結局試飲ができたのは1軒だけ。
数種類は呑めたけど
あっという間に通りを往復して終わり。

 


この日のメインイベントがもう終わってしまった
この後どうしよ。


ありあまる時間を潰すために
電車に乗らずに一駅分歩くことにした。

地図を見てたら「城」を発見。
ついでに行ってみることにした。



Google先生によると徒歩20分くらいだったから歩き始めたけど
もっと遠かった気がする。



鹿島城


今は公園になっている。
結構ヘトヘトだったので入口の石垣だけ見てきた。





1807年、鹿島藩藩主の鍋島直彜が築城


ここがホテルまで3/2くらいの距離。
まだ歩くのか・・・。

電車一駅分。
都会の「一駅分」と田舎の「一駅分」の距離は違うってこと忘れてたよ






歩いているとこんな建造物に出会った。
門をくぐると案内板があり
これが現存する鹿島城の大手門と知った。
おお、偶然の出会い!

向こう側に見える分譲予定の土地を買ったら
「城内に住んでます」ってことだよね。
ちょっとかっこいいよね。



こうしてホテルに帰還。
泊まったホテルはもうあえて「昭和レトロ」を狙っているのではないかと思う程
外観も内装もインテリアも貼っているポスターとかも
40年前から時が止まっている感があって素敵だった。
でもWi-Fiはあったよ。



 
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城攻め 〜再びの熊本編〜

2023-05-10 18:52:08 | おでかけ:おしろ

2度目の熊本城に行ってきた。

前回訪れていたのは2011年
あまりの美しさに心奪われ
naheの中でNo1和城となった熊本城。

なので2016年の大地震で崩れた映像はとてもショックで
僅かながら寄付もしたし
ずっと気にはしていたのだ。
ようやく訪れることができたよ。


 
なぜか加藤神社に先に着いちゃったけど
そこからお城が見えて感激。
あああ、元気そうでよかったよ~。



でも近づいてみると



堀の周りの石垣はまだまだこんな感じ。

まずは天守から修復だよね。
ここまで手が回らないよね。


あちこちにパネルが建てられており
地震前の写真が展示されている。
それを見ると石垣が丸ごと無くなっている所もあり
胸が痛む。


 

現存櫓の宇土櫓もこんな感じ。
右は2011年に撮ってきたもの。
石垣が崩れて近寄れないが、
建物自体崩れなかったのは凄いよね。


天守裏側
 


正面
 
 
もう涙でそう。
頑張ったね~。
地震に耐えた城も
修復に尽力した人達も。



なんか神々しいわ。

上の写真に載っている石垣は一部が崩れてしまい
崩れた石を積みなおしたり
新しい石に入れ替えたりしているのだが
それがどの石かっていうのがちゃんと表示されていた。
ほぼ元通りに修復されててすごいよ。




出口になっている所の石垣は総崩れてしまったようなので
全部新しい石にしたようだが
見た目的にここの部分の石が一番古臭く見えた。
違う場所の石垣から持ってきた石だったのかな?
外に出ていたパネルには書いておらず。
内部の上の階まで行ったら載っていたのかも?


内部は階を登るごとに
加藤時代→細川時代→近代→現代の歴史が展示されており
清正推しのmichnaheは加藤階だけじっくり読んで出てきてしまったのだが
今思えばちゃんと全階見るべきだったな。
ただ内容がかなり濃いのでかなり時間がかかることだろう。



あれれれれ?
今記事を書くのに熊本城HPを確認してて気づいた。


駐車場がある裏手から入ったから
天守閣で胸いっぱいになっちゃって
天守より手前にある本丸御殿とか二棟の石垣とか見るの忘れてきちゃったよ!
michが「もういいや」とか言うしさぁーー。



これはもう一度行かねば。
完全復旧は2052年予定だそうだ。
あと30年の間に何回行けるかな。

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城攻め 〜こんな所で編〜

2023-05-07 18:36:34 | おでかけ:おしろ
ツヴィンガー宮殿


 
1694年、アウグスト1世が
ドイツのドレスデンにあった庭園に
宮殿を増築。
 
 
ドイツバロック様式建築の最高峰
 
 
 
お庭もバロック庭園
 
 
 

久々の宮殿!!
久々のドイツ!!!
 
・・・



気分。


 
佐賀県有田町でドイツ気分を味わってきた。

有田には3回くらい来ているが
こんな所があったとは全然知らなかったよ。


噴水は有田焼。
宮殿の中にも有田焼が展示されているらしいが、
コロナで未だ休館中だった。





ちなみに本物も昔訪れていたので写真を載せよう。

 


写真、宮殿の反対側しか撮ってなかったわ
建物は似てる感じだけど、庭は違うね。



話しは有田に戻るよ。

宮殿の周囲にある建物もヨーロッパっぽい。

だけど


中世の街並みに鯉のぼりは合わないぞ。




 
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