トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

城攻め ~ヴュルツブルグ編~

2011-09-27 12:29:19 | おでかけ:おしろ

もう日本に戻ってきて1か月半経とうとしているのに
まだあるのか!? ドイツの城攻め。

ええ、まだまだありますよ~。
今日はその中からWuerzburgのお城を紹介。

 

まず向かったのは

Würzburger Residenz

でかいなぁ~。


18世紀に大司教が建てた宮殿。
司教ってどんだけ金持ちだったんだか。
今は世界遺産になってるんですって。
知らなかったけど。
中も見学できるようになってるが
こういう宮殿系の内装はあちこちで見ているのでうちらはパス。




庭も広くて綺麗。



裏側にまわってみる。
どこに立っても木が邪魔して全景撮れない~



彫像が可愛い。




次に目指すは



丘の上にそびえるあのお城。
Festung Marienberg

たぶん30分くらいで着けるだろうと
レジデンツから歩くことにする。




その前に橋の上にある立ち飲み屋で
ちょいと一杯。


この日は結構暑くて
長い坂や階段は予想以上にきつく
さらに登山?準備など何もしていない2人。
さっき飲んだワインのせいでより喉が渇く
ああ、ピンチーー。




やっと外壁のところまで到着。

しかし中まで入る元気はもうなく




ここで壁を見上げてリタイア。

13世紀に大司教の居城兼要塞として建てられる。
今、ガイドブックの写真を改めて見たら
中にもいい塔があったみたいなので
もうちょっと頑張ればよかったなぁ。




ライン川と街をみおろす。



遠くに見えるはレジデンツ。
またあそこまで戻らなきゃならないのか・・・。


さよならバレー

2011-09-16 22:13:44 | おさんぽ

ドイツでは週に3回バレーボールをやっていたmich。
水曜日は社内の同好会、月、木は市内の?同好会。
あくまで同好会。
ポジションが決まっているわけでもないし、
ある週は4人しか集まらずにビーチバレー状態になることも。

michが日本に帰ることをみんなに伝えたところ
壮行会ということで木曜対水曜の試合が行われることになった。
主役?のmichはどちらのチームに入るのか?
1セットずつ移動すべきか?
結局、人数が少ない木曜チームに加わることになった。
michいわく、木曜メンバーの方が上手なので
自分も本領(!?)を発揮できるとのこと。

是非、最後の晴れ姿を見てくれというので
naheも途中から見学。


おおおお!?
水曜メンバー、なんかお揃いのユニフォーム着てるんですけど。
しかも背にはそれぞれの名前入り。
めっちゃやる気やん!
なんか強そうやん!


 そのセットが終わってしばしの休憩時間、
「みんな集まって~」と水曜リーダー。



「ヘイmich!君に渡したいものがあるんだ」

大方察しはつきますが。




みんなと同じユニフォーム。
だけど名前が入ってないのはちょっと残念。
なぜ23なのかも謎のまま。




みんなで並んで記念撮影。
社名ロゴも入っているが、これ絶対無許可だよ




思いもよらぬプレゼントに
大変感激したmichは
本領を発揮・・・できたのか!?
結局水曜チームに負けてるし


みんなから別れの言葉をもらって
幸せだったね~、mich。




そして日本に帰ってから
バレーをする暇も気力もなくなってしまったmich。
さよなら、バレーボール。


城攻め ~Ruedesheim編~

2011-09-15 00:47:54 | おでかけ:おしろ

Rüdesheim am Rhein には
 (もうひとつのリューデスハイムってどこにあるんだろ?)
街の中にも城がある。



Niederburg / Brömserburg

1000年頃に税徴収の為に建てられる。
その後騎士の家となった時に名前が後者に変わったらしい。
ふたつの名前を持った城はここが初めてじゃないだろうか。
こじんまりした城である。



現在はワイン博物館になっており、
昔のワイン造りに使っていた道具が展示されている。
・・・とにかく残念系の博物館である。

最後にできる試飲と



こんな壁だけが心の頼りどころ。




ベランダから見えるのはライン川。








隣の敷地にブドウ畑に囲まれて建っているこの建物。
これも城だった。
ちっちぇ!

Boosenburg / Oberburg

塔は12世紀頃、その他部分は19世紀に作られている。
騎士の拠点として使われていたようだが
今は、とあるワイナリーの所有物だそうだ。

白い壁の部分はネオゴシック様式だって。



前日にライン川から眺めた城たちが
イケメンばかりだったので
この日の城は物足りない

でもここは城目的で訪れたわけではなく
ワインの試飲目的で来たわけで
美味しいワインを頂けたんでよしとしよう。



その後も違うワイナリーで試飲しまくり買いまくり、
バスの集合時間にちょっと遅れたmichnaheとドイツ人夫妻。
待っているみんなの視線は
小脇に抱えられた段ボールに集中
すみませーん。




城攻め ~ライン川沿岸編2~

2011-09-06 20:55:26 | おでかけ:おしろ

現在住んでいる所は仮の住まい。
数か月後には出ていくつもりなので
生活するのに最低限の物しか置いていない。
テレビもない、レンジもない。

この電子レンジがないって何気に不便。
今まで多機能であろうがシンプルであろうが
さっぱりレンジを使いこなせなかったnahe。
この生活が始まる時も
「レンジなんてなくて結構」とのたまいていたのだが
改めて彼の存在の大きさに気づく毎日。
ああ、でも新しい彼が来たとしてもうまくやってけないんだろうなぁ~。



さて、前回の続き。


次に現れたのは



Burg Sooneck

11世紀の建物。ここも盗賊の根城だったそう。
戦争で一度は破壊されたものの
1800年代に復活。
今は歴史博物館?となっている模様。

これもいい形






町の中に建つこれもちょっと城っぽくない?
と、とりあえず写真を撮ってみた。

別角度から。


Burg Heimburg

やっぱり城だった。

1305年、二つの国の境に要塞として建てられる。
ここは現在観光用には開放されていないそう。
町から近くて行きやすそうなのに、残念。



まだまだ現れるよ。




この壁の斑はどういうわけか。

Burg Fürstenberg

廃墟となって開放もしていないらしい。
建てられたのは1219年、ケルンの大司教に。



じっくり近くによって眺めたい城である。



次あたりからは去年、訪れたことのある城が。




Burg Stahleck

1135年には建てられていたもの。
現在はユースホステルに。




Burg Pfalzgrafenstein

1327年に税関局として建てられる。
去年より近づいてやったぜ。


その後ろにそびえるのも城かと思って撮ったけれど、
去年の記事にも写真を載せていたけれど



城ではなく、塔の遺跡だそう。
去年のうちに調べとけよ、オイ。








こちらはれっきとしたお城。

Burg Schönburg

ここは去年泊まった思い出のホテルよ。
こうしてまた遠目から見れてよかったわー。



この辺りで船は方向転換をし、また同じ航路へ。
夜もいくつかのお城はライトアップされていて幻想的。
「ライン川下り」自体には全く興味なしだったmichnaheだが
あの食事はちょっといただけなかったが
城をこうやって見られたことは大きな収穫だった。
やっぱり王道の観光地ってのは
王道になるだけあるのね。
納得。






城攻め ~ライン川沿岸編1~

2011-09-05 23:33:52 | おでかけ:おしろ

先週末、ようやくネット回線が開通。
申し込んでから2週間。
ほんの数十分の開通工事にまさかこんなにかかるとは。
サービス大国日本を買いかぶりすぎていたわ。
「日本に戻ったんだからこのブログもおしまいね?」
そう思った方もチラホラいたようだが、
しばらくは大分昔の話になってしまった
ドイツ栄光の日々を懐古してみよう。
それが終わるまではタイトルも「ドイツニッキ」ということで。

ライン川下り(上りもあり)の船から見たお城。




Burg Ehrenfels


この孤高っぷり、この朽ちっぷり。
のっけから魅力的な城ではないか。
1211年に関所として建てられ
以降戦いに使われたそうだ。
今は廃墟となっている模様。






これまた素敵な岩の上に立っている
素敵な城ではないか。

Burg Rheinstein

素敵なのでもう一枚。




麓を歩いている人がいるが
この城は遠くから眺める方が良さそうだ。

1317年にマインツの大司教によって建立。
一度は廃城となったが1823年頃
プロイセンの王子所有となって復活。
今は個人所有だが一部ホールやレストラン、
そしてアパートメントとなっているらしい。
こんな所で生活しようと思う人がいるのか!?






Burg Rheichenstein

これはきっと近くに寄っても大丈夫な城だ。



11世紀初め頃から既にあって
昔は騎士が常駐していたそうなのだが
そいつが悪い奴で
ここを通る人々の財産を巻き上げていたとか。
その後要塞として使われたりして
今はホテルになっているそう。






ああ、これもいい城。


船がちょっと進む毎に新しい城が見えてきて
しかも全部好みの風貌。
「ああっ!あそこに見えるのも城だよね?」
「しっかり写真撮って!!」
みんな、ゆったりまったり過ごす船上で
興奮しまくるmichnahe。
あれは今思い返してもわくわくするクルーズだったわ。



長くなるので一旦終了。