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トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

思い出はいつも美化されるものか

2011-04-25 23:49:44 | おでかけ:まち



行ってきました、バルセロナ。

この街は実は2回目。
1度目は8年くらい前だったか・・・新婚旅行で。
michnahe共に初の海外旅行でもあり思い出の地なのだ。

あの時は随分暑くて観光も大変だったが
目にするものが全て新鮮で、とっても楽しかったっけ。
美しい思い出を胸に「老後はバルセロナで暮らしてやる」が
二人の目標になってたっけ。


さあ、2度目のバルセロナ。
老後に向けての調査もせねば。



ところがどうしたもんかしら?
バルセロナってなんかゴミゴミしてるし
アパートは狭そうだし汚らしいし
車なんて運転できなさそうだし
至る所が非合理的だし

ドイツ暮らしを体験しちゃったもんだから
ついつい比較してしまい
ドイツの方が勝ってしまう。

michも同じ意見だったので
「ドイツに住んでバルセロナは旅行で来よう」と
人生設計変更に。




それでも楽しいバルセロナ。
すでに多くの観光名所は訪れているので
今回はエンターテイメントが旅のテーマ。
おかげでなんだか時間がなくって見逃した物も数点・・・
また行かねば。



日本を想う

2011-04-05 15:46:54 | おでかけ:まち

日曜日に行ってきたチャリティコンサート。

沢山のドイツ人が集まってくれて
入場料の他にも寄付をしてくれてて
コンサート前日までにも沢山の寄付が集まっていた模様。




運営側の日本人の方達も、出演者の方達も
みなさん気持ちを込めて自分のなすべきことをされているのが見受けられ

そんな中、
無力で暢気なmichnaheは純粋にコンサートを楽しんできた。



キンダーコーラスって書いてたからもっと小さな子をイメージしてたよ。
「さくらさくら」「夕焼け小焼け」などを
1番はドイツ語で、2番は日本語で唄ってくれた。
なかなか綺麗な日本語だったよ。
あのドイツ語歌詞、私も欲しいわ。


他にも何曲か日本の曲が演奏されたのだが
改めて聴くと日本の曲ってメロディーが美しいね。
美しいけど・・・暗いね。

「こういう時は気分を盛り上げるような明るい曲がいいんじゃないの?」
なんてmichと話していたのだが
「明るい曲調の日本らしい歌って何がある?」って所で行き詰った。
なんだろ???





個人的にはこのJAZZバンドが良かった。
ベースがかっこよかったのでmichにはこれをやってもらおう。
本人がやりたがっていたバイオリンはこの日の演奏を聞いて
「あんな音を耳元で毎日弾かれたらたまらん」と心底思ったので絶対却下だ。


子供達の演奏もあったりで、決して上手ではなかったけれど
素晴らしいコンサートだったよ。


この小さな市だけでもこんなに沢山日本を想ってくれる人がいるのにさ。


日本ではなんか汚染水を海に放出とか・・・
ほんと申し訳ない!って感じだわ。

 

みんなが地震と原発事故を切り離して考えてくれてたらいいけど
ドイツでのニュースはもう原発のことばかり。(たぶん)
ちょうどドイツでも選挙が控えてるので
野党のちょうどいい武器になってしまってる感も否めないのだが
地震そのものの被害の印象が薄められちゃって
「こんな不手際の為にお金を使われちゃたまらん!」
って感じる人もでてくるんじゃないの?
懸命に活動している在外日本人の方、やりづらいだろうなぁ~。



「こんな大災害にあっても冷静で礼儀正しい日本人」
という世界からのイメージが
「実はただ殻に篭って事態をやり過ごしてるだけの日本人」
と変わってしまわないように願うばかり。



今年もやっちゃった

2011-03-09 14:00:45 | おでかけ:まち

もうね、2回も行ったし、さほど変わりないだろうし
仲間もいなくなったし
今年は行かないつもりだったのよ。
カーニバル。

だけど新任駐在さんが着物着て行くって言うもんだからね、
「これはこの2年で培ったカーニバルの楽しみ方を伝授しなくては」と
先輩駐在の使命感に燃え(余計なお世話と人は言う)
一緒に行っちゃったのよ。
カーニバル。

再び忍者で。


今年は去年よりも3週間遅いとはいえ
なぜかこの日だけ気温も低く小雨模様。

去年の経験を踏まえ
中にはセーターも着込み
万全の防寒体制で挑む。

忍者はもうパレードには興味がないのだが
初体験の駐在さんに付き合って最初から見物。






去年は殆ど部屋の中から見てたし
外に出た時は寒さを我慢するのとお菓子をキャッチするのに必死で
山車の記憶があまりないのだが
よく見ると結構本格的に作られている。




だがこれはダメでしょ~
子供も見てるのよッ!




眠っている白雪姫と小人達?
白雪姫が生贄にされているように見えるのは私だけ?



オクトーバーフェスト。
これってドイツ(バイエルン地方)の民族衣装じゃん。
これも「仮装」って言っていいんだ?
ならば来年はこの衣装を着てやるか。



謎のタイツマン達。


どれも去年は見なかった仮装だ。
「毎年ちゃんと変えているんだ」と感心。
当たり前のこととお思いでしょうが、ドイツの祭りってねぇ・・・
どれもワンパターンなんだもん。




でもこれは去年もあった気がする。
上に乗ってるのはミスパダボーン?



見物客も去年より多い気がする。



 
 

着ぐるみ系は暖かそうで羨ましい。
このピンク犬、別のおじさんも着ていたのだが
そのおじさんの顔がデフォルトで犬顔だったので
本当に大きな犬みたいだった。
写真撮ればよかった。




着ぐるみっ子ちゃんはみんな超カワイイ。
見慣れぬ忍者をガン見してたライオンくん。
michが刀を抜いたら本気でビビッてママの所まで逃げてった。
あの子のトラウマになってなきゃいいけど。




そして忍者ふたり。

やはり今年も忍者はうちらだけ。
目と鼻を隠す仮面をつけている人はいるけれど
目だけ出しているうちらはかなり奇異のよう。
多くのジロジロ視線を感じつつ
まったり楽しむグリューワイン。
忍者がくつろいでいいのだろうか?





ピエロと情報をやり取りする黒忍者。
祭り騒ぎに紛れて暗殺でも企てているのか。
実際はお酒を奢ってもらっている図。


1時間半ほど頑張って見ていたが
やっぱり寒い、もう限界。


しかし今年はアジトではなく別の所に向かう忍者なのであった。

つづく。


音を楽しむ in Wien

2011-01-06 21:24:25 | おでかけ:まち
ウィーンでのコンサート鑑賞は
まずシェーンブルグ宮殿にあるオランジェリーでのコンサート。
街でしつこく声をかけてくるチケット売りに負け
「騙されてるんじゃないか?」と思いつつ購入したチケット。
他にも沢山の人がいてちょっと安心。



ケチって一番安い席にしたらステージとはだいぶ離れていた。

モーツァルトとヨハンシュトラウス一家のヒット作品を演奏。
歌手もバレエダンサーも登場した。
観光客向けのコンサートだ。

モーツァルトは数日前に聴いたオペラと比べてしまって
迫力がないように思えてしまう。
でもシュトラウスは結構良かった。

ただやっぱり安い席。
衝立の後ろでグラスを片付ける音が聞こえたり
周りにはマナーのなってない客もチラホラ。
コンサートは金を出すべきだね。

最後はお約束、ラデツキー行進曲で手拍子。
あぁ、まだ年が明けてないっていうのにこの曲聴いちゃったよ。



そして大晦日。

ウィーンフィルハーモニーのチケットはとれそうにないので
ウィーン交響楽団のコンサートに出向く。
本拠地、コンツェルトハウスへ。


ブダペストより遥かに多い人の数。
ゼクトを片手に気分も高まる。






ホールも華やか。


演目は
大晦日といったらやっぱり第九でしょう!!

コーラスは男女それぞれ30人程だっただろうか。
それにソプラノ・アルト・テノール・バス。
それでもかなり迫力があって鳥肌モノ。

改めてこの曲をちゃんと聴いたわけだが
ベートーベンって・・・

しつこいっ。

執拗に同じフレーズを繰り返したり
終わりそうでなかなか終わらない所とか。

そしてモーツァルトみたいなキラキラ感がまるでなかったわ。

だけどこれはこれで素晴らしい。
michも「ベートーベンって天才やな」としきりに言っていた。



あっという間に演奏は終わり
第九の壮大な気分でホールを後にしたのだが

その後は以前の記事に書いたように
街の中で演奏されているいろんな音楽を聴いてしまって
すっかりお祭りモードに。

フニクリ・フニクラを日本人らしく
「おにぃ~のパンツはいいパンツぅ、つよいぞぉ~」と
大声で歌ってみたり。




果たしてこの6日間に何曲聴いたんだかわかんないけど
どのコンサートも全部楽しめた。
これはドイツでも是非行かなくては!
まずはベルリンフィルか??

音を楽しむ in Budapest

2011-01-05 23:41:30 | おでかけ:まち
年越しはウィーンでやったけど
その前にもうひとつ訪れていた街、ハンガリー・ブタペスト。

今回の旅のテーマは「音楽」
日本でもたまにクラシックコンサートに行っていたmichnahe。
本場の音楽を聴かねばとずっと抱いていた野望をとうとう実現することに。

いろいろ検討した結果、ブタペストではオペラを観る事にした。
題目は「フィガロの結婚」

オペラを観るのは二人とも初めて。
ネットであらすじや曲を調べて本番に挑む。


国立オペラ座。



開場を待つ殆どの人々がドレスアップ(と言っても結婚式の2次会程度)
華やかな雰囲気にテンションもあがる。



豪華なツリーも設置されていた。


いざ、ホールへ。



きゃぁぁ、本当にこんな造りなのねぇ



有名な天井画。



ボックス席も素敵~。
「ボックス席ってセレブが座るとこじゃないの!?」と
ただの平民michnaheは怖気づいてフロア席にしたのだが
次はここに座ってやるぞ。


一人キョロキョロ写真を撮りまくっているうちに開演時間に。

有名な序曲(どんな曲か聴きたい人はクリックしてね)が始まり、高揚する二人。


台詞・歌はたぶんイタリア語。
ステージ上部にはハンガリー語字幕。
というわけで言っていることは全くわからなかったが
予習の甲斐あって、話の内容はちゃんとつかめた。
だけどみんなが笑う場面でキョトンとなったりするのが悔しいところ。
せめてドイツ語字幕だったら~(読めるのか?)

歌も素晴らしい。
マイクなしでもあんなに声が出るなんて、声楽って凄いのね。
主役の人よりもマルチェリーナ役の人が上手く感じて
休憩時間にmichに言ったら、michも同じ意見だった。

曲はもう最初から最後までモーツァルト。
モーツァルトが全て作曲してるのだから当たり前なのだが
誰作曲か知らなくても曲を聴いたら「モーツァルトでしょ?」とわかるような
独特の雰囲気・アレンジ。
弦楽器の人達はどれも同じような楽譜なんじゃなかろうか?


3時間弱もの観劇だったが全く飽きることなく楽しめた。




「ブラボー!」の声は出てたけど、スタンディングオベーションはなし。
素晴らしかったと思ったんだけどなぁ。
みなさん目が肥えてらっしゃるのね。


楽しいぞ、オペラ鑑賞。



この勢いで翌日以降も観たかったnaheだが
諸事情によりmichに却下され
代わりにハンガリー音楽生演奏のレストランへ行くことに。



こちらも素敵な演奏で、とっても雰囲気は良かったのだが
どれがハンガリーの音楽なんだかイマイチわからず。
でもちょうど帰る間際にハンガリー舞曲第5番をやってくれて大満足。



ブダペストは雪がちらつき、毎日とても寒かったが
いい音楽を聴いていい気分になって
二人で歌いながらホテルへ帰ってた。
ウィーンよりも断然お手軽な値段で聴けるし。







いい街だ、ブダペスト。





ウィーンで年越し

2011-01-04 22:17:10 | おでかけ:まち

「ドイツの隣だからいつでも行けるわ」
そう思って早2年、
なかなか来る機会がなかった街、ウィーン。

年越しをするにあたって
どんなもんかと事前に調べてみた。


すると、ウィーンの大晦日は
すごい人混みで身動きがとれないとか
爆竹とロケット花火の嵐とか
みんながスパークリングワインを振ってプロ野球のビールかけ状態とか
怖ぇ~
ドイツの田舎町でさえ空襲みたいな花火なんだから
ウィーンなんてさらに凄いんじゃないの!?
覚悟を決めて挑むことにした。



大晦日当日。
街のいくつかの広場には仮設ステージが設けられ
14時頃からイベントが行われている。
それをちょっと覗くことに。



ステージの近くにはクリスマスマーケットのような屋台。
前回の記事に書いたブタグッズの他
グリューワインや食べ物も。
そして噂のゼクト(ドイツ語でスパークリングワインのこと)もずらっと。




イベントはたいてい生演奏かDJプレイ。

しかしDOM横のステージではワルツレッスン。
もちろんmichnaheも踊ったさ、初めてのワルツ。
全然姿勢やステップがわからずチグハグな踊り。
ワルツって結構疲れる。


数ヶ所会場をブラブラした後は
ウィーンのメインイベント、コンサート鑑賞へ。
これについてはまた別の記事で。



コンサートが終わり、一旦ホテルへ。
だって一応スーツとか着ていったからゼクトで汚れるのは嫌だもん。
それに寒いし。

この時、時間は21時頃。
既にロケット花火があちこちであがっている。
・・・今から年明けまで3時間あげ続けるわけ??
ウィーン人は根気があるなぁ。



いっぱい着込んでカイロも持って万全の体制で街に戻る。
人は日中よりもだいぶ多くなっているが
身動きが取れない程ではない。


また数ヶ所の会場を冷やかして



クラシックを演奏していたDOM横に居座ることにした。


michnaheの前に立っていたオバちゃんグループ。
たぶん地元の人なのかもう勝手をわかってらっしゃる。
演奏される曲、全て知ってて一緒に歌うし
踊れる曲は全部踊る。
上の写真のような人混みでもお構いナシに
ワルツを踊ってクルクル回る。
またそのワルツがなんだか華麗だし。
ステージ見てるよりオバちゃん達見てる方が面白い。


そしたらいきなり一人のオバちゃんがやっぱり男と踊りたかったのか
michの手をとりだした。
もう一人のオバちゃんも、ついでにnaheの手をとりだした。

こういう場面ではノリがよくってよ、私達


オバちゃんにステップを教わりながら
違うオバちゃんへとパートナーを替えながら何曲も踊る。

「あんた達、二人で踊ってみなさいよ。ステップ教えたでしょ」
そんな感じでmichと組まされたのだが
二人別々のオバちゃんに別々のステップを教わっていたため
全くもって息が合わない
こりゃだめだとまたオバちゃんリードに戻る。

このオバちゃんに誘われたり、ノリにつられたりして
michnaheの周辺一帯はかなり盛り上がっていた。
楽しいねぇ~、こういうのを待っていたのよ。


とうとう新年まであと数分。
ステージでは出演者がゼクトを持って各国の言葉で
「おめでとう~」みたいなことを言っているのだが
カウントダウンする人は誰もいない。

客もそれぞれワーワー言ってるし
花火もだいぶ前からバンバンあがってるし
結局、カウントダウンすることなく
michの「もう新年なってるよ」って言葉で年が明けたと気づいた


それでもオバちゃんからゼクトを振舞われ
「Happy New Year !」とハグ。

そしてまたウィンナーワルツが流れ
みんな踊りだすのだった。

年明け直後の会場。
写真をクリックすると動画が見れるよ。
(画質悪いよ)


新年最初のワルツはもちろんmichと
でも「あかん、わからん」とかゴチャゴチャいいながら。
最後には「社交ダンス、習いに行く?」



覚悟していたゼクトの雨は全くなし。
ただ空き瓶が至る所に転がっていて
踊っていると何度も足をとられたけれど。

爆撃も殆どなし。
広場の所もちゃんと花火スペースが決められていて
警察もいたので安心。

中心部の地下鉄駅は閉鎖されていたので一駅分歩いたが、
ステージ近くでちょっと渋滞しただけで
あとはスムーズに歩けた。
Paderbornの方がよっぽど怖いかも。



ワルツで暮れ、ワルツで明けたこの年。
もうヨハン・シュトラウスが頭について離れない!
ええ、帰ってきて早速調べたわよ。
ワルツのステップ。

さっぱりわからんっ

 


Prosit Neujahr !!

2011-01-02 00:57:40 | おでかけ:まち
新年明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願い申し上げます。


さて、いつもは家で厳かに(?)年越しをするmichnaheですが
今年は旅に出てみました。

体験したことが多すぎて、またしばらくは旅の記録になりそうです。
そこでまとめる前にとりあえず小ネタを。



今回訪れた都市は


メニューを見てスパゲティを頼んだら
「今日はやってないんだ」と言われ
麺が品切れ中かと思い、ニョッキに変えたら
「パスタは全部やってないんだ」と言い放った
イタリアンレストランがあったり






バスに書かれている言葉は「献血活動」
その下にはミュージカル「吸血鬼」の広告
こんな小粋な献血車があったり





新年のラッキーアイテム、豚の小物を贈って相手の幸せを祈るのがここの習慣らしく
街には豚の置物やこんな帽子を置いた屋台が一杯。
他にもラッキーアイテムは
四葉のクローバーやキノコ、蹄鉄に煙突掃除屋。
屋台にはそれ以外にも象やらカエルやら・・・

もう貰えりゃなんでも幸せなんじゃないか?と
思える程の様々なアイテムがあったり









こんなに華やかで、人で溢れて
とても賑やかで


こんな街で年越ししてきました。



さぁ、ここがどこかわかるかな?


僕らを乗せて走る 火を吹く山を目指し

2010-12-20 22:16:54 | おでかけ:まち
ハワイ・オアフ島での結婚式翌日
michnahe+nahe母はハワイ島までフライト。
ここまで来てまだ飛行機に乗るか?
そりゃ疲れるはずだわ。

リゾートとかショッピングとかまるで興味ナシ男のmich。
「ハワイ行って何するのよ?」
ネットでハワイ観光情報を調べていた彼が見つけたものは
キラウエア火山。
「これ観に行く!!溶岩見に行く!!」


オアフ島からの日帰り強行ツアーに参加。
それでも10組くらいの参加者がいた。
みんな日本人。
ハワイの観光地はどこにいっても日本人ばかりだ。


ワゴンに乗り込みガイドさんから一言。
「誤解されている方がいると困るので先に言っておきます。
溶岩には近づけません。
そもそも溶岩はそう簡単には見えません。
目視できればかなりラッキーな方です。」


ここに誤解してた人約2名。
足元にドロドロ溶岩が流れてるんじゃないのぉ!?
michなんて溶岩に水をかける為に、水を1本わざわざ買ったのに。

いきなり出鼻を挫かれてツアーは進む。




ハレマウマウ火口
ぼんやりしてるけどわかるかね?

いやぁ、でかいなぁ~。







道路脇から立ち上る水蒸気。
これも全部火山活動のせい。
雲仙ほど硫黄臭くなかったわ。




溶岩トンネル。
地中を溶岩が流れた後にできた空洞。
2m以上はある高さ。
こんなに大量の溶岩が流れ出るのね。




溶岩大地。




元は畑だったか森だったか?
全部溶岩に埋め尽くされてしまったという。
ここがデッドラインのようだ。




この荒野が果てしなく続く。
地球って広い。人間ってちっちゃい。



その上でお弁当を食べる、孤高の3人。



そして本日のメインイベント、溶岩見学へ。
ハイウェイだった所が溶岩に潰された場所へ向かう。



上の溶岩台地と同じような道なき道を20分ほど歩く。
観光客が入っていける最終地点の向こう
1kmほど先だろうか。
赤い点が見える。





ぷぷぷ。こんな写真でお恥ずかしい。
派手に煙を出しているのは多分まわりの草木が燃えてるだけ。
それでも一応溶岩は目視で見れた!
ふふふ~ん、私達ってラッキーなのね♪

もうちょっと近づけたらよかったけれど
自然の驚異&脅威を充分感じることができた。



ホテルに戻ったらもう23時過ぎ。
もうぐったり。
それでも翌日母は妹達との観光の為
朝早く起きていた。
うちらよりよっぽど体力あるわ





クタクタになったわけ

2010-12-15 16:39:59 | おでかけ:まち
11月25日に「帰ってきました。クタクタです。」という記事を書いたのだが
今回はその真相を。


改めて言うが
今回ドイツ人との日本旅行は
michnaheの一時帰国に彼らが乗っかってきたわけで。

この一時帰国ってやつは
年に一度会社が旅費を負担してくれて
「久しぶりに祖国へ帰って心と体を休めなさい。親兄弟にも会っておきなさい。」
と気遣ってくれる休暇なわけで。

だけどその休暇は14日間までしか認められず、
そのうち7日間をM,Nと過ごし
毎日観光に忙しく、もうここでかなりクタクタな状態に。

「昼まで寝たい。とにかく寝たい。」
毎日naheが考えてたこと。


そしてM,Nと別れmichnaheが向かった先は



常夏の楽園、夢の島 HAWAII


一応言っておきますが、michnaheの祖国ではございません。
なぜハワイ? 
一時帰国なんだから日本に居ろよって?


飛行機で7時間もかけてこんな南まで来たわけは
nahe妹の結婚式の為。


両家の親兄弟・妹友人と成田で合流。
今回の旅、ずっと団体旅行


機内でも殆ど眠れずフラフラ状態で着いたハワイ。
妹に結婚式のドレスコードを「アロハ&ムームー」と決められていた為
そのままみんな買い物へ出かける。
アラモアナショッピングセンターという所にあるらしい。

8人居るのに誰も何も情報を持たぬまま、
広い店内を彷徨い歩く。
なかなかムームーを置いてる店がなく、
切羽詰って最初の店で数少ない中から選ぶ。
その後、ホテルのあるワイキキに行ったら
溢れる程、売っているし


で、先にnaheのドレスを決めたのだが
なんとmichがそれに合わせた柄にするという。
ええええっ!ペアルック!?

パジャマだったら着た事あるけど
外出着でそれはちょっと恥ずかしいわん
だけど妙にノリノリなmichと
「お揃いの方が素敵よ~」という両家母の勢いに押され



買っちゃった。エヘッ


その後夜の会食まで一旦休憩。
ホテルでちょっと横になったら



あら、もうこんな夕暮れ。

この後も毎日こんな感じで
せっかくのハワイなのにビーチでくつろぐこともなく
海に入ることもなく(足はちょっと入れた)
空いた時間は部屋で爆睡という
充実してるんだかしてないんだかよくわからない休暇だったのだ。


ハワイネタもいろいろあるので
それもおいおい・・・。



日本の心をドイツ人に伝える@東京

2010-12-11 23:26:10 | おでかけ:まち
東京での観光は全てM,Nのリクエスト。
おかげで自分達だけじゃ絶対行かないような場所にも行ってきた。

例えば築地魚市場。
「マグロの解体を見たい!」というMの希望に答えやって来たのだが
時間はもうお昼過ぎ、みんな後片付けしてる様子。

michnaheも初めてでどこに行ったらいいのかわからないので
近くで魚をさばいていたおじさんに聞くと
親切なおじさん、詳しく市場内を説明してくれ
「外人さんは喜ぶでしょ?」と足元に転がっていたマグロの頭から
脳天を切り取ってご馳走してくれた。

おお、外人付きだとこんなラッキーなこともあるのね。




例えばメイドカフェ。

関東入りしてから会社の人と会ったmich,M,N。
日本駐在ドイツ人に「メイドカフェに行け」と強く勧められたらしく
元々オタク要素があるNは朝から「maid Cafe♪」とうるさい。

とりあえずアキバに行ってみたものの
それがどこにあるのやら。
しばらく街の中をウロウロしてると
呼び込みをやっているメイドを発見。
もうここにしよう!

「お兄様達、いかがですかぁ?」
「はいっ、入ります!!」即答。


ビルのエレベーターに乗せられる。
「ドリームジェット号、発車!!
いってらっしゃいませ~

・・・もう始まってますか。
Mに「このエレベーターのことをドリームジェットって呼ぶんだよ」と訳してみたものの
「なんで?」と言われても答えられないわ。


エレベーター到着。もういきなり店内へ。

「おかえりなさいませ、ご主人様

キター! 本当に言うのね、この言葉。


学祭の模擬店か!?と見まごうくらいの狭い部屋に
小さなテーブルと椅子。
そこにフリフリメイドコスプレのスタッフが10人程。
客も満員20人程。

とりあえず客層を確認してしまう。
案の定お一人様で来ているアキバ系男子数名。
だけどカップルもいたし、女性だけのグループもいたし
年配のちょっと偉い感じの男性も。

異様な雰囲気に既に圧倒されつつ小さなテーブルについた4人。
60分制限なのでまずは注文しましょ。


mich「メ・・・メラカワユス☆かめたんパフェ、いただけますか?」
こういう所にくるとなんでかクールを装うmich。
本当は可愛らしく言えるくせに

nahe達もケーキを頼む。
もう名前は忘れてしまったが、口に出すのも恥ずかしい感じ。
「これ」と指差しで注文できるM,Nが羨ましい。


ケーキが出てきた。
メイドさんが我らに言う。

「それではご一緒に美味しくなるおまじないをかけましょう。
こうやってくださいね♪
おいしくなぁ~れ、きゅうん

そして両手でハートを作る彼女。
それ・・・うちらもやんなきゃいけないんですか・・・

でも頑張ってノリましたよ、naheは。
M, Nもなにがなんだかわからぬままに手でハート作ってましたよ。
一人引き気味のmich。つまんない男だ、全く。

そんな態度だからかmichのパフェだけ後から来た。
再度メイドさんがmichに言う。

「ご一緒におまじないかけ・・・・・ますか?」
あまりのmichの引き加減に気づいたらしい。

「・・・じゃぁ、短いバージョンできゅうんだけ・・・」
で、再度4人できゅうん



カクテルを頼んだ客がいるとメイドさんが歌いながらシェイカーを振る。
他の客もその歌を聞いて手拍子し、合いの手まで入れなきゃいけない。

「萌え萌え~♪(萌え萌え~) まぜまぜ~♪(まぜまぜ~) にゃんにゃん~♪(にゃんにゃん~)
おいしくなぁ~~れ


もうM,Nのことは放置。
だって訳せないもの、こんな言葉。
「萌え」ってなんですか??


それでも独特の雰囲気は二人とも感じ取っているらしく
Mが「みんな随分高い声で喋っているけどnaheも出せるのか?」と聞いてきたので
「なちゅぅりっひ(ドイツ語で勿論という意味)と声色を変えて答えてやった。


入店してから40分くらいでMが「もう出よう・・・」とギブアップ。
もう限界ですか、でしょうね。

会計をしようとするとNが「ちょっと待ってー」

なんとそこの店のメイド達が歌っている?CDを買い求めた。
「親友の誕生日プレゼントにあげるんだ」と。

ちょっとちょっと!この人達、歌手でもなんでもないのよ?
そんなCDもらっても私だったら困惑、いや迷惑するだけだわ。
どうせ買うならAKB48でも教えておきゃよかったよ。


どっと疲れ、一刻も早くここから脱出したかったnahe。
レジで「おみくじどうぞ~♪」と言われ何気なく1枚引く。
当たったものはさっき「お土産いかがですか~?」と売り歩いていたライター。

やっと店を出てM達の会計をする為レシートを見ると
そこには

おみくじ 300円




当たったんじゃなくて、買わされたの!?私。
しかもただの100円ライターに店の名前が入っただけのを。
サギじゃーーーーん!!

でもよく思い出してみたらおみくじの箱に300円とか書いてた気も・・・
人の深層心理をうまくついた商売しやがって
恐ろしや、メイドカフェ。



M,Nに感想を聞いてみると二人とも「もう二度といい」なんて言ってたけれど
翌日も買い物の為にアキバに行ったNとmichnahe。
「N、ちょっと休憩しようか?」
「Maid Cafe?」

なにかにつけて「メイドカフェ」と言うN。
本当はまた行きたかったんじゃないの!?