みちのく童話会スタッフブログ

第3回を持ちまして、みちのく童話賞は終了ました。これからはみちのく童話会として、活動をしていきます。

みちのく童話賞授賞式終了しました

2021-10-16 | 童話賞

 オンラインによるみちのく童話賞授賞式を行いました。

 本日は、第7回童話塾in東北がオンラインで開催(第6回は、コロナのため中止。それ以前は仙台にて行っていました)。童話塾in東北とみちのく童話賞実行委員会は、別組織ではありますが、その立ち上がりのときから、大変親しい間柄。スタッフもほど一緒。ということもあり、童話塾修了後に童話賞の授賞式を行いました。

 お仕事などの関係、あるいはオンラインというのが壁となり、ご参加がかなわなかったかたもいらっしゃいましたが、大賞のみどりネコさん、佳作の山崎順子さん、委員長賞の佐藤千佳子さんがご参加くださいました。

 賞状は、事前にお送りしていたので、パソコンのこちらとあちらで向き合って、賞状を授与。

 そして、受賞者からご挨拶をいただきました。

 大賞のみどりネコさんは、宮城の方。この賞が震災から10年目という節目に開催された賞であることを、もっとも強く感じてくださって、あの日、そしてその後の10年を思い絶句されるご様子に、私たちはみな、胸が打たれました。

受賞作品集「ひかり」にも言葉を寄せていただいていたのですが、震災当時お腹にいたお子さんが今10歳になられているとのこと。もちろん私たちはそのような事など知らず、作品オンリィで大賞に選んだのですが、この方が大賞でよかった!と感じた瞬間でした。

 童話塾で講演をしてくださった森川成美さんをはじめ、童話塾からほとんどの方が残って、授賞式を見守ってくださったことも、感謝しかありません。

 私は委員長として、最後に挨拶させていただきましたが、来年、あるいはまたいつかお会いできることを願って、書き続けます(お)。

 

  

 童話賞は、来年に向け歩き出しています。

 



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