去年の今日、午後2時半ぐらいにメイは空に旅立ちました。
朝からものすごい癲癇発作を断続的に繰り返し、
早く楽になれと願いながら8時間半、地獄のような時間を過ごしたので
旅立った時には、楽になれて良かったとさえ思ったのね。
この1年は前半ペットロスでボンヤリ過ごし、
ウーさんの急激な老化に心を痛め
チャイが来てからはチャイの体調を気にかけながら
どうにか毎日過ごしてました。
12月にようやくチャイの薬を切れて、そこでようやく安心できた感じ。
完全に治ったわけでもないかもしれないけど。
でもチャイがいなかったら、この1年もっとずっと苦しかったと思うので
やっぱり、犬の穴は犬で塞ぐようになっているんだな。
最期の時があんまりで、その強烈な思い出に他が霞みがちだけど、
一生を振り返れば、うまくバランスが取れてたと思うのよ。
生後2か月で家に来て、エルの妹になって一人ボッチで過ごすことも無く、
厳しいしつけをされるわけでもなく、次女の特権で美味しいとこ取り。
趣味は魚拾い
エルの食べ物を泥棒するわ、ゴミは漁るわ、グリニーズは一袋食べるわ
夫の釣りの餌(ワーム)を食べるわ、人の目を盗んで外に出て締め出され、
玄関ドアの前で何時間も待ったり、車の窓から落ちたこともあったわ。
人間が大好きで愛想良し、いつでもご機嫌で頭の中はお花畑。
トイレは全然覚えないし、お座りも伏せもいまいちキレがない。待ても聞かない。
でもひどいアレルギーもなかったし、お腹も強い。下痢なんて数えるほど。
若い時のメイは毎日自由で何の苦労もなかったはず。
9歳で乳がんの手術して、震災があって
島に引っ越して、エルが亡くなって、ウーが来て姉さんになった。
良いお姉さんでしたよ。
ウーさんに泳ぎのデモンストレーション。
つまらなそうに泳ぐけど
泳ぎは多分上手だった。
表情が豊かで面白かったなあ。可愛かったなあ。
口の周りを舐めるので、しょっちゅうドロボウ口(ぐち)
目で訴えるタイプ
何か文句でも?
13歳直後に病気が判明、すぐにインスリノーマと再発乳がんの手術、毎日の注射、
亡くなる1か月前には直腸も手術。その他に口もとのイボも取ったっけ。
最後の2年ぐらいはちょっと大変だったね。
それでも一生を通してみれば±0なのよ、多分。
エルは若い時は凶悪だったけど、最後に超可愛かったから、こちらも±0。
メイ姉さんが自分の代わりに選んだのがチャイだから。
最初からカワイイ。
でも、最初あまりに可愛いと後で何かありそうでちょっと怖い。
なのでカワイイもほどほどが良いの。
そんな事を考えてたら、お花が届きました。
覚えていてくれてありがとう~!
何とか一年過ぎました。