いまさらですが、5/21の定期演奏会、
無事終了しました。
震災で定演前の約2ヵ月間
まるっきり練習できなかったため、
5月は、ほとんど毎週末泊まりがけで練習に通いました。
仕事を始めてしまったために、
本番までかなり無理のあるスケジュールの中
無事に本番を終えられてホッとしてます。
平日全く練習する時間がなくなってしまい、
今回は練習不足で本番直前までボロボロでしたが、
あきらめが良かったのか、本番では全く緊張する事なく
普段通りに弾く事が出来ました。
一曲目、震災で亡くなった方への追悼の意味で
少人数のアンサンブルでヘンデルのラルゴを演奏。
本番最初の曲、しかも曲の入りにPP~Pってのは結構デンジャラスで、
いつもならここで弓が勝手にビビラートなのですが、
今回は奇跡的にスムーズに入れました。
この後もグリーグ、モーツァルトと普段通りに弾けて
特にグリーグは自分的には今までで一番、演奏を楽しめたかな。
今までだと本番は普段の70%ぐらい弾ければまずまずの出来なのに、
今回は、95%弾けてたはず。
第2部の聖子メドレー、映画音楽メドレーも
普段弾けないところはもちろん弾けなかったけど
何より、気持ち良く弾けて良かったです。
岩手にはいくつかアマオケがあるけど、
編成としては一番小さなこのオケ、
何よりアットホームです。
練習時間が取れなかった私たちのために、代表やコンミスは
自分の時間を削って面倒を見てくれました。
練習や音楽への姿勢も見習わなくてはならない事ばかり。
震災の後、かなり長い間バイオリンを弾く気になれなかったけど、
この人たちのおかげで、音楽の楽しさを再確認、
定期演奏会に出ようという気持ちになりました。
アンサンブルって技術だけじゃなくて
お互いの信頼関係とかコミュニケーションの部分がとっても大切。
演奏会が終わった後、充実感で笑いがこみあげてくるのは
前回の演奏会に続き2回目です。
ずっとこのオケを続けられるといいな。