JRに乗るといつも通り加害者に囲まれる。
通りを挟んで右の前に,加害団体においてそれなりの責任を持っているような男が座っている。表情が曇っている。
盗聴をしている周りの者たちにまたぼそぼそとひとり言で聞かせる。最近は怖い話をよくする。とりわけ「強制収容所」(2015年12月9日)の内容は反応が感じられる。読んでいただけるとありがたいが、簡単に言うと、嫌がらせを続けることで病的になった幹部は、周りの者に悪い影響を与えないように、また教団の犯罪的な嫌がらせについてしゃべってしまうことがないように、教団系の精神病院閉鎖病棟に強制的に隔離する、という内容で、これは私の想像から出たものだが、反応がけっこうあるので当たっているのだろうと思っている。
教団の者がその幹部を家に迎えに来た、という設定で彼らに聞かせる。
「お父さん、教団の人がね、お父さんはよくがんばってお疲れのようだから少しゆっくり休んだらいいっておっしゃっているわよ。とてもいい場所があるから、そこに連れて行ってくださるそうよ。」と話し始める。
すると今まで先行の電車が徐行しているのでゆっくり静かに走っていた電車が急にエンジン音をうならせて加速し始めた。「このやろう」という感じだ。また威嚇しているようにも見える。いつものことだ。私が乗る電車のドライバーはだいたいいつもやっている。私のひとり言の内容に合わせてうるさい音を出したり、車体を前後左右に揺らしたり、不快な運転をする。鉄道関係者が乗っていたらどうするのだろうか、と思う。
すると、右前の男に向かって話していたつもりが、前の席に座っている男が落ち着かなくなって立ち上がり、どこかへ行ってしまった。トイレにでも行ったのだろうか。その後わたしが降りるまで帰ってこなかった。通りを挟んで右に座っている二人のおばさんはうるさく話している。私が怖い話をするのに合わせてそれを掻き消すように馬鹿笑いをしたりするおやじたちや女子高生、また今回のようなおばさんが二人組みでよく私の近くに陣取る。この人たちがいなければ、車内は重たい空気に包まれる。
このおばさんたちも仲がいいかどうか分からない。というのは、おばさんたちが降りる駅が近づくと、窓側に座っているおばさんが降りる支度をして立ち上がって、降りる意思を表明しているのに、通路側のおばさんはそれを知ってか知らずか、わざと知らんふりをして動かず、結局窓側のおばさんが座ることになった。私がその光景を見て、盗聴をしている人だけが聞こえるような小さい声で、からかった。するとガンと座って譲らなかった通路側のおばさんが急いで立ち上がり、出口に向かって急いだ。その二人の距離感が面白かった。他方のおばさんのことは全く気遣う様子もなく、ずんずんと出口に行くものだから、窓側のおばさんも立ち上がって、遅れながら追いかける。距離はどんどん開く。無視された形だ。実は仲がよくないのか、あるいは今日始めて出会って、嫌がらせのために組み合わされた人たちかもしれない。
さて私は独り言で、通路を挟んで右の前に座っている男に例の教団の人がお迎えに来た話しを続ける。
「お父さん、そこはとてもいい所でリゾート地なんだって(人里離れた所だったりして)。とてもいいスタッフがそろっているし…」
「部屋もとてもきれいで・・・」
そして私が「鉄格子つきの」と言ったとたんに、乗り込んだときからずっと前を向いて寝ていたはずの横の席の男が、カッと目を見開いていきなり私のほうに顔を向け、私を威嚇した。普通には私の声は聞こえないはずだ。電車はうるさいし、私は衣類を口にあてて盗聴している人以外には聞こえないような声でしゃべっている。「俺の声が聞こえるのか。それは不思議なことだ。(お前、盗聴だろう、という意味合い)」と話す。彼は「外を見ているだけだ」と言いたいのだろうが、外は暗く、何も見えない。その後も横の男は、私が何か気になることを言うたびに顔をこちらに向けた。横でこういう角度でこちらを見るのは変だ。窓の外を見ているような角度ではない。私を威嚇しているという角度だ。
「どうやら気になったらしいな。教団としてはこれは都合の悪い話だということだ。お前がそうやって威嚇するから分かるのだ。」
強制収容所の話は私の想像から出たものであるが、このような反応があるから現実なんだな、と推測する。
盗聴し、威嚇するから分かってしまう。盗聴が裏目に出ている。
その後、通りを挟んで右の前に座っていた男も落ち着かなくなり、ごそごそやり始めた。そして薬を取り出して飲んだ。先ほど弁当を食べたときには薬を飲まなかったのに、私がこんな話をしているときに飲むとは、それは精神安定剤だな、と言ってやる。通常彼らは薬を飲んでいると私に悟られないように、小さいお菓子のケースから取り出し、丸くて白い粒の菓子を食べている、ということにしながら薬を飲むようだ。しかしこの男はもろに薬を飲んだ。
このようにいろいろな反応がある。
通りを挟んで右の前に,加害団体においてそれなりの責任を持っているような男が座っている。表情が曇っている。
盗聴をしている周りの者たちにまたぼそぼそとひとり言で聞かせる。最近は怖い話をよくする。とりわけ「強制収容所」(2015年12月9日)の内容は反応が感じられる。読んでいただけるとありがたいが、簡単に言うと、嫌がらせを続けることで病的になった幹部は、周りの者に悪い影響を与えないように、また教団の犯罪的な嫌がらせについてしゃべってしまうことがないように、教団系の精神病院閉鎖病棟に強制的に隔離する、という内容で、これは私の想像から出たものだが、反応がけっこうあるので当たっているのだろうと思っている。
教団の者がその幹部を家に迎えに来た、という設定で彼らに聞かせる。
「お父さん、教団の人がね、お父さんはよくがんばってお疲れのようだから少しゆっくり休んだらいいっておっしゃっているわよ。とてもいい場所があるから、そこに連れて行ってくださるそうよ。」と話し始める。
すると今まで先行の電車が徐行しているのでゆっくり静かに走っていた電車が急にエンジン音をうならせて加速し始めた。「このやろう」という感じだ。また威嚇しているようにも見える。いつものことだ。私が乗る電車のドライバーはだいたいいつもやっている。私のひとり言の内容に合わせてうるさい音を出したり、車体を前後左右に揺らしたり、不快な運転をする。鉄道関係者が乗っていたらどうするのだろうか、と思う。
すると、右前の男に向かって話していたつもりが、前の席に座っている男が落ち着かなくなって立ち上がり、どこかへ行ってしまった。トイレにでも行ったのだろうか。その後わたしが降りるまで帰ってこなかった。通りを挟んで右に座っている二人のおばさんはうるさく話している。私が怖い話をするのに合わせてそれを掻き消すように馬鹿笑いをしたりするおやじたちや女子高生、また今回のようなおばさんが二人組みでよく私の近くに陣取る。この人たちがいなければ、車内は重たい空気に包まれる。
このおばさんたちも仲がいいかどうか分からない。というのは、おばさんたちが降りる駅が近づくと、窓側に座っているおばさんが降りる支度をして立ち上がって、降りる意思を表明しているのに、通路側のおばさんはそれを知ってか知らずか、わざと知らんふりをして動かず、結局窓側のおばさんが座ることになった。私がその光景を見て、盗聴をしている人だけが聞こえるような小さい声で、からかった。するとガンと座って譲らなかった通路側のおばさんが急いで立ち上がり、出口に向かって急いだ。その二人の距離感が面白かった。他方のおばさんのことは全く気遣う様子もなく、ずんずんと出口に行くものだから、窓側のおばさんも立ち上がって、遅れながら追いかける。距離はどんどん開く。無視された形だ。実は仲がよくないのか、あるいは今日始めて出会って、嫌がらせのために組み合わされた人たちかもしれない。
さて私は独り言で、通路を挟んで右の前に座っている男に例の教団の人がお迎えに来た話しを続ける。
「お父さん、そこはとてもいい所でリゾート地なんだって(人里離れた所だったりして)。とてもいいスタッフがそろっているし…」
「部屋もとてもきれいで・・・」
そして私が「鉄格子つきの」と言ったとたんに、乗り込んだときからずっと前を向いて寝ていたはずの横の席の男が、カッと目を見開いていきなり私のほうに顔を向け、私を威嚇した。普通には私の声は聞こえないはずだ。電車はうるさいし、私は衣類を口にあてて盗聴している人以外には聞こえないような声でしゃべっている。「俺の声が聞こえるのか。それは不思議なことだ。(お前、盗聴だろう、という意味合い)」と話す。彼は「外を見ているだけだ」と言いたいのだろうが、外は暗く、何も見えない。その後も横の男は、私が何か気になることを言うたびに顔をこちらに向けた。横でこういう角度でこちらを見るのは変だ。窓の外を見ているような角度ではない。私を威嚇しているという角度だ。
「どうやら気になったらしいな。教団としてはこれは都合の悪い話だということだ。お前がそうやって威嚇するから分かるのだ。」
強制収容所の話は私の想像から出たものであるが、このような反応があるから現実なんだな、と推測する。
盗聴し、威嚇するから分かってしまう。盗聴が裏目に出ている。
その後、通りを挟んで右の前に座っていた男も落ち着かなくなり、ごそごそやり始めた。そして薬を取り出して飲んだ。先ほど弁当を食べたときには薬を飲まなかったのに、私がこんな話をしているときに飲むとは、それは精神安定剤だな、と言ってやる。通常彼らは薬を飲んでいると私に悟られないように、小さいお菓子のケースから取り出し、丸くて白い粒の菓子を食べている、ということにしながら薬を飲むようだ。しかしこの男はもろに薬を飲んだ。
このようにいろいろな反応がある。