寅年になってはや1ヶ月経ちました。
プロ野球ではトラさんチームのOBのB.B.が監督をするあのチームが話題を独占!本家の虎さんチームは本当に影が薄い今日この頃です。
そこで別の虎さんのネタはないかと思いを巡らせていたらありました。懐かしい僕らのヒーローのトラさんが!








そうです虎と聞いて思い出すのは僕の子供の頃流行った漫画タイガーマスクです。

最初は今は廃刊となってしまったぼくらと言う月間の漫画雑誌に連載されていました。


プロレスってベビーフェイスとヒールと言う明確な役割分担があって、外国人は反則も使う悪者的な立ち位置でしたよね。それを日本勢の馬場さんや猪木さん達がやっつけると言うのが王道でした。
だから日本人でありながら覆面レスラーでしかも反則を平気で使うヒールの設定にまず驚きました。
タイガーマスクの連載が始まった頃には僕も毎週金曜日のプロレス中継を観る様になっていました。
だから覆面レスラーは外国人レスラーしかいないと思っていたので日本人の覆面レスラーという設定にとてもビックリしました。
当時の僕にとっては覆面レスラー=ザ・デストロイヤーでした。

そして覆面レスラー=怖いと言うイメージもありましたね。
主人公の伊達直人は孤児院のちびっ子ハウスの出身で悪役レスラーの養成期間虎の穴にスカウトされそして悪役レスラータイガーマスクとなる。この設定にも当時驚きましたね。
ただかっこよくて強いだけのヒーローでは無くてそのバックグラウンドには結構重い物を背負っていると言うのが当時の僕にはもう一つピンと来ませんでした。


虎だ!虎だ!お前は虎になるのだ!
と言う言葉で始まるアニメタイガーマスク
テレビで毎週欠かさず観てました。
でも連載している漫画とテレビのアニメ版のタイガーマスクは途中から展開が変わってしまったのは子供ながらにモヤモヤ感いっぱいでした。
特に漫画の最終回はショッキングでしたね。
まさか主人公のタイガーマスク=伊達直人が事故であっけなく亡くなってしまうんですから!
何でタイガースマスクが試合でもないのに死ななあかんねん!
この結末には正直なところ納得出来ませんでした。
せめてアニメの様に最強の敵を倒して去っていく位のエンディングで良かったと思うんだけどね!
思い起こしてみるとこの頃のスポ根漫画ってあしたのジョーや巨人の星もそうだけど最後は決してハッピーエンドにならないんですよね。
タイガーマスクも含めて原作者が梶原一騎さんだったと言う事もあるのかなぁ?
滅びの美学を追及していたのかもしれませんね!
その方が読者の心には残るからでしょうかね?
そして新日本プロレスにタイガーマスクが登場した時にはマジか?と驚きました。

初代タイガーマスクの試合は実に華麗で技のキレもあって好きでしたね。
無敵のヒーローと言った感じで正にアニメの世界から飛び出てきた感じがしました。
タイガーマスクとダイナマイト・キッドや小林邦昭との死闘などファンにとっては記憶に残るレスラーだったと思います。
今から思えばいい時代でしたね!
では懐かしのタイガーマスクの主題歌をアップします!

今日も一日よろしくお願いします🙇♂️