ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

ピーガブも日本上陸!名曲Biko も歌ったよ ! ⑤

2018-04-12 13:55:17 | 日記
キャッチーな Sledgehammerで盛り上がった会場も本編最後の曲 Secret Worldで再びピーガブ
の世界に戻っていく。全編を通じて1つの演劇を観ているような演出のライブはPeter Gabriel の
代名詞ともいうべき Biko に向かってさらに進んでいく。

アンコールの一曲目は 大ヒット アルバム So に収録されている In Your Eyes だ。

どうしていいかわからなくなった時、結局 君のところに戻ってしまう。

君の眼差しの中に光やあたたかさがある〜
僕は君の眼差しの中にその光と温かさを感じたい
というようなことを歌っている。ピーター流のラブソングだ。
でも決してスィートなだけのラブソングではないと感じるのは僕だけだろうか?

このアルバムからだったらDon't Give Up のほうがもう少し曲調はロマンティックなのだが・・・
アルバムはケイト ブッシュとのデュエットが素晴らしかったけど。

そして最後の最後でピーターのまさに代名詞とも言える曲Biko が登場だ。

ピーターが切々と歌い出す。

September '77
Port Elizabeth weather fine
It was business as usual
In police room 619
Oh Biko, Biko, because Biko
Oh Biko, Biko, because Biko
Yihla Moja, Yihla Moja
The man is dead
The man is dead




まさに南アフリカでアパルトヘイトが盛んだった頃、黒人意識運動の若手指導者だったスティーブン ビコの事を歌った曲だ。

拷問された挙句 病院に搬送するのも遠い所に軍用車で運ばれて死なしてしまうという悲劇を聞いて出来た歌だ。

ライブのエンディングにはこの曲を必ず歌っている。重い重い曲だ。未だに世界各国で紛争や内戦による被害者が後を絶たない。ホントにヘビーな曲だ。

それでもハッハッハッーと言うところはピーターと一緒に歌った。





そして初めて観たPeter Gabriel のライブは幕を降ろしたのだ。

ミュージカルでもロックオペラでも無いけどライブ全体を通じて1つの物語を演じている感じがした。汗かいてイェー!と言うのではなく嗚〜呼 終わった、と言う感じを抱きつつ家路に着いたのだ。



1994年 3月10日 大阪城ホール


Setlist

1.Come Talk to Me
2.Quiet Steam
3.Steam
4.Games Without Frontiers
5.Across the River
6.Shakin' the Tree
7.Blood of Eden
8.San Jacinto
9.Lovetown
10. Kiss That Frog
11.Solsbury Hill
12.Digging in the Dirt
13.Sledgehammer
14.Secret World

Encore

15.In Your Eyes
16.Biko