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ASRock P67 Professional New BIOS1.50

2011年01月27日 01時31分44秒 | PCパーツ

Sandy BridgeマシンのマザーボードASRock P67 Professionalの新しいBIOS1.50がダウンロードできるようになってたので、さっそく入れ替えて何が変わっているのか確認してみました。

・増えていた項目
Memory Fast Boot

・変更された項目
Host Clock Override(BCLK)が手入力でなく一覧選択に変更された
CPU C State Support項目が、明示的にCPU C3 State SupportとCPU C6 State Supportの2つの項目に分かれた

・初期値が変更になった
Power Saving ModeがEnabledからDisabledに変更
 =>BIOS1.40でもLoad XMP SettingをProfile1に変更するとDisabledになってました。
Enhanced Halt State(C1E)が、AutoからEnabledに変更
CPU C State Support項目がAutoから、CPU C3 State Support=Enabled、CPU C6 State Support=Enabledに変更
 =>設定がめんどくさくなりました。4GHzへのオーバークロック時に、クロックが4GHz固定でなくなったようで、ベンチなどでもスコアが定格とほとんど変わらなくなりました。
Marvell SATA3 Operation ModeがAHCIからIDEに変更
SATA ModeがAHCIからIDEに変更
 =>Windows XPを考慮しての変更でしょうが、これでまたBIOSをデフォルトに戻すたびにこの値をAHCIに変更しないとならなくなりました。

また、BIOS更新時に気になる各部の電圧変化ですが、いくつか変更が見られました。

DRAM Voltageが1.500V→1.650V
VTT Voltageが0.986→1.051V

ただ、VTT VoltageはDRAM Voltageに連動しているはずなので、変化があるのは当然ですが、BIOS1.40では、DRAM Voltage1.65V時には、1.142Vかかっていたので、新しいBIOSでは、電圧が下がっているようです。この項目は、CPUのアンコア部の電圧だと思うのですが、今まで回してみた感覚だと、1.142Vに設定してあった方が、ベンチスコアが安定する感じでした。

参考までにBIOS画面とユーティリティF-STREAM TUNING画面です。

BIOS1.40 Voltage設定画面 ユーティリティ画面

BIOS1.50 Voltage設定画面 ユーティリティ画面

御覧のように、ユーティリティ画面でも違いが一目瞭然です。

ま、変更点だけ確認してもとのBIOS1.40に戻しましたが。だって、BIOSデフォルトを多用する自分としては、いちいちIDE->AHCIに変更するのが面倒なので。

あと、VTT電圧に関しては、メインメモリのチューニングにも関わっていると思われるため、もうすこし検証してみる予定です。


Core i7 2600K OC耐性チェック 2個目

2011年01月27日 00時38分19秒 | オーバークロック

Core i7 2600K 2個目のオーバークロック耐性をチェックしてみました。

まず感じたことは、1個目と比べて定格の状態で温度が5度前後ひくい、ということです。

そこで今回は、低めの電圧(1.35V)での50倍設定(5000MHz)から検証を開始してみました。

結果としては以下の通りです。

ClockVCoreBenchScoreScreenShot
5.0GHz 1.424V SuperPI 7.488s


3DMark06 35418
5.2GHz 1.520V SuperPI 7.192s
5.3GHz 1.544V SuperPI 7.051s

1個目と比べて、低めの電圧でOKでした。結構な耐性のようです。

まだ1個注文してますが、とりあえず、こちらの石をしばらくの間はメインで使ってみようと思います。

(1/25追記)

噂されているCore i7 2600Kにおける4.8GHzの壁について検証したところ、やはり存在してました。「internal PLL overvoltage=Disable」にて5GHzを起動しようとすると、「Machine Check Error」と表示され起動しませんでした。

なお、Core i7 2600Kを2個使用してみて感じたことです。あくまで僕の感じた事なので正しいかどうかは分かりません。

1個目 ロット:L041B204 電圧に対してリニアにクロックが上がってくれるので、MAXクロック向き。ただし、ASRockマザーで設定できるVCore電圧は1.52VがMAXのため、VCore電圧が1.99Vまで設定できるASUSマザーに向いている感じ。ただ、CPU温度が比較的高いので、冷却に注意が必要。常用OCは4.4GHzあたりで抑えておいた方がよさそう。

2個目 ロット:L041B229  5GHzまでは低電圧で起動してくれるが、1.45V以上の電圧を入れても1個目ほど電圧が上がってくれない感じなので、4.6GHz~4.8GHzあたりでの常用向き。CPU温度も1個目と比べて低めなので、1.45V以下で使用する分にはさほど敏感になることはない感じ。ただし、VCore電圧を入れてもMAXクロックはあまり伸びないような気がします。

 

最後に、この記事を見て自分も試してみよう、という方がおられるかも知れませんが、ここで行っているオーバークロックは大変危険なものです。最悪CPUやマザーボードが破損することも考えられますので、真似しないほうがいいと思います。

なお、自分は予備のパーツを確保し、パーツの破損を覚悟したうえで行っています。壊れたら壊れたでそのことは経験になるため、自分にとってはあまりマイナスにはなりませんし、もちろん壊れたパーツはあきらめます。あくまで自己責任です。

そこんとこよろしくおねがいします。


Core i7 2600K 5GHzでの各種ベンチ

2011年01月26日 16時10分04秒 | オーバークロック

Sandy BridgeのO.C.耐性がだいたいわかってきたところで、CPUを5GHzに設定して各種ベンチデータを取り始めました。

SuperPI Time 7.472
FF XIV Low スコア:9043
3DMark05 スコア:42839
3DMarkVantage PhysX有効 スコア:38019
3DMarkVantage PhysX無効 スコア:31957
3DMark11 PhysX有効 スコア:7880
3DMark11 PhysX無効 スコア:7875
CrystalMark スコア:416077

絵板系のベンチだとスコアはあまり変わらない感じです。


Core i7 2600K OC耐性チェック

2011年01月23日 02時27分00秒 | オーバークロック

気になっていたCore i7 2600Kのオーバークロック耐性チェックをざっくりとですが行ってみました。

4.8GHz 

5.0GHz 

5.1GHz 

あっさり5.0GHzを超えました。ここまで簡単に超えるとは思いませんでした。まだクロックは上げれそうですが、温度が結構高くなるので、常用可能なのは比較的低電圧で動作する4.4GHz~4.6GHzあたりではないでしょうか。

980Xでは結構5.0GHzが壁だったのですがSandy Bridgeは噂通りすごいOC耐性ですね。

ちなみに、ロットはL041B204です。