山本眞輔の「芸術と私」の講演会が市文化会館であった。
パネルに作品の大きな写真が掲げてあった。
一色の松木島出身ということで、松木島の知り合いがたくさん出席していたようだ。
もちろん、西尾文化協会40周年記念で行っているので、その関係者も多かった。
文化協会中川会長から、こと細かに長く「山本眞輔」の紹介があったあと、榊原市長の挨拶があった。
最初に、中川会長がすべて話をしてくれたので、これで終了します、と話された時には、どっと笑いが起きた。
西尾高校で彫塑を知り、その道に進みたかったが、親から英語の先生になりなさいとしつこく言われ、愛知教育大学から東京教育大学に進んだ。
イタリアの留学生になり、そこで彫塑を習った。
今では、ヒエラルキーそのものの日本芸術院会員になった。
ぼくは、日展で先生の作品を見たことがある。
イタリアでの印象が強いのか、その作品はイタリアの若い女性がモデルになっている場合が多いように思う。
大学の先生をやり、広く名古屋を中心に活躍されている。
市の文化会館では、11月19日(土)に半田市で行う渡部陽一の講演会のポスターが貼ってあった。