日々想うこと

毎日の生活の中のちょっとした出来事や感じたことを気ままに書いています。

岡本綺堂

2008-02-06 | 本棚
半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)
岡本 綺堂
光文社

このアイテムの詳細を見る


先ほど「鬼平」を思い出したのでついでに・・。
昔、テレビで「半七捕り物帳」をしていましたが、その著者、岡本綺堂の文体も淡々としていながら印象的で好きです。

綺堂の父は元徳川家の御家人でイギリス公使館に勤めていましたが、そのせいかどうなのか、彼はシャーロックホームズに影響を受けて、日本最初の捕り物帳「半七捕物帳」を書きました。

でも、実は綺堂の本では怪談や怪奇集がいいかな。ゾクッときます。
それはもう、淡々と書かれているだけに怖い。
なんか、今風のお話と違って、日本の闇とか湿度とかを思いきり感じさせてくれます。
私にとっては体感的な本です。
読むのはやっぱり夏がいいですよ。
今はただでさえ寒いから!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。