父の看護に帰っていたころにKazuo Ishiguroのインタビュー番組を見て、本を買って、映画を観たいと思っていました。
上映はすでに終わっていて、残念だったのですが、レンタルDVDが新作コーナーにあり、借りてきました。
本も、あの抑制の効いた静かな文体が味わい深かったですが、映画も良かったです。
最後のキャシーの言葉が、深く深く沁みます。
観終わる頃には、やはり涙でぐしゃぐしゃになっているのですが、とってもとってもよかった。
Tree of Life, このNever let me go
また観たいと思う映画でした。
この間から、観たいと思っていた映画がレンタルで出ていて、いくつか観ました。
「英国王のスピーチ」 これもとても良かったです。なんかボイトレと重なることも・・・声を出すこと、奥が深いです!
「アレクサンドリア」 4世紀末、エジプトのアレクサンドリアの女性天文学者ヒュパティアの物語です。
地動説を解明しようとした、ソフィアに全てを捧げたヒュパティアの映画だ! と、楽しみに観ました。
彼女を惨殺したのも図書館に火を放ったのも、キリスト教徒。歴史を振り返ると人類の愚かさも偉大さも浮かび上がってきますね。
「ブラックスワン」も、まだ観ていないから観たいです。