メトロギャラリー飯田 Metro Gallery Iida

夢と覚醒の隙間のギャラリー

田中モエ アート展「UNKNOWN」  メトロギャラリー飯田

2010-10-23 19:07:20 | 現代アート

メトロギャラリー飯田では、田中モエ アート展「UNKNOWN」を開催しています。東京大学総合研究博物館にて開催された『命の認識』展において撮影した骨の写真30点、その写真を素材に創作したシルクスクリーン作品4点、オリジナル絵画作品1点を展示しています。お気軽にお立ち寄り下さい。

       
     
日時・期間:2010年10/22(金)~10/28(金)
       OPEN PM1:00~AM1:00
主   催:メトロギャラリー飯田(カラオケシティメトロポリス内)
場   所:長野県飯田市知久町2-1   
      tel 0265-52-3719
ア ク セ ス:JR飯田駅より徒歩10分・飯田バスセンターより徒歩5分
             入場無料








UNKNOWN
幼いころから骨というものに関心、面白さを感じており、自らも骨に関する大きな怪我、病気等を経験してきた中、学生時代に興味深く学んだ美術解剖学に感銘を受けた事も影響してか、近年、更に『骨』や『古来、人類が生み出した技術』という物に強い関心を持ち始めていた。
『印刷』という技術が発達してきた昨今だが、その印刷の原理は活版、シルクスクリーンにあると私は考えており、そう学習した。自らが思い描いた図面が簡単にパソコンで制作でき、プリンターとインクがあれば出力できてしまうという環境が当たり前となり、シルクスクリーンの技術は過去の物となってしまったように思う。
そんな中、私いつまでもシルクスクリーンの技術に挑戦し、自らの手で印刷するという事がいかに難しく、枚数を重ねるごとに、技術の向上、自らの作品の幅が広がったという実体験がある。
今回、新たに作品を制作すると考え始めた時から、作品の技法はシルクスクリーンと決めていた。自らが熱心に取り組んでいたもの、まだその気持ちは消えておらず、これから先も自分が制作していきたい技法を考えたとき、やはり変わらずシルクスクリーンだと再認識した。
本題材は、東京大学総合研究博物館にて、2009年12月19日から2010年3月28日まで開催された『命の認識』展にて撮影した写真である。学芸員の方の了承を得て、本作品の題材として使用している。

                                                     2010.田中モエ・MOE TANAKA

メトロギャラリーホームページ・田中モエ アート展
http://www7.plala.or.jp/karaokecity/tanaka.moe..html


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