メトロギャラリー飯田 Metro Gallery Iida

夢と覚醒の隙間のギャラリー

トニオ展 ‐WOMON 2‐

2017-02-02 19:08:11 | 現代アート

メトロギャラリー飯田では、東京在住のアーティスト・トニオの‐WOMON 2‐を開催しています。輪ゴムで制作された、五臓及び女性特有の生殖器・子宮と脳、計7点、SharArt2016の入選作品「WOMON2」、血が付着したナプキン291作品、苦しみ、痛みを輪ゴムで編んで腹から垂れ流した衣装1点、計10点を展示しています。

主   催 :メトロギャラリー飯田
日時・期間 :2017/02/03~04/16
Open PM 13:00~AM2:00
場   所 :長野県飯田市知久町2-1 カラオケシティメトロポリス1F   
連 絡 先 :TEL 0265-52-3719
ア ク セ ス:JR飯田駅より徒歩10分・飯田ICより車で20分
入場無料



 

 

球体関節人形を製作してきたTONIO(トニオ)による、女という生き物への敬愛と悲哀を込めた作品群。人生の大半で血を流す女性器・命の出入り口としての女性器.強固な意志で侵入を拒絶する女性器を表現。
「女性が生涯に流す血液と内部組織、人間の主要臓器と脳、これが有るために起きる喜びと虐待〈子宮・卵巣・膣〉を形にした」
展示タイトルWOMON2は、1997年イギリス映画プリーチング(Preaching to the Perverted)での女のセリフ「[私はWOMANじゃない、私はWOMON。男は誘わない」から。                      トニオ(東京在住)

メトロギャラリー飯田 トニオ展 ‐WOMON 2‐

http://www7.plala.or.jp/karaokecity/tonio.womon2.html
http://www7.plala.or.jp/karaokecity/sub2.html 


 



Izaak Zwartjes ポスト黙示録の現代アート

2015-07-31 01:52:54 | 現代アート

Izaak Zwartjes ポスト黙示録の現代アート
Izaak Zwartjes(1974生まれ/オランダ・ライデン)ハーグ王立芸術アカデミーから2008年卒業。 アムステルダムのアップストリーム·ギャラリーで毎年出品。 その他の重要な個展は、アムステルフェーン・コブラ美術館(2009)の「出エジプト記」とフェンラユでOdaparkの「基本構成」(2011) アムステルダムのFATFORM(2012)とライデンの「写真(2013)から「永遠の提示」とのグループ展。







等身大のスカルプチャー・廃材などを利用して再構成コラージュするアーティストと言えば、私の好きなエドワード・キーンホルツ (Edward Kienholz 1927 - 1994年)ナンシー·レディン·キエンホルツ夫妻を彷彿させます。好なからず影響は受けているのではないかと推測します。Izaak Zwartjesは今後、世界的に活躍するアーティストだと思うので注目です。    Metro Gallery IIDA


ノルウェーの異分野アーティスト集団 Verdensteatret

2013-05-23 21:33:35 | 現代アート

Verdensteatret パフォーマンス、インスタレーション、シャドウ・プレイ、サウンド、アニメーション等を組み合わせた作品を上演するために、1986年Lisbeth BoddとAsle Nilsen が中心となり設立された異分野アーティスト集団。視聴覚ライブアートコンサートは、使い古された物質(自転車部品、流木、ワイヤー、骨、電球)、複雑に組み合わされた装置、ビデオプロジェクション、ピアノなど、一見相容れない技術と材料を複雑に組み合わせ詩的かつ刺激的なサウンドスケープオーケストラを構築している。     Metro Gallery IIDA

And All the Questionmarks Started to Sing (2010)
そして、全ての疑問符が歌い始めた









Installation And All the Questionmarks Started to Sing from Verdensteatret on Vimeo.


Louder 大声 (2008)







louder from Verdensteatret on Vimeo.

Verdensteatret Web http://verdensteatret.com/

メキシコの友人・デザイナー Danilo O. Laureano さんからの情報です。

ミハエル・グービン Mikhail Gubin 旧ロシア(ソビエト連邦)出身の前衛マルチアーティスト

2012-11-15 15:40:59 | 現代アート

ミハエル・グービン Mikhail Gubin ソ連/・ハリコフ 1953年生まれ
Mikhail Gubin was born in Kharkov, the Soviet Union in 1953.
アートも政府の統制下にあった旧ロシア(ソビエト連邦)において前衛芸術の旗手として秘密裡(アパート展)と称して活動していたが、芸術の自由を求め1989年アメリカに渡る。アメリカでは32回の個展、200余りのグループ展と精力的に活動している。彫刻、絵画、ドローイング、コラージュ、ライトボックス、写真等の様々な媒体を自己作品に投影する前衛マルチアーティストである。 MetroGallery IIDA






ミハエル・グービン Mikhail Grubin Web
http://www.gubinart.com/

ミハイル・グービンさんから頂いた言葉です。
I am very pleased to our acquaintance.
I am pleased to know that you like my works.
Thank you very much for your posting my art objects on your blog.
All my best,   Mikhail


Olivier de Sagazan/心のズタ袋に暗闇の叫びを詰め込んだアーティストⅢ!

2011-05-14 01:14:53 | 現代アート

Olivier de Sagazan はフランスを拠点に活躍するアーティスト・その活動範囲は・絵画・映像・パフォーマンス・スカルプチャーと一過性のアートに留まらない。今、私と究極映像研究所さんで最も注目しているアーティストです。
Olivier de Sagazan(オリビエ・ド・サガザン)は1959年コンゴに生まれた。生物学の研究の後、絵画や彫刻に専念。その後20年間、フランス・ベルギーをはじめ世界各地において展覧会を開催している。ここ10年間は、自らの肉体をパフォーマンスにて使用している。すでにインターネット上においては数多くの人達が閲覧している。     
          Michel Surya(ミシェル・スーリヤ)DVDの一文より抜粋





            2011/01/14~02/26 TRANSFIGURATION


       2011/11/26 RENCONTRES IMPROBABLES 6 
       FESTIVAL DE PERFORMANCES TISTIQUES

Olivier de Sagazan(オリビエ・ド・サガザン)は2011年01/14~02/26にかけて大規模な展覧会を皮切りに2011年11月26日RENCONTRES IMPROBABLES 6 FESTIVAL DE PERFORMANCES TISTIQUESを開催。そして、2011年3月3日にアート・彫刻・パフォーマンス映像を収録しているDVD TRANSFIGURATION(変容)を発売している。DVDの裏書にはMichel Surya(ミシェル・スーリヤ・作家 哲学者)が論評している。今回、究極映像研究所さんと供に、改めてOlivier de Sagazanの素晴らしさを再認識した。
primeval&Bioが融合した彼自身の叫びは、彼自身の生きてきた証なのだ!!そして原始に遡る彼の変容パフォーマンスは、生物学的な根源を辿る彼自身の宗教儀式なのではないかと思う。                         Metro Gallery IIDA


  2011/03/03 Olivier de Sagazan DVD TRANSFIGURATION



究極映像研究所・Olivier de Sagazan 特集
http://bp.cocolog-nifty.com/bp/2011/05/olivier-de-sa-1.html
http://bp.cocolog-nifty.com/bp/2011/05/olivier-de-saga.html

Olivier de Sagazan Web
http://nefdesfous.free.fr/


田中モエ アート展「UNKNOWN」  メトロギャラリー飯田

2010-10-23 19:07:20 | 現代アート

メトロギャラリー飯田では、田中モエ アート展「UNKNOWN」を開催しています。東京大学総合研究博物館にて開催された『命の認識』展において撮影した骨の写真30点、その写真を素材に創作したシルクスクリーン作品4点、オリジナル絵画作品1点を展示しています。お気軽にお立ち寄り下さい。

       
     
日時・期間:2010年10/22(金)~10/28(金)
       OPEN PM1:00~AM1:00
主   催:メトロギャラリー飯田(カラオケシティメトロポリス内)
場   所:長野県飯田市知久町2-1   
      tel 0265-52-3719
ア ク セ ス:JR飯田駅より徒歩10分・飯田バスセンターより徒歩5分
             入場無料








UNKNOWN
幼いころから骨というものに関心、面白さを感じており、自らも骨に関する大きな怪我、病気等を経験してきた中、学生時代に興味深く学んだ美術解剖学に感銘を受けた事も影響してか、近年、更に『骨』や『古来、人類が生み出した技術』という物に強い関心を持ち始めていた。
『印刷』という技術が発達してきた昨今だが、その印刷の原理は活版、シルクスクリーンにあると私は考えており、そう学習した。自らが思い描いた図面が簡単にパソコンで制作でき、プリンターとインクがあれば出力できてしまうという環境が当たり前となり、シルクスクリーンの技術は過去の物となってしまったように思う。
そんな中、私いつまでもシルクスクリーンの技術に挑戦し、自らの手で印刷するという事がいかに難しく、枚数を重ねるごとに、技術の向上、自らの作品の幅が広がったという実体験がある。
今回、新たに作品を制作すると考え始めた時から、作品の技法はシルクスクリーンと決めていた。自らが熱心に取り組んでいたもの、まだその気持ちは消えておらず、これから先も自分が制作していきたい技法を考えたとき、やはり変わらずシルクスクリーンだと再認識した。
本題材は、東京大学総合研究博物館にて、2009年12月19日から2010年3月28日まで開催された『命の認識』展にて撮影した写真である。学芸員の方の了承を得て、本作品の題材として使用している。

                                                     2010.田中モエ・MOE TANAKA

メトロギャラリーホームページ・田中モエ アート展
http://www7.plala.or.jp/karaokecity/tanaka.moe..html


Beth Cavener Stichter/アメリカの陶芸家 ― 人間心理学と生物のメタファー ―

2010-02-03 07:26:15 | 現代アート

Beth Cavener Stichterは、ハヴァーフォード大学・オハイオ州立大学で2002年に学士号を取得後、陶芸・工芸家として第一線で活躍するアメリカ在住のアーティストである。(Groost財団賞、最優秀賞)
ウサギは可愛い・羊はおとなしい・などと言われる既成概念を覆すべスの作品は、(ボルト・抜け殻と題された兎等)とてもエロチックであり、とても艶かしい。現在、Olivier de Sagazan・Ron Pippin同様、私が最も注目するアーティストの一人である。(日本では、金沢の21世紀美術館が購入している。)                     metro





       Beth Cavener Stichter


                    
       Tsukika Kitamura

現在メトロギャラリーにおいて展示している、北村月香の作品とBeth Cavener Stichterの兎を比べてみて下さい!国は違っても捉え方の共通点が見えてきます。・・・
Beth Cavener Stichterのホームページです。掲載作品は2009年の作品です。過去の作品も凄いの一言です!!
 http://www.followtheblackrabbit.com/


彫刻家・細井篤/書道家・石原獨住「TWO VOICES」展が開催!

2009-10-16 23:39:03 | 現代アート

彫刻家・細井篤・書道家・石原獨住の二人展が、飯田市上郷のアートハウスにて開催された。
2009年・10/15~10/27(定休日・水)
国内外において活躍する細井篤(東京在住)が地元の飯田市にて開催するのは初めてのことである。近い処では、1998年の上伊那郡飯島町の小蕪亭における展覧会位であろうか。
先般、当ブログにて紹介した愛知県立美術館に常設展示されている大型のスカルプチャーとは対照的に、「」の平に収まる程の小品6点が展示されている。とても小さな作品ではあるが、ここ数年における細井の感性が色濃く反映されている。
細井の作品は大抵、視点・多様体・光と影・空間の切除から構成されている。一種、位相幾何学とも内耳の器官(蝸牛内・コルチ器)のようでもある。だが、数式によって計算しているのか?と細井に問うと“感覚”だけだと言う。その感覚は、空間に切り取られたテレビモニター・ビルと家との隙間に切り取られた青い空・黄昏が落とす影、成田亨デザインのブルトンやキングジョーなど、おそらく少年期における憧憬の記憶が、作品に反映しているのではないかと私なりに想像する。
今回の1本の針金から作り上げられた小作品は書道家・石原獨住の作品と連鎖呼応して、先端に近づけば近づくほどブラウン粒子の様な繊細さと震えるような不確定さを、偶然にも演出しているのではないかと思う。

“私たちが目の当たりにする線と空間は時と供に日々生まれ変わっている”      by metro






彫刻家・細井篤・Atsushi Hosoi のホームページ・興味がある方は下記のアドレスからご覧ください!
http://www.a-hosoi.com/

細井は10代の頃、一見社交風には振舞ってはいたものの、どこか別の場所に誰ひとりとして踏み入れることができない”心の空間”を持っていた。その空間の中に、今日に至る作品の原点が収納されていたのかも知れない。


LAT38・Weve's Art 2/久保田弘実・メトロギャラリー

2009-07-29 04:04:11 | 現代アート
韓国・北朝鮮の波板作品です。





creator  久保田 弘実  Hiromi kubota
photo   田  中  学      gak Tanak

国旗の色と模様には、その国の思想、歴史観が深く刻み込まれています。2組4枚の波板は”刻”の断層をイメージしています。表層の波板は、視点の角度により国旗の線、円、巴、星が揺らいでゆきます。また、波を流れる光の線は、外光で移り変わる現時点の”刻”を表現しています。
韓国、北朝鮮、この二つ国が近い将来一つの国旗として生まれ変わるかも知れません。しかし、境界線の残像が消えることは無いでしょう。
MY GALLERY・http://www7.plala.or.jp/karaokecity/sub3.html

仲田圭二郎CGアート作品展・・・メトロギャラリー

2009-05-18 04:01:27 | 現代アート
 


仲田圭二郎
コンピューターグラフィックスアート作品展

メトロギャラリーHPにて観れます。

                            風波~光~ (2005)

環境がテーマの大作「ごみかいじゅう」を代表とする、古木、古い瓦等とCGを融合させた作品9点。 「巴光/そのむかし、光るたけありけり」 を代表とする照明アート3点を展示しています。

『仲田君は、いつも屋根瓦からみえる風景をみつめています。流れる雲、枯れゆく木々、屋根より高く伸びゆく竹。うつろう色彩。その俯瞰の視点が捉えた心象風景(仮想の断崖に立つ傍観者が見る夢の光景・海馬体の中でさまよう風景)をキーボードと云う絵筆で描き続けているのだと私は思う。』                             metro


彫刻家・細井篤

2009-05-16 02:39:09 | 現代アート

 先般、、敬愛するアンドリューワイエスの絵画を愛知県美術館にて鑑賞した。一巡して、ふと出口に差し掛かる空間に、古くからの友人である現代彫刻家・細井篤の作品(Borders game)が、美術館所有の常設展示として居を構えていた。

             

 細井は大酒呑みの楽しい人物ある反面、枯葉が耳元で囁くような繊細さを持ち合わせています。全国各地で本物の作品に触れることができます。是非、HPで作品を観て下さい。・・・少しばかり遅いのですが、blogにて故アンドリューワイエスの冥福をお祈りさせていただきます。