Christina Bothwell/クリスティーナ ボスウェル(米)は主にキャストガラス・粘土・古木などを組み合わせ、生と死の本質や精神の内面を探究・創造するアーティストです。
作品はHeller Gallery ・Obsoleteにて購入可能です!
Christina Bothwellのウェブサイト
http://christinabothwell.com/
メトロギャラリーコレクション




ジェフリー・ゴーマン(ニューメキシコ州・サンタフェ)は流木・錆びゆく鉄・ジャンクなど、時と供に風化しつつある素材を主に用いスカルプチャーを構成するアーティストだ。ゴーマンの作品を眺めていると、河べりやダムの岸辺に落ちていた真っ白な流木をみて動物の骨などを想像していた幼き頃を想いだす。
木々は生命を守る。やがて生命も朽ち果て木々を育む。仕事などで忙しく日々追われている、ふとした瞬間に彼の作品に触れると、幼き日の追憶と透明な自然の摂理、そしてイノセントな想像力を再認識させられる。 by metro
下記のアドレスはGeoffrey Gorman/ジェフリーゴーマンのホームページです。
http://www.geoffreygormanart.com/
ロン・ピピン(Ron Pippin)の新作が公開された。先般ブログでも紹介したアーティスト/Dr Ron Pippinは現在、私がもっとも注目しているアーティストの1人だ。
今回、発表された「Bestia Mundi」は神話に登場する「夢獣」である。メタマテリアルとの融合は、前作の「Solar Deer・太陽鹿」以上に加速され“生態系の終着点”ともいうべき場所にたどり着いた最高傑作である。生命観が排除された「夢獣」の標本は、あくまでも標本であってそれ以上ではない無機質な感覚、骨を伝う油圧式血管オイルチューブ・メタル肋骨・美しきフォルムにはうっとりとさせられると同時に、ため息がでるばかりです。 by metro
Bestia Mundi 2009
下記はロン・ピピン/Ron Pippinのホームページのアドレスです。
http://www.ronpippin.com/about/reviews.html
Olivier de Sagazan ・フランスを拠点に活躍するアーティスト・その活動範囲は・絵画・映像・パフォーマンス・スカルプチャーと一過性のアートに留まらない。
Olivier de Sagazanの作品はどう表現したらいいのか言葉さえ浮かんで来ない。
あえて言うならば
「暗闇の心に浮かぶズタ袋の中に、叫びの感情の全てを詰め込んでしまったかの様な作品とでも表現したらいいのだろうか?」
アーティストでは、ゴットフリート・ヘルバインやフランシス・ベーコン・映像ではブラザーズクエイやアレハンドロ・ホドロフスキー・パトリック ボカノウスキーなど少し傾いた作品を多く観てきてはいるものの、Olivier de Sagazanの作品は私の理解できる境界線を越えている。特にパフォーマンスは、前衛舞踏でもなし、宗教儀式でもない。メタモルフォーゼ(Metamorphose)の映像作品は必見です。
Olivier de Sagazan のウェブサイト(1995~2009まで一年毎に作風が変わる飽きの来ない作品群である。全編に流れる息吹が心地よいです。
パフォーマンスはYouTubeで観ることができます。凄すぎます!太古から連綿と受け継がれた遺伝子が”ざわざわ”と騒ぎ始めます。
Olivier de Sagazan + Olivier Zol
performance O de Sagazan 08
理知的で繊細な顔立ちからは想像もできないパフォーマンス映像です!!
by metro
先日、アートハウス(飯田市上郷)でアート展を開催していたStudio KUREさんのオブジェを購入した。タイトルは「河口まで300km」、陶、真鍮、流木で構成されているこの作品は、たったの20センチ四方の中に永遠と流れゆく水の世界が広がっています。水道橋の高い梯子を登りきると、そこには澄んだ水が溢れ出し、空を仰げば眩いばかりの太陽が降り注いでいる。そこで暮らす人々の家からは囁きさえも聞こえてきそうです。ヨーロッパのどこぞの匂いも感じさせますが、おそらく、クレさんの心の中で持ち続けている果てしのない世界の一部だと思います。 by metro
Studio KUREさんは竹内 尋教さんと水野 里香さんご夫婦で作品を創作しています。とても感じの良いご夫婦で、お二人の感性がとても作品に反映されています。各地で個展をやっていますので是非足を運んでみてください。
The Imagination Of Dr.Ron Pippin (ロン・ピピン博士の想像力)
Ron Pippinの想像する作品は、まだ宗教と科学が混濁している世界に帰属しているのではないかと思う。19世紀から20世紀にかけて科学と宗教、または精神世界と物質は分離した。しかしDr.Ron Pippinは永遠と、深く切り刻まれた忘却という時代の傷口をやさしく縫い続けている。そして'生と死’、たった二つの言語で構成された永遠の謎を紡ぎ続けている。 by metro



Solar Deer


Gallery Box12


baby2 Dancing bird
Ron Pippinの作品は全てが素晴らしく掲載する写真をどれにするかすごく悩んだ。是非、日本でも展覧会をしていただきたいものである。Ron PippinのHPを貼り付けておきますので興味がある方はみて下さい。
http://www.ronpippin.com/about/reviews.html
中嶋大道・驚愕のステンレスアーティスト
私がサラリーマンだった十数年前、長野県飯田市の駅前で、大道さんの作品に初めて出会った。私は、いつものように駅前の駐車場に向かうと、普段は殺風景で何も無い空間に、とてつもなく巨大な昆虫たちが忽然と姿を現わしていた。当時、後ろから追いかけてくる仕事に忙殺され疲れきっていた私にとって、それはとても驚嘆する光景だった。そしてその空間には、スーツ姿の小さな私を、森の中へといざなう様な’気’の呪縛が存在していた・・・
その時、中嶋大道さんとは、中央構造線上における’気’の話とか、巨大な昆虫たちの輸送コストの話をしたと記憶している。その後、長野県のあちこちで巨大且つとても繊細な作品を見かける様になった。中嶋大道さんのホームページより幾つか写真をピックアップしましたので、下記に掲載致します。中嶋大道さんのホームページ上では他の作品もたくさん見ることができますので、もし宜しければ名前をクリックしてみて下さい。
人のサイズを考えると作品の巨大さがわかります
いずれ中嶋大道さんは、草間彌生に追随する国際的なアーティストの一人として名を馳せるでしょう。
『それからの私は、五千年後の構造線上に(この世を我がものとしたステンレス製の巨大な蟲たちの夢)の夢を見続けている・・・』 metro


Bule moon fish (2007)
こちらの写真は私の作品です。古く錆びついた波トタンで構成したライティングオブジェです。タイトルの「ブルームーンフィッシュ」には「めったにお目にかかれない魚」という意味合いを籠めました。私の心に、深く堆積した塵とか埃の中を回遊する魚です。
creator 久保田 弘実 Hiromi kubota
photographer 田中 学 gak Tanaka
メトロギャラリー・マイギャラリーにて掲載しています。