走れ?コータロー

東京の多摩川沿いから。
   趣味と家族で徒然なるまま。

金沢八景出船 アジ釣り大会に参加

2022-10-18 16:19:35 | 釣行記
10月15日土曜日に、勤め先の組合主催のアジ釣り大会に参加しました。
総参加者100名を超える大規模大会。6艘に分かれ、船毎に測定&賞品あり。
この規模で開催できるのは、船数も多く展開されている金沢八景の大手船宿さん。

私自身は地域の釣り部10名の取りまとめ役も兼ね、準備や当日の動きも単独釣行よりもバタバタ。至らぬ点もあったかと反省しております。それでも、同行者の皆様に助けてもらって楽しい1日を過ごしました。

競技は7時15分出船~11時まで、釣ったアジの最大サイズならびに外道賞。その後11時~13時沖上がりまでが、フリー釣行タイムです。


左舷向けのセッティング。写真左側にコマセ桶。

◇当日のタックル◇
ロッド:アルファタックル FuneTatsu ライトゲーム73-195ML(修復すること三度)
 ⇒プロマリン テクニカルショット 船 T190ML
リール:シマノ 12 幻風 タイプG 301(左ハンドル)
ライン:棚センサーブライトネオ+Si2  2号100m (24Lb/11.0kg)
40号ライトタックルビシ

今回はグループで5名ずつミヨシ寄り左右に着座、自分は左舷だったので左ハンドルを利用。

久々に幻風を使ったけど、GOMEXUSのハンドルに慣れすぎちゃって巻きづらさを感じてしまった。どうしましょ〜。

潮回り(しおどき)

中潮は歓迎だけど、下げ3分以降は苦戦予想

風予想(SCW)
出船時は北風やや強く、5m近いかなぁ

船は横須賀住友金属沖へ。水深22mのへり際で終日やりました。前半は波風ともあり、船酔いダウンの方も出てしまいました。初めての人には少し辛かったかな。後半は風も落ち着き釣り易くなりました。

使用した仕掛けは、ハリス1.5号全長1.8m2本針エダス長20センチの自作仕掛け。
後半は船宿支給のハリス1.5号全長2m2本針のエダス長25センチの仕掛け。
いずれもクッションゴムには、いつもの輪ゴムを使用しております。
振り返ってみると、船宿支給の方がなんとなく釣れた印象。(あくまでも感覚的に)

釣れるアジはどれも型がよく、アベレージで27センチ〜30センチ。数は伸ばせないものの、この型ならば我慢できるかな。棚は下から2m〜3m、サイズが良い分やや上ずってるのかもしれません。

稀に40センチクラスがかかると、桁違いの重量感。身の厚い東京湾のアジで40センチは素晴らしい!金沢八景出船でこのサイズ感は初めて。輪ゴム使ってて良かったわ〜。

ウッチー撮影

また同行者にはクロダイが釣れたりと内容が濃い。
最近何度もご一緒させていただいている、マサミさん ウッチー撮影


この大会に向けて、1か月前に試し釣りを行っていたヒデノリさん ウッチー撮影

やはりというか、修復した竿が曲がってしまったので、予備竿にスイッチ。これにて、この竿の修理チャレンジは終了。後日、トップ側(♯1)パーツ取り寄せる事にしました。この竿のスモールトリガーが手にフィットしていて、使用を続けたいと考えてます。
今回は折れた訳ではなく、継ぎ部分から抜けたという方が正しい

11時を迎え競技時間は終了となり計測タイムに。自分はアジ40センチでマサミさんと同サイズの3位タイ。外道賞はヒデノリさんのクロダイ。

今回の船長さん、他船がポイント移動する中、動かずだったのですがやはり型狙いに徹してた感じ。後日他の船の結果を見たのですが、上位3名(実際には私も含めると4名)がアジ40センチを超えていたのは、この船だけでした。

フリー釣行タイムに入り、隣の奥ちゃんが18センチくらいのマルアジ釣ってくれたので頂いて、船長に確認してから泳がせ仕掛けをミヨシに移って流します。


◇泳がせタックル◇
ロッド:プロマリン ボートストライカー3 64-30-210
リール:KEN Craft ピナクルビジョンVSRT10
ライン:棚センサーブライトネオ+Si2  2号150m (24Lb/11.0kg)
ライト用弓型天秤+オモリ60号

オモリ60号、ハリス5号1.8mで1本針(がまかつプロヒラメ白 15号)。


針は丸アジの上顎にかけて投入。
棚は下から2m、ラインは垂直に出ていてアタリは取りやすそう。置き竿5分、竿を手に棚取り直して、上から誘いをかけて行くと前アタリ!感度抜群のボートロッド、手持ちで操作してたのも
次に叩くアタリが数度。ワンチャンスだと思ったので、はやる気持ちを抑え竿先を下げて送り気味にして食い込み待ち。

しばらくすると竿先にテンションがかかったままの静寂。食ったか離したか、不安がよぎりましたが聞きアワセでゆっくり上げると重さを感じたので大きくアワセ、64調子の竿が弧を描きました!


狙って釣ったヒラメ、43センチ。キロには届いてなかったけど、面白かった〜! ウッチー撮影

針はしっかり飲まれていて口の奥でガッチリ骨に貫通。外せそうもないので、ハリスから切ってエラにはさみを入れてから、カズオさんに進呈。絶対に釣って差し上げたいって思っていたので良かったです。

その後、針を結び直してイトヒキハゼで再投入。本命ゲット後だったので置き竿でアジ釣りに戻っていると、竿の番をお願いしていたケートさんから「コータローさんっ!竿、食ってる!」と声が。

見ると竿先が海面に突き刺さってる、まさかの2打数2安打か!?
急いで移動して竿を持ちファイト開始。かなりの力で真下に引っ張られます。竿もラインもやられる寸前、ドラグを緩めてやり取り。最大ドラグ力5キロ+粘りのある64調子でなんとか巻き取れる感じ。

中乗りさんもタモを片手に「ゆっくりで!」「ワラサかも!」「さっきよりはるかにデカい」と声が飛びます。途中でガンガン竿を叩く引きでドラグが反応してラインが戻されます。大きく旋回してないので青物じゃなかったと思うんですけど。ファイト3分ほど、フワッと力が抜けフックオフ。。。

上がってきた仕掛け、結び目から針が抜けていました…。やっちゃいましたね〜。せめて魚の姿は見たかった。ヒラメなら4キロ以上。船上で針を結ぶ際も横着しないでペンチでしっかり締め込まなきゃだめですね。次回への反省点。

ところで、相模湾のライトヒラメは胴付き仕掛けを推奨してるみたいですけど、天秤仕掛けではないのは根がきついからなのかな〜?なんて思ってみたり。

そして、13時の納竿時間と相成りました。

自分は40センチ級のアジ3尾含む、計11尾。型も良いので大満足の一日でした。

この日のハイライトは何と言っても泳がせ。
古い安竿でも調子がよく大事に使っていて、組み合わせたリールもハンドル交換してメインリールに昇格したピナクルビション。お気に入りのタックルで楽しむ釣りは最高です!
この竿で、マゴチ、ヒラメ、アジ、タチウオ、メバルと多種多彩な魚と格闘してきました。息子に握らせても、マゴチ、ヒラメを釣ってくれたり、ほんと長持ちさせたい1本です。

アジの今日イチ君。このサイズが3尾入った

アジはどれも型が良く一晩寝かせたいので、当日の夕飯には少しだけ。中アジ3尾を塩焼きに。1尾は刺し身とカルパッチョ(シークワーサー仕立て)。

カルパッチョ(シークワーサー仕立て)

その後、下拵えだけはして翌日実家におすそ分け。

自宅では、アジのお造り5種盛り合わせで舌鼓。

左上から、大アジ刺し身→中アジ刺し身→なめろう→タタキ→炙り刺し

大アジは脂のノリが極上。身の厚みも相まって、炙りが美味かった~。

アジの棒寿司 シャリの量が多く、棍棒寿司に

型が良かったので、調理するには適量だったかな。

これで今シーズンの釣行は、あと1回行けるかどうか。アジ釣り5回にヒラメ釣り2回。ん〜近年では一番行けたシーズンだったかな。

ご同行いただいた皆さんお疲れ様でした~!




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羽田かみやさんでリクエスト乗合「1日LTアジ」乗船 【METEOR釣り企画第18回】

2022-09-27 20:05:00 | 釣行記
9月25日日曜日に毎年実施している企画釣行へ。例年は私と皆さんの休みが合わせやすいお盆時期に実施してましたが、今年は私の都合が悪くこの日に実施と相成りました。

釣り物は羽田「かみや」さんのリクエスト乗合を利用したライトタックルアジ釣り。


画像は22日時点のtenki.jpより

直前で台風14号が発生し、勢力は弱いながらも雨が想定されておりましたが、前日には曇りのち晴れ予報に。3連休の最終日で同行者の方には申し訳ない反面1日目2日目に企画していたら危うかったです。

こちらのメンバーは9名、他のお客様は5名の計14名で社長の大型船を利用させてもらいました。

当日の潮回り(しおどきアプリから)
出船は7時、下げ三分が終わり、前半は下げ潮。折り返して上げ潮。
大潮回りなので、潮位変化も激しく(=潮の流れが速く)コマセ釣りにはやや釣りづらいと想定。


※実釣時はロッドホルダーの右の穴に簡易竿置きをさして、魚の取り込み時はそちらを使用しています

◇当日のタックル◇
ロッド:アルファタックル FuneTatsu ライトゲーム73-195ML
   ⇒プロマリン テクニカルショット 船 T190ML
リール:KEN Craft ピナクルビジョンVSRT10
ライン:棚センサーブライトネオ+Si2  2号150m (24Lb/11.0kg)
40号ライトタックルビシ

前回の金沢八景釣行で折ってしまった竿の修復が完了したのでテストもかねて。(上のタックル紹介ですでに想像つくでしょうけど)

今日は最初からイソメを利用する事に。これで3人分ですが、ちょっと足りなくなってしまった。

イソメは焼酎で息の根止めて使いました。タカラカップ25度。
エサ付けが格段に楽!ただし、ちぎって残っていた胴体部分に針付けする際は体液も出てしまい難易度アップ。時間経過とともに脆くなるので、小分けにして締めればよかったのかもしれません。焼酎に漬けっぱなしにしたのもまずかったのかな。次回に向けての反省点。

持ち込んだ自作仕掛けは2本針で4種類くらい。以下、針→ハリスの組み合わせ。仕掛け長は全て約1.8m。エダスの長さも20センチで統一。
・極アジ(金)10号→トルネードVハード1号
・ネムリセイゴ(白)11号→シーガー船ハリス1.5号
・金ムツ10号→シーガー船ハリス1.5号
・ネムリセイゴ(白)11号フラッシャー巻→シーガー船ハリス1.5号

特に極アジを使った仕掛け作りに際しては、「考える釣り人」さんが公開されている以下の動画がとても参考になりました!この場を借りて、ご紹介と御礼申し上げます。

[脱🔰]LTアジ釣り(仕掛け作り/手返し向上/テクニック/実釣/料理) | 打木屋 | ライトアジ
この動画、細ハリスと針種の考え方、エダスにおける絡み防止ハーフヒッチの利用、イソメの締め方や仕掛け巻き等など、とにかく目からウロコな内容でした。

3本針の仕掛けも針色変えて2種類持参しましたが、潮もきつく使用せずでした。

前回釣行時に、型のいいアジを水中でのやり取り中にバラシまくった反省から、今回はストレート天秤を使用せずにYamashitaのライト天秤+クッションゴムにはいつもの輪ゴムを使用。

桟橋にて、こどもパパさん親子とまんすりあんぐらさん。

7時出船、木更津方面へ。社長の船はいつもながら速い!
カガミキャプテン

水深15メートル前後。浅い港内のポイントで潮はそれほどキツくなく釣りやすい感じ。コマセが効いてくると仕掛けを降ろす度にアジが食ってきます。それでも、私の上手二人はいまいちな感じだったので付け餌をイソメに変えるようにしてもらったら同じように釣れ出しました。普段はイソメの動きとヌメリで使いたがらないのですが、焼酎効果で動きはなく、さらにヌメリも低減で焼酎様々!

最初に使った仕掛けはハリス1号。カガミキャプテンと山pinはハリス2号。
食いが渋い時間帯は、ハリス1号に分がある感じでしたが、いかんせん繊細なのと、ヒネリのない針のため飲まれることも散見。これは、アタリを感じて合わせられてない自分の腕不足も。

さぁこれから、というタイミングで6尾7尾目が初ダブルだったのですが、2尾目が食って負荷がかかった瞬間に竿からミシミシと音が・・・。修復でスレッド巻いた部分より手前の箇所から縦に裂け目が出てしまいました。修復時にも小さな亀裂は認識していたのですが甘く見てました。補修の道は険しいですね!パーツは揃ってるので、また今度チャレンジします。

竿が折れる事は想定していたので、持参していた64調子の竿に持ち替え釣りを継続。飲まれた針の回収切開したり、竿の交換だったりでチョイチョイ時間をロスしてます。

朝は若干肌寒かったのですが、10時前には海上晴れ模様。日焼けする日並に。
この時ダブル、魚写ってなかった〜。

まんすりあんぐらさんは、どこ行ってもお上手ですねぇ。

こどもパパさん、先週もこのポイントに来た!とか(笑)

タモの右側に白い腹を見せてるのはヒラメ!でも釣ったのはこどもパパさんではありません。

(写真提供 かみやさん)
釣ったのはこの企画2回目のご参加のっちさん!かかった小さなアジに食いつたんでしょうね。使用竿はプロマリンのバトルスティック。この釣りにフィットする割にコスパの良い安竿で、初心者の方には心強い味方!リールも10年戦士のバスリールですが、ラインの号数とメンテをちゃんとしておけば対応できます。

手前から山pin、ユズキチさん、タッキーさん

ユズキチさんが着ている黄色いのが、かみやさんのレンタルライフジャケット。以前は、膨張式の物がレンタルされておりましたが、現在は固定式のライフジャケットになっています。真夏だと暑くなるから、出来れば個人で用意したいところ。その際は必ず桜マーク付きにしましょう。

カガミキャプテンにも撮影に付き合ってもらいました。

周りも順調に釣れ出したので、無難なネムリセイゴ11号+ハリス1.5号の仕掛けにスイッチ。針は銀(白)色ですが、今シーズンはずっとこっちをメインで使ってます。こちらは飲まれることも無くなり、最後までこの仕掛けを使い続けました。(いかんせん癖がつきやすいハリスだったので、4回ほど交換しました)

今日のアジは、アタリの出方は比較的わかりやすい部類。コマセを振ってから指示棚を守って少し(30秒くらいかな)待ちを入れれば一投一尾。やや型の良いサイズだとモタレ(エサを咥えて動かない)も出ましたが、竿先を軽く立ててアワセが決まると小気味良い引きが楽しめました。

残り2時間となったところで、船長から事前に宣言があったとおり型狙いのポイントへ移動!ショート便ならこのまま粘って釣果十分でも、1日船だからこそのチャレンジを社長がしてくれました。

港内とは違い水深も25メートル〜35メートル。潮がきつく釣り辛い。指示棚2メートルでも、潮流を考慮すれば50cm~1mの範囲で止めが必要だったり、経験値がないと対応しづらかったかな。中の瀬から京浜運河よりのバースを順繰り巡って沖あがり。最後の最後で、今日イチとなる33センチを上げられたのは嬉しかったな〜。前回の反省から、自作ストレート天秤を使わずにライト天秤+輪ゴムでセッティングしていて良かった!

最終釣果(かみやさんのHPより画像を拝借して加工)
毎度のことですが、かみやさんの釣果情報が釣座ごとの詳細なのは本当にすごい。高低だけだと、全体で釣れてるのか、一部だけ釣れてたのか分からないですから。納竿後のヒアリング、帰港後船の掃除を終え、WEB用に素材整理をして19時までには釣果情報が更新されてるのには頭が下がります。

以下、当日の船長コメント(抜粋)

グル-プのお客様からの要望で企画し総勢14名のお客様が集まり出航
単純にショ-ト便より1時間ちょっと長いだけじゃ面白味がないので
前半ある程度お土産確保出来たら後半は型狙いする予定(^-^;

--中略--

ショ-ト便ならこのまま時間まで我慢しちゃうだけの釣れ方でしたが
今日は1日便なので上げ潮変わりを見計らって良型サイズ可能性ある周辺へ

--中略--

たかが1時間ちょっとの時間差ですけど気持ちにゆとり持てる分だけ
型狙いとかしたくなっちゃうしゃちょう向きな1日LTアジ釣りでした!
(船長コメントここまで)


今日イチくん。

当日は刺し身と塩焼きでバタンキュー。残り40尾以上は保冷剤を追加したクーラーで一晩待ってもらいました。

今回のアジ、脂も乗りも格別で旨いと言われる東京湾のアジの中でも抜群!
当日の塩焼き。照明足りず、いまいち美味しそうに見えませんが、美味しかった。

当日のお刺し身。

南蛮漬サイズも結構混じりました。細長いマルアジ(アオアジ)も数尾。

翌朝、調理した南蛮漬は実家に。

自宅での夕飯時、香味野菜が南蛮酢に馴染んで良い感じ。

前回作れなかったアジフライ。しっかり水気をとったのとバッター液が上手く作れたので、衣も我ながら上出来!

いただきものの採れたて新鮮みょうが。

薬味が揃えばなめろうも美味しくなります。日本酒が隠し味。

見た目は悪いですが、なめろうをホイルに乗せて焼くさんが焼き。ホイルは予めグチャグチャっと丸めてから使うと焦げ付かないです。

道具はしっかり真水で洗い、塩を落として乾かすと長持ちします。

今回から使用した道具入れ、バケットマウスの蓋の裏側。網目状になってて乾燥台として効率良し!ここまで考えて作ったのなら、設計者すごい。

釣りは計画→準備→実釣→調理→後片付け→記録(ブログ)と、工程が多いのですが全工程が楽しく感じる釣行でした。

以下はいつものごとく、Amazonで買えるタックル紹介なので興味のない方は読み飛ばしてくださいませ。

入門用にも中級以上にもお勧めしたいリールはこちら。


デジタルカウンター付きのリールをお探しなら、このあたり
150/151DH-PG で ギア比5.8:1 ローギア寄りなので 巻き上げも楽

もう少し糸巻量が必要ならば、300PGになります。300m巻くなら小型電動リールでも良い気がしますケド、手巻きの楽しさもありかな。

道糸はアジだけ狙うなら1.5号でも良いと思いますが、魚種を広げられる点で2号を使う方も多いので、2号推奨かな。

視認性が良いと感じたのはこちら。今回の釣りでも利用。
150m巻きなので、300PG使うなら300m巻きを購入してください。

入門用の竿の定番


遊漁船はライフジャケット着用が義務付けられてます

天秤はコレ

アンドンビシはこれ

ロッドホルダー ハリスは8号まで対応

簡易竿掛け

オプション付けなければ安価で用意できる(笑) 釣り用の道具入れ

ケース用のベルトは、船釣りの際は不要かな ランガンの方向け

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黒川丸さんで 午前LTアジに乗船 尺アジの引きを楽しむも 竿破損・・・

2022-08-22 09:05:58 | 釣行記
8月21日 日曜日に金沢八景の黒川丸さんへ釣行。釣り物は午前LTアジ。
近況午前船より午後船の方に分があるんですが(近況というか、大抵が午後のが良いです)、立地から考えると16時頃に現地から帰る事を考えると厳しいですね。

日曜日という事でやはり満員の22名乗船。グループ釣行が2グループ。レンタルの方が多い構成でした。5時半に船宿さんに到着。それでも団体さんが、左右オオドモに構えていたので、自分は右舷ミヨシから2番目に席をとります。1番目だと足元が狭くて辛いので。

手前がシロギス船、奥がアジ船。

当日の潮回り。

小潮ですが、実釣時間中は上げ潮でソコソコできそう。

◇当日のタックル◇
ロッド:アルファタックル FuneTatsu ライトゲーム73-195ML
リール:KEN Craft ピナクルビジョンVSRT10
ライン:棚センサーブライトネオ+Si2  2号150m (24Lb/11.0kg)
40号ライトタックルビシ
自作天秤


この後、彼に悲劇が待っているとは、、、。


小さなアタリでも取りやすい自作のストレート系天秤、これも今回の反省材料。

出船前に準備は終えて、下手の先輩諸氏と会話など。
出船前には上手に、大ベテランさんが着座して決まり。
中乗りさんも1名乗船されて7時25分に出船です。
レンタルの方が多いので、なるべく浅目のポイントでとの事でしたが、風も思ったより無く海も凪いでいるので、船は15分ほどかけて少し沖目の瀬に入ります。型狙いって事みたいです。

水深23m、反応は底にへばり付いているのでコマセを10分から15分くらいがんばりましょう!で開始です。

しかし、振れども振れども型見ず。上げ潮とは言え小潮周りでなかなか潮が効いていないのもあったのでしょう。反応が上がってこない為、移動。
半日船は空振りが響くので、次のポイント選びはより時間をかけて操船されてました。

2つ目のポイント到着、水深27mくらい。
3投目あたりから反応が上がってきて船中で型見れたようで、一安心。
ミヨシの先輩諸氏にもヒットして上がってきた魚は型が良い!
自分の竿にも強いアタリがあり、取り込むと尺近い真アジ。
この型ならば、1時間ロスしても釣る価値あるわ~と思い船長に感謝。

と、喜んでいたのですがそこから3回連続巻き上げ中のバラシ。
型が良い分引きも強烈で、ストレート天秤だといなせない感じ。
イナダなんかだと口周りが硬いので平気だったのですが、アジは上顎以外は弱いってのもあるんでしょう。
そんな時に限って弓形持ってきてないんですね(笑)。
輪ゴムは仕掛けが長かったことと、オマツリリスクが高かったので外していたのも要因。

さらに魔の悪いことに、船べりに立てかけた竿に自分の腰あたり(本当は腹ですけど、恥ずかしいので腰としておきましょう)が入ってしまい。。。。

パキン!といい音響かせてくれました。
さようならフネタツ。君の事は忘れたくないから修理にチャレンジする!
沖釣りやって25年以上経ちますが、船の上で竿を折ったの初めてでどっぷり凹みました。

その後は貸し竿にスイッチしてリトライ。ギアが空回ったりと不都合はあるのですが、借りれる竿があっただけでも感謝です。
後半1時間は、喰いも落ちましたがポツポツと型は変わらず上がるので同じポイントで。沖上がり10時50分くらいまで。

正直凹んでて魚をカウントする気力もなかったので、申告8尾でしたが自宅で数えたら10尾。なんとかツ抜けしてました~。(船宿さん過少申告申し訳ございません)

竿頭の方は、私の上手(ミヨシ)に陣取られたベテランさんで15尾。
弓形テンビン+クッションゴム+3本針(金・夜行玉)の標準的な構成。
つけエサは終始イソメを3本針につけていらっしゃいました。
ミヨシで水面までの高さがある中、本当に取り込みが上手な方で感服いたしました。
他、10尾台が4名(+1名の私)といった結果。


こんなサイズのアジが・・・

10尾とれたのは、想定外のうれしさ。
釣れて25センチ前後かなぁなんて思っていたので。

意外と脂が少なくエネルギッシュに動き回る夏場のアジって感じでしょうか。

腹骨周りもこんな感じで。

サイズが良いだけにアラもたくさん取れて。

まずは出汁をとっちまえ!この後、味噌汁となめろう茶漬けのかけ出汁に。

脂が少なめだったので、久世福商店のだしパック追加。

惚れ惚れする身。

お造り。

なめろう。

アジ寿司。右の二つは薬味が苦手な娘用。

と、言うわけで当日調理は5尾。
4尾を翌日の塩焼き用にストックし、三枚おろしの1尾は塩焼き用の1尾と共に実家にお持ちします。

もともと8月13日に100名集まる釣り大会の予定だったのが、台風8号のピンポイント来襲で延期となってしまい実施した単独釣行。
半日でもいいから海に出たい気分で、竿は折ってしまいましたがリフレッシュできました~。

今回意識して作成したハリス1.5号の仕掛け。
喰い渋り対策だったのですが、レンタルの方は船宿の2号仕掛けでも普通に釣れていたので、効果発揮できずでした。
また、フラッシャーを付けた仕掛けは銀針のものでしたが、こちらは明らかに食わなかった。潮はやや濁っていて曇天or小雨という天気でしたが関係があるのかな?当日は金針+夜行玉の標準的なものがフィットしていました。

今後の教訓
・型が良い時はストレート天秤ではなく弓形天秤使おう
・同じく、クッションゴム使える仕掛け長も考慮しとこう
・混雑時は2本針を徹底しよう
・竿は折れるものだという認識をちゃんと持ちましょう

さて、竿を直す野心がムクムクとわいてきております!

 
 
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相模湾でカタクチイワシ釣りに興じる・・・

2022-07-23 10:02:56 | 釣行記
7月22日金曜日に、平塚の庄三郎丸さんへ。
シーズン終盤のヒラメ五目の乗合船を利用しました。
今シーズン開幕直後に伺い、あえなく撃沈したヒラメ釣りも現地ではいよいよ終了が見えてきました。

ここ1週間くらい、本命ヒラメ以外にも、真鯛やらワラサが上がってきておりむしろそちらに食指が動いてます。

自宅出発2時。現地3時過ぎに到着。

相模湾真夏の釣り物。
8月に入るとカツオやマグロ、イナダの看板が出てくるでしょう。

船宿さんは、まだ開いていませんが、入口前に設置されている受付呼び出し順を決める名簿に記名。6番目での記入で先着のうち3名がヒラメなので、2艘出しならオオドモはとれそうです。

この日は、前線の通過に伴って朝のうちは南からの風が強く、また昼くらいには天気が不安定なため雷も予報ででておりましたが、どうなることやら。

4時に受付開始、無事に17号船のオオドモを確保できました。
お会計は5時くらいからなので、看板猫と戯れます。


当日の潮回り。
実釣時間前半は上げ7分にかかっており、小潮まわりながら最高。

5時に料金を支払い、荷物をトラックに乗せ自分は船宿のバンで桟橋へ。

手前が今回ご同行いただいたマサミさん。ベテラン釣り師であります。
サクラマスやアユのルアー釣り等もやってらっしゃるオールラウンダーです。

◇当日のタックル◇
【カタクチイワシ用】
ロッド:スズミ 凪舟メバル 300 
リール:KEN Craft ピナクルビジョンVSRT10
ライン:PEライン 2号

【ヒラメ用】
ロッド:プロマリン テクニカルショット 船 T190ML
リール:シマノ プレイズ400
ライン:PEライン 2号
竿受け:Daiwa ライトホルダーメタル90CH

カタクチイワシ用にメバル竿持ち込み。

本命は64調子のゲームロッドと小型電動リールでチャレンジ。

カタクチイワシ釣り用に配布されたサビキ仕掛け。

白ハゲ皮のタイプであればなんでもOKみたいですが、今回は6本針。

出船前に船長からの指示で、カタクチイワシを釣る際もオモリ50号を使ってとの事。前回は20m以内の棚で釣れてましたが、現状は40m位の棚になっているようで30号オモリだと厳しいのでしょう。

出船する前から風は感じていましたが、港外に出るといよいよ波がデグデグです。
船速も上げられずに餌釣りポイントへ向かいます。

行程10分ほどで餌釣り開始。
最初はメバル竿を使っていましたが、この竿で50号オモリと手巻きの組み合わせはアンマッチ。
と、言うわけで何度か投入しましたが、メバル竿からライトゲームロッドに変更して餌釣りに。

1投目から6尾鈴なりで、順調に数を伸ばします。

1時間ほど餌を釣って、8時前に本命釣りへスイッチ。
船は東へ向かいます。烏帽子岩周辺。
水深は60m~70mダチ。なんどか流し変えますが波もありアタリがとりづらい。
こちらのポイントで、右舷の方に2キロオーバーの真鯛が上がったようです。

9時前くらいに、風は弱くなり波は穏やかに。
代わりと言っちゃぁなんですが、東伊豆、小田原方面の雲行きが怪しい。

烏帽子岩から北の陸地方面へ向けて撮影。


同じく、西側を撮影。

で、雷レーダーでも見てみると。

こんな感じ・・・。

厚木近辺と東伊豆で雷雨。雨量も結構な感じでした。
雷は家にいる分には、心躍る性分なんですが海上はヤバイ(笑)
グラスロッドにビリビリとか、船べりにビリビリなんて話もよく聞きますしね。
船上でも雨がポツポツ来たくらいで、船はおそらく悪天候を避けるべくさらに東へ進路をとりました。

こちらでも水深は60m~80m。
カタクチイワシも丁寧に落としてあげないと、弱りが早くなっちゃいますね。
数回、落とした瞬間のアタリを感じましたが、本命ではない感じ。
同船のマサミさんは青物をかけてましたが水面バラシ。

サバの猛攻もないですが、他の魚もなかなか厳しい状況です。
11時前には雨も上がり、烏帽子岩周辺へ船を戻してます。

こちらでは、右舷でヒラメが2枚上がった様子。
左舷はさっぱり・・・・。

残りの1時間は、流し替えの時間も多くなり徐々に浅場へ。40mダチ、30ダチ、最後は25m程度。いよいよ納竿時間が間近ですね。

13時沖上がり。釣果は・・・・。またも本命釣れず、です。
自宅には圏央道と中央道を八王子ICまで利用して14時半には到着。
往路は道が空いているので、圏央道相模原愛川を利用しますが、帰路は多少値が張っても八王子まで来ることにしています。

帰宅後、片付け等してカタクチイワシを調理。
持ち帰りは40尾程度ですかねぇ、ウロコとってスプーンでおろして。
今回は、サイズがやや小さかったので天ぷらに。

夏野菜と一緒にいただきました。

以下、当日の船宿ブログから引用します。

船長コメント:
南西の風 海はデクデク、 ヒラメ五目船乗船ありがとうございました

朝のイワシ釣りはズラズラ、ズラズラできましたが、海のコンディション悪く 本命、スペシャルゲスト 当たり遠かったですが そんな条件悪い中 見事マダイ 4.1kgゲット、ヒラメ 最大 1.8kgでした。

引用ここまで

これで今シーズンのヒラメ狙いは終了です。
この後は、8月に東京湾でアジ釣りの大会、9月に友人たちと釣行、10月にイナダ釣り、が予定されております。

健康第一で楽しみます!

 
 
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庄三郎丸さんで ライトヒラメ五目開幕

2022-04-26 11:43:30 | 釣行記
4月25日月曜日、平塚庄三郎丸さんへ今シーズン開幕直後のライトヒラメ五目に行ってきました。

カタクチイワシ(シコイワシ)の接岸とともに開始するこの釣り、例年より遅めのスタートのようです。

圏央道のおかげで自宅立川からは一番近い港です。2時30分出発。行きは相模原愛川までは一般道で、そこから圏央道で平塚まで。
相模川沿いを走る圏央道、霧がすごい。気温が上がる前触れです。

無事に3時50分船宿着。
ETC深夜割引(0時-4時)でお得に現地へ。
現在の釣り物。ザ相模湾って感じですね。


到着してすぐ釣座指定のための名簿に記入して、指定駐車場へ。まあ、整理券みたいなもんです。
他の釣り物も混じってますが、呼び出し順は17番目。ヒラメのお客さんが10名以上いるので四隅は無理で、それにしても皆さん早いな。

4時になると名簿に書いた順で呼び出されて釣座を指定します。お会計はまだです。

ヒラメは2艘だて。17号船と新造された25号船。自分は25号船の右舷胴の間に確保。
受付開始は5時、料金を支払い氷を1つ購入。割引込で10,100円なり。
渡された乗船券の半券に必要事項記入して、受付横の箱に投入。
これにて手続き完了、荷物をトラックに積み込み自分はワゴン車に乗り桟橋まで移動。トラブル防止のため、竿は持って乗った方が良いと思います。

当日乗った25号船

出船は6時30分(夏場は06時00分)なので、1時間以上あります。船上で釣り座周りや道具の準備に勤しみます。

当日の潮周り。

潮が動かない若潮、これがどうでるか。
天気も快晴予報なので、ちょっと良すぎるかな〜。
気温も24℃まで上がる予報で風も弱く凪予報。
明日からはまた天気も崩れる予報のため、GW前とはいえ人気の釣宿、釣り客は多かった。

6時30分定刻通り出船。

まだ少しモヤが残ってます。


◇当日のタックル◇
ロッド:プロマリン テクニカルショット 船 T190ML
リール:KEN Craft ピナクルビジョンVSRT10
ライン:PEライン 2号

■餌釣り時
オモリ30号 サビキ仕掛け(コマセなし)
■ヒラメ釣り時
オモリ50号 胴付き2本針

自作仕掛けは、ハリス6号、エダス5号、捨て糸3号を2つ用意。底物なので、オモリと替え針は多めに用意です。

この釣り、まずは餌となるカタクチイワシの確保です。2本針なら60尾が目安。当日は手前側に反応がなく一路東へ、烏帽子岩も過ぎて江ノ島方面へ向かいます。

7時前に餌釣り開始。これはこれで面白い。
配布された仕掛けは9本針。50号オモリでやっても良いですし、30号のオモリがあればそちらを使っても良いとの事。
感覚的には30号は負荷が少なくて楽なんですが、タナまで落ちる時間が50号に比べて遅いので50号へ途中で変更しました。

タナはポイントによって変わりますが、上からの指示で3〜8mくらいが多かった。船は移動するシコイワシを追っかけて、良い時でも仕掛けは2回程度入れれるくらい。今回はどのポイントでも13センチ前後が釣れ、アジサバは混じらず。
常連さんは「いいシコだ〜!」と喜んでました。
あまり釣れていない人には、船長から仕掛けを動かすように指示が飛んでました。
確かに魚が1尾でも付いてしまえば、あとは魚が動かしてくれるので簡単なんですが、苦戦する方もいる模様。
50分程度経過時点で船長から、「餌が確保できた人は本命仕掛けを降ろしてよい」とアナウンス。自分はもう少し欲しかったので餌を釣り続けました。
プラ箱


ペールバケツ(こちらは餌が飛び出してくるので必ずタオルをかけておきましょう)

8時前に本命開始の号令です。
江の島周辺、水深18mからスタート。
一投目の根周りで着底後すぐにアタリ、グンと持ってく感じだったので即アワセも不発。お隣に座った常連さんからはハタっぽかったね、と。

開始早々やる気があるアタリだったので喜んでいたのですが、そこからは終日渋い日を味わってしまいました。

水深18m、28mと、根回りや漁礁を狙って流し替えを繰り返しますが、アタリが少ない・・・。船中も厳しい状況で、午前10時の時点でも本命を手にしていたのは、媒体の取材で乗船していた釣りガールのみ。
沖上がりは13時半なので、暗雲垂れこめてきました。

11時前には江の島周辺を離れて、船は西のポイントへ大きく移動します。
正面には大磯ロングビーチ、大磯沖までやってきました。ここは先ほどよりは水深があり、45m、60mあたりを流します。ショゴが1枚左舷で上がったとの事。また、取材の方オオニベを釣っていました。

終盤、自分の竿にヒラメらしきアタリ。待ちもほどほどに、竿が持っていかれたところでアワセをくれましたが一瞬重みを感じた後に抜けてしまいました。

アワセがまだ早かったか・・・・。エサのとられ方もヒラメだろうねとの事。

13時半沖上がり予定でしたが、船長も粘ってくれて13時50分まで釣らせてくれましたが・・・、本命型見ず撃沈。
船中もヒラメ2枚、オオニベ、オオモンハタ、カサゴ、ウツボ(リリース)ぐらいだった模様です。
自分にとってはマゴチ同様、狙うと釣れない魚です。

釣果は持ち帰った分のみで、カタクチイワシ40尾。(餌付けして死んでしまったものを主に持ち帰ってます)


まずは腹ごしらえ。
冷やしうどんが美味しく感じる陽気でした。

カタクチイワシは手開きもチャレンジしましたが爪も伸びてないので難儀しました。結局、スプーンを使って刺身用におろしました。これはとても簡単!



こども用のスプーン、できるだけ薄い作りの方がやりやすいらしいです。

娘用に作った天ぷら。母方の家紋(丸に桔梗)の入ったお懐紙。

酢〆。最高に美味しかった。

本命釣れずでしたが、夏を思わせる陽気の中リフレッシュ出来ました。
釣れなかったからこそ、リベンジに燃えるものです。
この釣りをやるのは2回目、釣り方や仕掛け等、考える点があったので次回また工夫してみます。


 それなりに消耗しますので多目に用意しておきましょう

これをここで紹介するのもどうなんだw って物ですが 絶対に忘れちゃいけないアイテムです

これも釣具ではないのですが・・・、魚掬う時には便利です

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悪天候の中 仕立て船で アジ釣りに!

2022-04-07 13:59:49 | 釣行記
4月4日月曜日、会社の釣り部の面々+αで東京湾のライトタックルアジ釣りに行って来ました。利用したのは金沢八景の黒川丸さん。
当初はアジとイシモチのリレーでお願いしていたのですが、天気は開催日が近づくにつれ、だんだん悪い方向に。
雨だけならば、別に気にならないのですが・・・。

↓終日雨予報(Yahoo!天気)

2日前のSCWの広域の風予測

この時点でも東京湾ならなんとかなるかな、と踏んでいたのですが。

あぁぁぁ・・・。
前日のSCWの詳細風予測。
湾内でも9m程度の嫌な色。

前日の15時くらいに、船長からお電話。
乗合船は当日全船出船中止、金沢八景界隈の船宿さんも同様との事。いかがしますか〜?
とご相談いただきました。

こちら、剛腕揃いですしリスケする余裕もないので、ぜひお願いします!
と、幹事の特権をフルにいかして決行です。
まぁ、湾内で北風なら風影ポイントもあるだろうし、本牧沖のイシモチは諦めてもアジならなんとかなるっしょと、とても前向きな幹事さん。

黒川丸さんには無理を聞いていただき、出船の運びとなりました。

イシモチ釣りの虫エサ(イソメ)苦手な人もいたので、急遽準備したサバの短冊。使えなかったわ。


当初は7:30出船の14時帰港予定、でしたが寒さもあり竿を仕舞う同行者も出たため、11時沖上がりと相成りました。実釣3時間程度。

なお、悪条件下の為船上での写真は1枚もありません事、ご容赦下さい。

当日の潮回り

出船直後で下げ三分が終わる感じ。

◇私の使用タックル◇
ロッド:プロマリン テクニカルショット 船 T190ML
リール:KEN Craft ピナクルビジョンVSRT10
ライン:PEライン 2号
40号ライトタックルビシ

◇長男の使用タックル◇
ロッド:アルファタックル FuneTatsu ライトゲーム73-195ML
リール:ダイワ プリード 150SH-DH
ライン:PEライン 1.5号
40号ライトタックルビシ

前回、下見した際が初出番で快調だったライトゲームロッドを長男に持たせる親心。私は64調子の竿を使いました。

行程10分ポイントは福浦沖、水深24〜26m。頭の中では3方向を山に囲われる長浦かな〜、なんて思ってましたが。

出船前の船長との会話では前半の潮が緩いうちにしっかり釣らないと、潮が効いてくると喰いが落ちるかも、との事でした。
実際は潮が効く前に納竿だったのでどうなったのかは不明ですが。

風は予想よりは弱めで巻き込むような風でもなく、スパンカーバッチリ決まって揺れもそれほどありません。海面も白波はなく出来ない事はない感じ。
雨は時折強くなるのですが、船宿レンタルのしっかりした雨具なら大丈夫でした。

同行者への指南は程々にして、10分後には自分も実釣開始。下見のときも同じような天気でしたが晴れよりは魚の機嫌も良さげで、早々に左舷で本命が上がります。続いて長男、ケートさん。自分にも2投目から魚が入り始めます。

自分と長男はショートハリスの3本針。同行者には扱いやすさ優先で2本針を使ってもらいました。いずれも仕掛け長は2m。

序盤は教科書通り、1.5mでコマセを撒いて、さらに1.5m巻いて針をコマセの中に入れる動作できっちり喰ってきます。

時間の経過とともに、コマセバケツに雨水が入ってゆるゆるコマセ。中盤からはビシを海に入れた瞬間から、煙幕張りながら落ちていきます。魚もどんどんと喰いがたち、アタる高さも上ずってきます。こうなると爆釣モード。ダブルあり、取り込めなくともトリプルあり。(笑)

アタリを敏感に取るゲームロッドに対して、釣り味を楽しむ64調子の竿とともに、巻上げ力のあるハンドルを換装したピナクルビジョンがとても具合がよく、ゆっくりとした巻き上げで狙った追い食いも連発。とにかく楽しい。

付けエサはアカタンでもイソメでもOK。時折まじる、イシモチもアカタンに喰ってきてます。

終盤は多少喰いも遠のき入れ喰いとはいかなくなってきましたが、それはそれで工夫のしどころで、シャクリ幅変えたり、餌を止めずに徐々に持ち上げたりと、楽しみました。

とはいえ、釣りバカならともかく剛腕初心者の中には寒さで船室に入ってしまったり、前日の夜勤の疲れも出たりで何名かが釣りをやめてます。

体壊しても心配だし、というわけで船長からもお声がかかり皆さんで相談。11時に沖上がりと相成りました。

ひとまず釣果


ケートさん、ジギングの経験ありで竿とリールの基本操作はできてたので、初のエサ釣りでも好漁!実釣前の仕掛けの説明で、針のヒネリに気づくあたりはセンスを感じましたわ。

カナザワさんのお子さんも釣れなかった前回の葉山とは違い、バッチリアジを仕留めてましたね!

長男坊が一人だけ平均時速13尾を計測。
悪条件下、短時間でお見事、父は嬉しかったよ!釣り座の多少の違いはあれ、使った仕掛けは同じ。初めて使う道具でも結果バッチリなのは腕が上がった証拠。

本人曰く、今回の竿はアタリが明確にわかる反面手元に来るブルブル感が少なかったと…ぐぅ判ってるなこの子。目アタリが取りやすいんですよねこの竿。多分、モタレがわかって針にかけちゃうからだと思います。恐るべし。

さて帰宅は15時。

35Lクーラーですので、少なく見えちゃいますよね?60尾以上入ってます。

8人分のビシを用意していたので、ビシは煮て掃除。

イワシミンチはこれが大変よね。ビシレンタルのがはるかに楽です。

今日イチくんは、私が釣った27センチ。
幅広でまさに東京湾のアジのプロポーション!

仕立てだからなのかな、お土産に八景産の焼きのりいただいちゃいました。


帰宅後父が道具の片づけしている間、昼寝していた長男が久々に台所に参戦。
魚手ぬぐい頭に巻いて雰囲気も楽しんでます。背が伸びたな~、髪もだけど。

相変わらず、我が家の食卓は和風のオンパレード。
焼いちゃいましょう!長男レシピ通り丁寧な焼き物。

2尾いたイシモチは炙り刺し。

お刺身

アジフライ(完成写真撮る前に食べられてしまう)

タタキ

なめろう

今回は完璧!押し寿司。

それでも冷蔵庫に残ってます。正味4日間かけて完食!

アジは各皿多層構造になってます。(笑)
低脂肪乳はご愛敬ということで。

今回は剛腕初心者もいたので、隣に長男坊を配置しなかったのですが、まぁ何も言わずとも、一人で全部やってこの釣果。本当に嬉しかった!

ご同行の皆さま、バッドコンディションの中お疲れ様でした。またの機会もよろしくお願いします。



2022年釣り初め 金沢八景 黒川丸 ライトアジ釣り 午前船に乗船

2022-03-08 23:13:08 | 釣行記
3月8日月曜日に金沢八景の黒川丸さんへ。魚種はライト(LT)アジ釣りです。

4月に会社のメンバーで釣行を予定していたので、下見かねがね。
前日に下見行ってくる、とお伝えしたら車出すよ~、とありがたい同行者出現。往復の運転甘えちゃいました。

◇使用タックル◇
ロッド:アルファタックル FuneTatsu ライトゲーム73-195ML
リール:KEN Craft ピナクルビジョンVSRT10
ライン:PEライン 2号
40号ライトタックルビシ
簡易竿掛け

※リンクを貼っているのが、以前このブログでご紹介したアイテム
タイタニウムグローブの下に、ニトリルグローブを装着して使用しましたが、寒さ対策はバッチリでした。

潮回り
出船直後が潮止まりからの、下げ3分狙い

出船時間は7時30分、沖上がり11時くらい。
お手軽半日の午前船です。

前日までは気温も高かったのですが、あいにくの曇り雨模様+北風。最高気温も10度程度と、船上は冷たい日並でした。

港を出て15分程度でポイント到着。猿島沖、水深26m。
風の影響で波もやや高いなか実釣開始。結果としてはこのポイント1か所で最後まで。

使用竿は新調したライトアジ専用設計の竿。これ、いいですね。細い穂先で目アタリがとりやすいって話もありましたけど、波が高い中、手元でもアタリがとれました。中古でしたが良い買い物ができました。

さて、実釣直後は潮止まりの時間帯だったので、15分ほどはコマセ撒きに終始。船上もポツポツな感じでしたが、潮が動き始めると徐々に活性も上がってきました。アジのご機嫌もすこぶる良い感じ。

20cm程度のアジが、一投ごとにバケツに入っていきます。
ご同行いただいた釣り友。ダブル!

自分は仕掛け長2m、エダス10cm、3本針(ネムリセイゴ11号)を持参して使いました。エダスの短さは喰いがたってるからかデメリットは一切感じず、手返しも良くなりメリットばかりでした。
待ちの釣りではなく、しっかりとコマセの中に針を入れる攻めの釣りに最適。

ダブル交じりでいい感じになってきたところで、追い食いを狙って待った瞬間。。。

ズーンッ!
 73調子の竿ですが、胴にかかる重さを感じます。

テンションを緩めずに、ゆっくり巻き上げ。
時折見せる、グイーンという引きはフラットフィッシュ独特ですね。
同行者がタモを用意してくれていて、無事に取り込み。
古いリールでしたが、ドラグ比5.3という事でパワー十分、しっかり上げられました。


エラ付近には、別の金ムツ針とハリスがついてました。


やりました~、ヒラメ!


ジャスト50cm!時間は9時くらいでしたねぇ。
沖釣りを始めて25年くらい経っているのですが、ヒラメ釣れたの昨年に続いて2回目です。前回はウィリー五目、今回はアジ釣りでした。
同じ釣り物をずっとやってきたんですが。。。

それはともかく今回の仕掛けはハリス、エダスともデュエルの船ハリス2号、針はマスタッドのネムリセイゴ11号。ハリスが1.5号だったら切られてた可能性があるのとハリスの中でも硬調子を謳っているハリスに、軸が太めのネムリセイゴだったのが功を奏した感じ。金ムツだったら折られていたかもしれません。

確かに道具も良くなったり、釣り方も昔よりは上達しているとは思うのですが、ヒラメの絶対数が東京湾も相模湾も増えてきているのかなぁ。

その後、アタリが遠のくことなく最後まで楽しみました。
アジ39尾、ヒラメ1尾。
アオイソメも船長からいただいてましたが、今日の食いなら赤タンの方が手返しが早くなる分良かったですね。食いが悪い日はアオイソメがあるというのはとても心強いです。

釣り友はアジ51尾。船中トップが59尾でしたから惜しかったですね〜。
1日やれば間違いなく1束ペース。
午後船のトップが72尾でした。

季節のワカメも購入し、帰宅後湯通し。

アジフライ

アジの押し寿司
天地逆でタッパに入れちゃったので、ちょっと形が・・・・。

二晩寝かせたアジのタタキ(大葉&みょうが)


ヒラメは5枚おろしにして二晩熟成。実家にもお土産。

刺身

カルパッチョ

ムニエル レモンソースがけ


いや~、楽しかった。ヒラメは勿論のこと、アジがしっかり釣れて、2022年最高のスタートです!

黒川丸さんは、レンタルが充実していてクーラーボックスだけ持っていけば楽しめる船宿さんです。

貸し竿、長靴、雨合羽、貸しビシ(これは紛失対策で保証金2000円が必要、返却時に返金)等。

とはいえ、40号のライトタックルビシ(ミンチ用)なんかは購入しといても損はないと思います。

巻き上げパワー重視のギア比5.5:1
右舷に座るなら右ハンドル、左舷に座るなら左ハンドルを選ぶのが定石
PE2号なら200m巻けます

使用後は必ず真水をかけて塩抜きしましょう

釣果を伸ばすなら、手持ち推奨。竿掛けは取り込み時にしか使わないので簡易なもので十分

イワシミンチ用のアンドンビシ


クッションゴムとして、この輪ゴムが個人的には好み!ヒラメも大丈夫でしたよ。

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鐙摺港の釣果を料理で堪能

2021-11-03 19:42:13 | 釣行記
先日の記事でも少し書きましたが、釣った魚を食べきったのでご紹介。

まずは、当日の晩のおかず。

と、その前にイナダ用(今回は釣れませんでしたけど)で用意していた青唐辛子の醤油漬け。これ、とても美味しかった。青魚の臭みを和らげてくれるのと、唐辛子のピリ辛感が良かった。
半面、淡白なお魚には主張が強すぎだとも思いました。

では、本編。
【初日】
マルソウダの刺身。これは、先の記事でもご紹介済み。
好んで食べるほどの物でもなかったかなぁ。しっかり血抜きして持って帰っているので、臭みはなかったのですが旨味を感じる事が出来なかった。


ちょっと暗い写真ですが、アジとカサゴのお刺身。
こちらは、外れなく当日調理なので、歯ごたえが感じられました。

【2日目】
カンパチのお造り、アジの刺身、アカヤガラの細造り。
カンパチねっとりとして美味しかった~。アジも2日目の方が旨味も増します。

ヤガラは前日は薄造りにしましたけど、どちらも美味しい。
味わいで言えば、マゴチに近いですね。西の方で専門に狙う船が出るのもわかる気がしました。

相模湾の大アジの塩焼き。しっかり一晩寝かせ、焼く30分ほど前に強めに塩振り。アジ好き娘も絶賛してくれました。身がフワフワで美味しいです。

こちらも娘の好きなアジフライ。開いたのと、手が滑って3枚おろしになったやつ。自分は食べられなかったけど、美味いだろうなぁ~。

ヤガラの頭など、出たアラは一度焼いてから味噌仕立てのあら汁で堪能。

【3日目】
完成した〆鯖をアニサキス対策で48時間冷凍保存して、解凍したもの。
最上段が炙らず、残りが炙り。
今回、炙っていてもあまりバチバチ言わず脂少ないな~と思ってましたが、その通り。火を入れない方が、サバの味を楽しめました。

魚種多彩に楽しめましたが、今回一番美味しかったのは「カンパチ」でした。
次点で「ヤガラ」という事で、釣りは釣行前も釣行中も釣行後も楽しみがいっぱいですね!

 カラーによって、値段が違うので要注意。

 バーナーは日本製に限りますよ~。



葉山 鐙摺(あぶずり)港より 愛正丸さんで アジ、イナダ/ワラサリレー

2021-11-01 14:38:47 | 釣行記
10月31日の日曜日に、葉山の鐙摺港の愛正丸さんへ行って参りました。
釣り物は、アジ、イナダ/ワラサリレーの乗合船。

私は初めて利用する船宿さんですが、同行者からオススメがあったので選択。
勤め先の釣り部メンバーとOB総勢9名です。


出船前の鐙摺港。日の出過ぎですが、空にはうっすらと雲がかかってます。

自分は右舷、トモから2番目

左舷も満員御礼

この時期、ここ数年は平塚新港の船宿さんでライトイナダ釣りをしていました。そちらはライトタックルだけあって、50号~60号程度のオモリ使用ですが、今回の船は130号ビシの堂々たるヘビータックル。

同行者含め、ほぼタックルは所有していないので電動リールセットのレンタル。もちろん、ビシセット(天秤、プラアンドンビシ)もお借りいたしました。


同行者がレンタルした一式。

私はというと、、、20年以上前に購入していたSZMのビシ竿「沖凪ビシ」を引っ張り出して、電動リールは友人からDAIWA ハイパータナコンをお借りしました~。(どうしても、レンタルタックルに抵抗あるんですよねぇ・・・)

◇使用タックル◇
ロッド:SZM 沖凪ビシ
リール:ダイワ ハイパータナコン400Fbe(まんすりあんぐらさんからレンタル)
ライン:PEライン 4号
竿受け:ライトホルダーメタル90CH
他:130号プラアンドンビシ

★要注意
当日乗った船は、船べりが比較的コンパクトで所有しているライトホルダーメタル90CHだと、斜めカットの木材を利用する必要がありました。船には積んでませんので、同様の竿掛けを使われる方は要注意です。
カット木材の詳細は過去の記事で紹介しております。



当日の天気は曇り後雨。風は北風微風で凪予報です。
潮回り


SCWの風予報

朝5時半に現地到着、出船は6時半。時間の余裕はありますが、勝手知らない初めての船だったので、いろいろとお尋ねしたり、仲間のロッドキーパー出したりであっという間に出船時間になりました。

スタートはイナダ/ワラサをターゲットに。
2本針3mの吹き流し仕掛けに、つけエサはイカの短冊。
スタート時はイワシミンチ(極細挽き)+アミコマセ。

左がアカタン(アジのつけエサ)、左はイカの短冊(イナダ/ワラサ狙い時用)。でも、イカ短冊は万能エサの一つですね。

水深は30m~40m前後と浅いポイントです。
浅いと言っても、潮は早く仕掛け長もあるため、オマツリがチラホラと。
それでも、中乗りさんが目敏く見つけてはヘルプに入ってくれるので、とてもスムーズに次の投入に入れます。

慣れない道具と、早潮もあり自分はなかなかアタリを出せず。苦戦。
そんな中、同船者が型の良いオオモンハタを取り込みます。
また、同船者ではイナダも釣ってました!自分は泳がせには最高の小型アジ3尾程度、惨敗です。

今回はお借りしたのが、アンドンビシだったためオモリ単体を持ってきておらず、泳がせ釣りも、落とし込み釣りも出来ませんでした。

1時間ほどでしょうか、アジ釣りに移行します。との事で、アジ仕掛けが配られます。この船、アジの2本針2m仕掛けはオカワリ自由です!
80m~90m前後の根のキツイ深場ポイントを攻める為、根掛ロストどんとこい!の親切対応、これは神です!

自分はというと、ちょっと太めの自作ハリス3号2本針を使います。
つけエサは、アジという事でアカタンにチェンジ。
船は終始根の上にあてるべく、船長が熱心に操船してくれています。
筋がずれればまた入れ直しを繰り返します。
この頃から雨が降り出し、納竿まで小雨模様が続きました。

時間と共に潮もきつくなり、両舷合計20名の満員御礼の中、オマツリを避けるのは相当難しい状況。中乗りさんも大忙しです。
それでも、上がってくるアジは相模湾名物の大型アジなので釣り味はサイコーです。その分、魚が走っちゃうんでしょうけど・・・。

ここで自分にソウダガツオ(マルソウダ)の一荷。無事に取り込み。生涯初物です。
アシの速さでは、サバ以上ですからすぐに血抜きしてクーラーボックスへ。
自宅にて撮影。


コマセを振って、1m持ち上げで待っているとアジとは違うアタリ。
いまどき無いだろうというくらい硬い竿先が、明確にお辞儀を繰り返します。
手持ちに変えて引きをのしながら巻いてくると、水面に銀色にギラリと光る魚体。これ良型カンパチゲットです!
同行者撮影。しまりのない顔。

自宅にて撮影。

取り込んだ針は伸されてました。いやぁハリス3号で助かった。

さらにこれまた初物のアカヤガラ90cm(尻尾含め)ゲット。
釣りあげた時、口からネンブツダイが覗いていてびっくりしたのですが、こどもパパさんのご推察だと、アカタンに喰ってきたネンブツダイを喰ったと思われるとの事でした。
もしかして、カンパチもこのパターンだったのかもしれないですねぇ。


最後は水深110mほどの岩礁地帯へ。
ここのアジはデカイけど、ピンポイントな感じなので船長も大変そう。
ちょこちょこっとサバ交じりで追釣して、納竿時間と相成りました。

自宅にて撮影。アジは36センチが最大。相模湾はデカイねぇ。

釣果
アジ11 カンパチ1 アカヤガラ1 ソウダガツオ2 サバ2 カサゴ1



アシの速いソウダガツオは、刺身に。
WEBでみた、マヨ+ポンズ+七味もお試し。

ん~、まぁこんなもんか・・・。

カンパチはハラワタとって、キッチンペーパー&ラップで熟成へ。

これ、塩〆後のサバの美肌。青光りがまぶしい。
この後、酢で〆てから冷凍庫へ格納。48時間以上の冷凍によりアニサキスリスクをカットします。

とりあえず、当日包丁入れないとヤバイ子たちの調理を終えました。

友人のまんすりあんぐらさんに言われたとおり、相模湾の秋は魚種多彩な一日でした。
初めて利用させていただいた船宿さんでしたが、とても親切で気持ち良い1日を過ごせました。同行者ともども感謝申し上げます。

西湘方面でも使えるFLサイズ
 
下オモリなら、ビシ釣りにも落とし込みにも対応可能 

 ビシ釣りの際の天秤 この釣りなら40cm程度が良いかと

 ハリス7号 使用時は竿掛けの最大ハリス径に要注意ですよ

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羽田かみや出船 リクエスト乗合「1日LTアジ」【METEOR釣り企画第17回】

2021-08-30 15:18:17 | 釣行記
毎年恒例行事となった、ハンドボールクラブの冠名を付けた釣り企画。
今年は数える事17回目(一昨年に開催ならずがあったけど、それ以外は毎年やってます)。

羽田の「かみや」さんから、1日船でライトタックルアジを楽しんできました。

7月後半からタチウオも好漁が続いていたのですが、いろいろと立て込んでいたので、比較的お気楽に楽しめるアジを選択。

■当日の潮回り

当初予定していた日より都合により1週間繰り下げて企画となり、潮回りが余り良くなく、苦戦が予想されていました。おそらく、上げ潮の始まる14:30前後から釣れだすと想定。納竿時間を考慮するとなかなか難しいですね。

その状況下、船宿さんのオリジナル企画リクエスト乗合(お客さんから釣り物を提案して、船宿さんに採用されれば出船)にて、通常乗合ではショートアジで出船しているところ、1日アジでお願いしてご了承いただきました。
結果的には、この選択が正しかったようです。

今回は私含め8名。グループ釣行の予約なので、釣り座は宿で事前に確保していただけます。右舷、ミヨシから8名ならびで確保。オオドモには連チャン釣行の顔なじみの常連さんでした。


こーんな感じで、到着前から予約席を示す竿とコマセバケツセッティング済。


出船前、なかなかの賑わい。右舷9名、左舷6名。
カメラ目線が、こどもパパさん。


出船前、やる気に満ち溢れた長男坊と加賀見キャプテン。
考えてみれば、私と加賀見キャプテンは小学校からの知り合い。
中学で同じハンドボール部に入って以来、ずっと親友。感謝ですね。

リラックスモードのユズキチさん。手前は加賀見キャプテンの手。
出船前は誰もが大漁を信じ、リラックスしているんですね。


7時半出船、船は一路木更津沖へ。

◇使用タックル◇
ロッド:プロマリン テクニカルショット 船 T190ML
リール:ダイワ プリード 150SH-DH
ライン:PEライン 1.5号
竿受け:簡易竿受け
他:イワシミンチ用40号アンドンビシ・ライト用弓型テンビン
手巻きリールと組み合わせて使うのは今回が初になります。

予想では定番の川崎バース周り→大黒埠頭沖→本牧沖かなぁ、と思っていたのですが、最近結果が出ている東側を攻めるようです。ポイントまでは40分程度、到着後すぐにアンカーを降ろして実釣開始です。

水深12m、潮もあまり動いてないので、腰を据えてジックリ作戦ですね。
パラパラと魚もあがりますが、型は小さめ。たまに20センチ前後が混ざる具合で、どちらかというと南蛮漬けサイズ主体。

このポイントでは、マシなサイズだったかなぁ・・・。
天気は9時くらいから曇り空。強烈な残暑よりは、はるかにマシ!

今回爆釣を想定して導入した数取器・・・。

ここから半日、同じような低調な状況が続きます。
とはいえ、私の右隣の常連さんはポンポン釣りあげてますので、魚はいるのは間違いないのですが。。。(そりゃ、魚探にも反応はバッチリ出てたとの事ですし)
常連さんとの会話で、釣り方ももちろんお上手なんですが、決定的な違いがつけエサ。私は赤タンだったのですが常連さんは青イソメ。タラシも長め。

「今日は青イソの方がいいねぇ」との結論で、さっそくこどもパパさんに恵んでもらいました。

確かに、青イソにしてからは釣れ具合も安定し、なんとトリプルまで。
また、結構な時間置き竿にしてコマセもなくなっているタイミングでも食ってきたりと、虫エサの強さを実感してました。

13時を回った頃、船長がアンカーを引き上げ「中の瀬の方に行きます、15分程度走ります!」とアナウンス。

いよいよ、想定していたラストの爆釣か!と心躍ります。
中の瀬に移動して一発目は、船を止める事なくスルー。
2カ所目のポイント、水深23m程度。タナは2mで振って、少し持ち上げてとの事。
最初のポイントは1mから少しずつ持ち上げて2m程度でも、すぐに釣れなくなってしまい、食いの悪さを感じてましたが・・・・。

ここで雰囲気がガラリと変わります。1投目からひったくるようなアタリ。
上がってきたのは23cm位の嬉しいサイズ。
2投目、3投目と同じように釣れ、途中からは手返し重視のため2本針に変更したほど。
コマセワークもさほど意識せず、タナさえ合わせれば食う状況。
なお、ここでは赤タンでも普通に食ってきました、ほんと奥が深く難しいです。


「あと30分。型も良いのでここで粘ります」と、アナウンス。
さぁ、前半の苦戦をここで一気に取り返そう!と、釣り続けました。

ここで上がってきた、29センチ(測定緩め・・)

背も高く、厚みもある、まさに東京湾のアジ!

14時30分、納竿のアナウンス。
終わりよければすべて良し、で結果満足な釣行となりました。

釣果(かみやさんHPより、加筆して使用)
魚も全体に満遍なく回った感じですね!(一部を除く・・・)
20センチ程度のサバ数本と、カサゴ1尾も持ち帰りました。

加賀見キャプテンも昨年のリベンジを果たせたようです。
長男坊は大人料金かかるようになったのですから、大人と遜色ない釣果。(笑)
ほぼ、一人でやってくれる上に魚も釣ってくれるので重要ですね。
あと、先日購入したDAISOのフィッシュグリップ、200円なのに普通に使えて大満足でした。

グループ内では、特エサ利用でまんすりあんぐらさん(エサじゃないですよね、腕ですよね)
のっちさんの指導片手に、手堅くまとめたこどもパパさん。
この御両名、さすがの釣果でした。

最初から、あのポイントに!と思う向きもありますが、そこのところはもちろん船長も考えての事で、無線で僚船と会話されている中前半は、どの船も厳しい状況だったようですし。

逆に、最後に持っていた引き出しを潮時と合わせて活用して結果に繋げていただいたので、大変ありがたい釣行でした!

ご同行の皆さま、来年もよろしく!

釣果の様子



さて、帰宅後は当日は5尾程刺身に。後はすべてクーラーに保冷剤を追加してそのまま翌日に回しました。

メニューには困らないアジですから、あとは料理の写真だけ。

■南蛮漬け

小アジ+サバ+カサゴ

揚げたてを南蛮汁に入れる瞬間の音が良い!

■アジフライ

■なめろう

■お刺身
当日よりも2日目の方が、はるかに美味い!

■干物
こちらは短時間だけ干して、冷凍保存にしました


今回、64調子の竿と手巻きリールの組み合わせもテスト出来ました。
また、自作の仕掛けでも十分な釣果を上げられたので楽しみです!

炙り〆さば ウマかった~!

2021-06-26 20:53:17 | 釣行記
先日相模湾で釣り、調理した冷凍〆さばを炙ってみよう!って事で。

新富士工業のパワートーチを調達!

さんざん釣り魚を調理しておきながら、パワートーチは所有してなかったんです。今までは、炙りの際は串打ちしてガスコンロでやっていました。
それだと、火力が散ってしまって皮目だけ器用に火入れするのが難しく、今回思い切って購入。

以前の記事でも書いたのですが、パワートーチはガスボンベ直結で使うものなので、品質の悪いものを使うと火炎放射器と化し火事にもなりかねないってので、踏み切れなかったんです。

で、今回はアウトドアブランド「SOTO」の新富士バーナー株式会社さんの商品を購入しました。一応、amazon.co.jp限定での販売商品のようです。


装着図

説明書をしっかり読んで、テスト点火も無事完了。さぁ炙るぞぉ!

【Before】

【Let's fire!】


【After】

【Zoom】


結論
極上の炙り〆さばでした!なお、前回の記事で〆さば自体の味はスーパーと変わらない、と書いてしまいましたが今日の〆さばは炙らずとも美味かった。
どうやら、今回はまるまる太った脂ノリノリの個体だったので違いが出たようです。前回の〆鯖さんにはお詫びして訂正します。

 
■Amazonのアソシエイトとして、「走れ?コータロー」は適格販売により収入を得ています。

庄三郎丸さんでライトウィリー五目船に乗船

2021-06-21 19:56:47 | 釣行記
6月19日土曜日に平塚の庄三郎丸さんへ、ライトウィリー五目釣りに。会社の仲間と総勢7人で行って参りました。
1年を通じて楽しめる五目釣りですが、今の時期はメインターゲットはアジ。
外道でサバやウルメイワシといったところ。

現地着5時30分、出船時間6時30分、沖上がり13時の乗合船です。
当日の天気は梅雨空らしい雨予報。ここのところ梅雨とは思えない、雷雨が多かったのでひとまず安心です。釣り船は風が強いのも苦手(波が高くなりますから)ですが、雷なんてもっての他、雷鳴が聞こえてくれば竿を仕舞って終了となる事が多いので。

当日の潮回り。
出船時点で上げ潮が始まっていて、途中潮止まりを挟みますが、ラスト1時間の下げっ端でちょうど良い潮周り。大潮なんかだと、潮がぶっ飛んじゃってコマセ釣りには不利な事が多いです。

なお、今回は海上一日雨が降っていたためほぼ写真は撮れませんでした。

◇使用タックル◇
ロッド:プロマリン テクニカルショット 船 T190ML
リール:シマノ プレイズ400
ライン:PEライン 2号
竿受け:Daiwa ライトホルダーメタル90CH
他:サニーカゴFL+オモリ40号or60号

先日調達した新竿を使った初釣行です。

出船後水深40-60mをオモリ40号で攻め、後半は深場90-100mをオモリ60号で攻める旨、前日船宿さんのサイトで告知されていました。
ただ、船上ではアナウンスありませんでしたが最初から60号使った方もいたようでした。他のお客さんの仕掛けの流れ方とか、同行者がオマツリしていたのを見ているとそんな感じ。一声かけてくだされば、用意があったのでスタートから60号を使用したんですけどねぇ・・・。

出船後30分ほど走ってポイントに入り実釣開始です。
今回、同行で舟釣りが初めての若者の指南役を仰せつかりましたので、まずは基本動作と実釣アドバイス。
なかなか、筋が良いので最初の15分くらいでアドバイスは終了。その後はほぼ自由に釣らせてもらいました。
その辺のセンスって、例を上げると・・・(対策は青字
・リールを巻きすぎちゃう、天秤ブラブラ、オモリブラブラ
  →天秤が水面に上がったらリールを巻くのをやめて竿を立てる
・底ダチが取れずに糸をどんどん出しちゃう
  →船長から水深目安の声がかかるはずなので、ラインの目印を観察しながら、指定水深近くになったらサミングをして竿に神経を集中する。同じポイントで2回目以降はラインの色でおおよその見当がつくようにします
・投入時にコマセカゴや天秤に仕掛けが頻繁に絡んでしまう
  →仕掛けを先に入れた後、仕掛けの流れ方を確認してから天秤を干渉しない位置に入れる
と、いったことが一切ないんですねぇ!素晴らしい。

さて、新竿の具合を試すためシャクリ幅や、置き竿時のしなり具合など、一通りチェックして実釣開始。
先に始めている方でも、それほど魚は上がっておらず、まだ魚が寄ってないのかなぁ、といった感じです。

初めに同行者が用意してくれたハリス2号の3本針を使ったのですが、根回りだったので、いきなり根掛りとともにハリス切れ。
船で購入(350円也)できる、ハリス3号2本針でも良かったのですが、持参したハリス4号3本針の仕掛けに切り替え。

↓この仕掛けにスイッチしたのが、結果的によかった。


小さなアタリで上げてみると、手のひらサイズの赤い小魚。エサ取りなんですけど、名前がわかりませんでした。釣れてもリリースですねぇ。(追記:同行者の方から後日サクラダイと教えていただきました。名前は素敵)

数投目、指示棚の1往復目でまた小さなアタリで針がかりしたので、追い食いを狙うべく、2往復目。
底ダチをとった瞬間・・・ズドン!

竿が一気に持って行かれ、海面に竿先が突き刺さります。根に入られるとキツイので、グイッと持ち上げます。こういう時の64調子は徐々に力が伝わる感じで心強い。硬い竿だと、綱引きでハリスがやられたかもしれません。

電動リールを巻き始めると、かなりの引き。大物確信。
モーター音も魚が暴れるたびに高低しますが、竿が上手くいなしてくれます。
リールのデジタルカウンターが徐々に小さくなっていき、残り1mとなった時点で海面に浮かんできた姿を見てビックリ!声がけして中乗りさんにタモ入れしてもらいました。

出たぁ~!ヒラメ53センチぃ

前回のヒラメ釣りで、1枚も釣れなかったのに今回はウィリー仕掛けで釣ってしまいました。ヒラメ釣りを想定した新竿だった事もあって満面の笑みで同行者さんがパシャッ!
いやぁ嬉しかったです。このタックルで上がってきたので最高!

当日のハイライトはこのヒラメと、次の流しで釣ったアマダイ30up。
甘鯛は、オキアミ好きですねぇ、付けエサのオキアミ(船宿で購入)にしっかり食ってきました。

帰宅後撮影。

その後、雨も強くなりつつ深場(90-100m)を狙うものの、自分は釣果を伸ばせませんでした。
ただ、最終盤でアジをたて続けに4尾釣りあげた際は、シャクリ幅も小さくポーズ時間も長めで、アジが食う感じだったので勉強になりました。

教科書通りだと、シャクって3秒~7秒ポーズを入れてまたシャクる。
この釣り方だでサバが多く釣れていたのですが、ポーズを長くとり、コマセがポロポロ出る程度を竿のしなりで行う方が当日のアジには効果的だったようです。

さて、釣果
ヒラメ1、甘鯛1、サバ11、アジ6でした。
アジの最大は30up。アベレージは23センチ程度。

高級外道が入ったのでとても良かったのですが、アジの数が不満。
最後にアジの釣り方に気づいただけに、ちょっと後悔。次回への反省としておきましょう。(その日、その時間の釣り方をどれだけ早く気付けるかって事ですね)

さて、調理。
当日は疲労困憊、夕飯分と足の速いサバはすべてやって、ヒラメとアジは下ごしらえで就寝、といっても夜中の2時までかかってしまった・・・。

◆当日編

甘鯛のお刺身&湯引き
甘鯛って皮引くの大変なんですね。後でこどもパパさんが調べてくれて、松笠とか、皮を引かずに食べる方法が多いって教えてくれました。
半身の皮引きで難航したので、残りは湯引きにしちゃいました。
身があま〜い!


サバの塩焼き
振り塩して20分くらいしたら、皮側から焼く。


娘が大好き、サバの竜田揚げ
しょうゆ、酒、すりおろし生姜につけて軽くもみ、少しおいてから片栗粉の衣で揚げる。


山梨のお酒、七賢

◆翌日以降編
一晩寝かせたヒラメとアジを調理しました。
ヒラメのカルパッチョ
お刺身にオリーブオイルとレモン汁、塩をパラパラで魚の旨味が絶品でした。


ヒラメのお刺身
えんがわ、こんなに食べれるの初めて!
これだけの量食べられるのは、釣り師の特権。


なお、ヒラメの捌き方はこちらを参照させていただきました。


アジのなめろう
フードプロセッサーを使わずに、包丁で作るのが食感も楽しめて一番ですね!


なめろうのダシ茶漬け
あらでとったダシ、刻み海苔、ゴマ、わさびで風味を増した至極の逸品。


〆さば(完成したので追記しました)
調理後、48時間以上冷凍して解凍。普通に美味しいんですけど、スーパーで売られている真空パックものとあまり変わらないレベル。
やっぱ、アニサキスリスクを承知の上で、生の世界の味には到底・・・。
後日、丸々太って脂の乗っていた〆さばを、炙りにして食してみました。
これがとても美味しく、上記記載は個体差によるものだったという事で、サバにお詫びします。。。
生には生の、冷凍には冷凍の良さがあるという事でご容赦ください。


◆補足

切れ味の良い包丁を使うと、出ると言われている切断面のレインボー

出汁をとる際、あらと一緒に使っただしパックは↓

茅乃舎 減塩 茅乃舎だし

なめろうには薬味をタップリが好きですね~。
ミョウガ、刻みショウガ、青ネギ、しそ、日本酒、ゴマ油にお味噌

一晩寝かせて、水分が随分出ました

サクどり!こんなデカイの幸せ~。

活躍した新竿


相模湾の指定サイズのカゴです。これより大きなものはNGです。カゴのみなので、オモリは自由に選択できるメリットがあります。


記事でも紹介した仕掛け。

大型クーラーボックス アジだけなら大きすぎますが、イナダ、ヒラメはこのサイズは欲しい。独り身の方なら、ワンサイズ小さいの(23リットル)でも良いと思いますが、魚だけではなく氷も入れることを忘れずに!

たまには、リッチなだしパックを使いたくなる!



2021年5月の立日橋の様子

2021-05-10 13:10:50 | 釣行記
GWに3年ぶりくらいに、立日橋へ様子見がてら散歩に。
2019年の台風19号では、下流の日野橋の橋脚が一部沈んでしまい被害が大きかった辺り。
WEBを見ていても、立日橋付近での釣りについて新しい情報もないので、写真数枚と共にご紹介します。全て、立川市側からの画像です。

モノレールと立日橋を下流部から撮影

右手橋脚部分には結構な量の土砂が堆積しています

以前、オイカワなどが釣れた立日橋下のテトラ付近

こちらも土砂が堆積してしまい水深が浅くなっています

少し右手に向かって撮影
以前は橋脚右手からも多少は流れがあったのですが、現在は全くなし。水が動きません。

テトラの下流端から日野市方面を撮影

左手は自然に堆積したのか、下流の日野橋の工事のために手が入ったのかは不明。

いずれにせよ、水が動いていません。ウキも風の影響以外では動かない。
テトラの中を覗いてみましたが、以前は底が見えない程度に水深もあったのですが、現在は土砂が丸見え。
メダカ程度の稚魚と、弱っている小魚は確認できました。

以前はこのテトラ周りで竿を出されている方も多数いらっしゃったのですが、当日(土曜日だったかな)は、私以外は誰も・・・・。

道具を片付け、少し下流へ歩いてみました。

残堀川からの流れ込み 本流側から立川市方面を撮影

ちょっと写真が分かりにくいですが、こちらで数組釣り座を出されている方いらっしゃいました。

手前が細い流れ込み(幅2m弱、水深30cm程度)。奥が残堀川からの合流本体。
立川側の遊歩道からアプローチできるようです。

立日橋付近は残念ながら釣りは無理ですね。。。
今年の遊漁券買ったけど、無駄になっちゃうかな。




庄三郎丸さんでヒラメ五目船に乗船

2021-05-03 13:47:53 | 釣行記
GW前半、5月1日に平塚の庄三郎丸さんへ。
釣り物は、ライトタックル(50号)を使用したヒラメ五目船です。
餌となるカタクチイワシの接岸が乗合開始の目安のようです。
例年よりは遅めのスタートかもしれないですね。

当初、5月2日に乗船予定で予約も完了していたのですが、4月29日の時点で調べてみると、ちと風が怪しい。。
この時期は、寒気の流入やら低気圧やらで天気が変わりやすいので週間予報だけでは、判断材料としては乏しい。

自分はSCWの波浪予報のみチェック(SCWの風速予想が出てないタイミングだった)で、なんとか行けるんじゃない?程度に思っていたのですが、今回の幹事さんはより精緻に調べてくれていて、「5月2日船出ないかも・・・」との事。急遽、前日の船に予約を変更でき無事乗船できました。幹事さんには感謝です。
相模湾は、東京湾と違って外洋に面しているのでシビアに見極めないとダメですね。実際、翌日は出船中止となっていたので幹事さんのナイスプレーでした。

まずは当日の潮回り。実釣時間が下げっぱなし。


出船は6時30分。沖上がり13時30分です。
出船後にエサとなるカタクチイワシをサビキで釣って、数がたまったらヒラメ釣りに移行するスタイル。生き餌を使った釣り、いいですね~。

出船直後の左舷の様子。


当日は、私と長男坊含め、グループ計6名。
グループでの予約だったので、あらかじめ釣り座は確保していただいております。さすがに、四隅はとれませんけど左舷オオドモの前から6名の並びです。

◇使用タックル◇
今回は2人で3本の竿を使い分けしました。

【1】長男坊のカタクチイワシ用
ロッド:スズミ 凪舟メバル 300 
(中通し竿なのでサビキ仕掛けが竿に絡みづらい)
リール:ダイワ プリード 150SH-DH 
ライン:デュエル PEライン ハードコア X4 マーキングシステム 1.5号

【2】カタクチイワシの際は自分が使い、ヒラメの際は長男へ
ロッド:プロマリン ボートストライカー3 64-30-210 
リール:シマノ リール 12 幻風 タイプG 300
ライン:デュエル PEライン ハードコア X4 マーキングシステム 1.5号
このタックルはヒラメの際は長男に使ってもらいます。

【3】自分のヒラメ用
ロッド:シマノ ライトゲームBB TYPE82 H190 
リール:シマノ リール 12 幻風 タイプG 300
ライン:デュエル PEライン ハードコア X4 マーキングシステム 1.5号

初めてのヒラメ釣り(ライトタックル)ですので、事前にいろいろ調べてタックルを決めました。
最初のカタクチイワシの仕掛けは、船上で1セットいただけるのですが、針数9本と多いので慣れない長男坊が手前マツリとかで時間をロスしないように、竿は中通しを使ってもらい、仕掛けも市販の6本針としました。
オマツリはつきものですが、事前準備でリスク下げられるならできるだけ用意した方が、お互いのためですしね。

こちらが事前に購入して持ち込んだ6本針、枝間13センチくらい。


こちらは今回船上で配布いただいた、9本針。

事前に購入するなら、スキン系ではなく白いハゲ皮系を使った方が、良いと思います。
サビキ仕掛けは、道糸に直結し、下にはオモリ20号~30号程度で。コマセカゴ等は使いません。群れに直接おとして、群れが移動したら船も移動という感じです。

今回は20号を使用しましたが、潮止まりの時間だったので、それほど流されませんでした。使っても30号までにしといたほうが楽ですね。

で、平塚沖から大磯沖でカタクチイワシ釣り。
ずらずらずら~と子供の日ばりのこいのぼり状態。
ベイトの回遊にあわせて船を移動しますが、タナはおおむね10m~2m、海面までなんて時もありました。
ベタナギですね~。

群れによって、釣れるサイズも違ったり、サバが釣れたり。
正味1時間半~2時間程度でしょうか、ストック十分!
いちおう、ヒラメを狙う際に1本針なら30尾、2本針なら60尾目安との事。
乗合船なので、全体のストック状況を見極めてからヒラメ釣りに移行します。
イワシが飛び出しちゃうので、上に蓋する感じでフェイスタオルおいてます。
また、観賞魚用のネット(魚すくい)も必携ですね。船宿さんでは、用意がないので必ず持って行きましょう。

さて、ヒラメ釣りへ。大磯沖からスタートです。
自分は、使っていた竿を長男へ渡して、ライトゲーム竿へ。
仕掛けは、2本針仕掛けに50号オモリ。
天秤は使わず、胴付きの部類の仕掛けですね。
船宿仕掛けは、捨て糸部分10cm程度、2セットで500円で購入可能です。
根周りを攻める際は、船にサバ短冊が用意されていたので使いたい人はどうぞ!との事でした。

2本針の仕掛けの場合は、下針にサバ、上針にイワシ、だそうです。
エサのストックが十分じゃない場合でも、上記のようにしてくださいとの事でした。

カタクチイワシは口が開いた状態で針付けしてしまうと、弱りが早いとの事で下顎から上顎へ口を閉じた状態で針に刺します。
仕掛けのハリには、軸部分にやや大きめの夜行ビーズが止めてある物もあり、その場所でイワシの口が止まるように配慮されていました。

下げ潮の中という事もあり、スタート後は船上あまり芳しくない感じ。
ポイントに早々に見切りをつけて、船を東へ走らせます。
江の島を左手に、一路葉山沖へ。

ポイント周辺、左手に江の島が見えます。

結果的にはこの周辺で、最後まで流し替えながら本命を狙う形になりました。
砂地と小さな岩礁を、丁寧に流し替えながら攻め続けるんですが、なかなか厳しい状況。

根周りで長男坊が良型のメバルゲット。
少し、風が出てきた感じ。

私も同じようなポイントでカサゴゲット。

日も高くなり、風も出てきて潮も動き始めたあたり、時間にすると12時くらいから、やや雰囲気が良くなってきました。

船中で良型マゴチ、小さいながら本命ヒラメも上がったのと事。
私の竿にも待望のアタリ。クンクン、と竿を小突く感じでしたが、すぐに離されてしまいました・・・。マゴチのアタリの出方と似てました。

残り30分、雨が降ってきたのでカッパを着替える為、置き竿にしていた長男坊の竿が激しくアタってます!
気づいた長男が教えてくれて、私が竿を持ち替えてアワセると、無事フッキング。

上がってきたのは35センチ程度の本命!下針のイワシにヒットです。

1本は1本、初ヒラメゲットおめでとう!

本人的には、釣ったというよりも釣れたという感じなので納得感が薄いようでしたけどね。
波も出てきて、船も上下に揺れている中置き竿で釣れた。
この点、今回の反省材料に繋がってくるわけで、自分のはライトロッドで82調子、長男坊は64調子。攻めの釣りではアタリが明敏にとれる82調子なんでしょうけど、食わせ重視というなら64調子で良いのかもしれません。
結局のところ、どんな竿でもその特性を理解した使い方が出来れば、釣果に繋がるのでしょうけど(当たり前ですよねぇ・・・)、なかなかその域に達するには釣行を重ねないといけませんねぇ。


その後、数回自分にもアタリがありましたがフッキングには至らず沖上がりの13時30分となりました。

さて、釣果。
ヒラメ 1
サバ 2
メバル 1
カサゴ 1
ワカシ 1
カタクチイワシ たくさん



カタクチイワシは天ぷらとつみれ汁(みそ仕立て)

〆サバ

サバとワカシ塩焼き

ヒラメの刺身

メバルは煮つけにして、実家へ。
カサゴは刺身で。

海の恵みを最大限楽しませてもらいました。
食味ももちろんですが、気持ちもリフレッシュ!
自然に感謝ですね。


2021年釣り初め 金沢八景 黒川丸さんにて LTアジ

2021-04-01 17:53:49 | 釣行記
世間様では年度末と言われる3月31日に、春休み中の長男と一緒に金沢八景へアジ釣りに。

今回お世話になったのは「黒川丸」さん。年に2度ほど利用させていただいております。

乗船したのは午前船。出船7時半で帰港が11時半くらい。
半日でチャッチャと釣って帰宅して、料理に時間をたっぷりかけられるプランです。。(釣れれば、ですが・・・)

当日の潮まわり

なんか実釣時間が、下げ潮ど真ん中ですねぇ。(いいわけの準備)

春休みも手伝って、他にもご家族連れのお客様でにぎわい、平日でしたが午前
LTアジ船は2隻体制でした。

見えているのが、第七黒川丸。乗船したのは第五黒川丸。


左舷オオドモに座り、左舷側が4名、右舷側が5名。ゆったりと座れました。
コロナ禍での配慮も含まれているのかもしれませんね。

出船前の平潟湾




氷と赤タン&イソメ(イソメは希望したらいただけました)
なお、以前はウェス(雑巾)も貸していただけたのですが、世の中の情勢もあり現在は貸出しされていないとの事でした。

7時半岸払い、シーサイドラインの下を通過


さらには名物の桁下スレスレ通過が続きます。


満潮直後ですから、こうなりますね~。もちろん、竿はぶつかってません。


低い低い!



桜も満開。


結構な速度で走っているんですね、シーサイドライン。


たまには自撮りなんかしてみたり。(潮色澄んでる気が・・・)


今回は短時間ですから、手持ちで!

この竿、ずいぶん前から使ってますけどほんと使いやすい。
そりゃ、メジャーブランドのライト設計の竿に比べれば自重はありますが、コスパという点では最強。
また、ビシと銘打っているだけあって、リールから前部分にもパッドがあるので、コマセのシャクリ時はとても振りやすい。

◇使用タックル◇
ロッド:プロマリン バトルスティック船ビシ 30-180
リール:ダイワ プリード150SH-DH
ライン:PE1.5号


長男
ロッド:プロマリン バトルスティック船ビシ 30-180
リール:シマノ リール 12 幻風 タイプG 300
ライン:デュエル PEライン ハードコア X4 マーキングシステム 1.5号

使用する仕掛けは、40号ビシに3本針の標準的な構成。
イワシミンチ+赤タンorイソメ。

↑天秤は半年前に自作した子を使いましたけど、絶好調でした。

前日は黄砂がきつかったのですが、本日はマシな感じ。


ポイント近く。南本牧埠頭周辺。キリンさんがたくさん暇そうにしてます。大型船は午前中は一隻も入ってきませんでした。

こんな光景、見た事なかった。


8時より実釣、11時前には沖上がりの予定。普段は大型船が接岸していることの多い、岸壁周りもこの日はガラガラです。大型船用なので、水深も結構ありましたが岸壁寄りで終日過ごしました。

最初の流しでは、アタリ出せず・・・。暗雲立ち込めますね~。
やはり、前日までの強風の影響もあって潮が澄んでます。コマセ投入時に、バラケる様子が結構な深さ(5メーターくらい)まで観察出来ちゃいます。

次の流し、我が部隊の貴重なポイントゲッター(長男坊)にアタリ。巻き上げてみると、赤い魚・・・。カサゴの一荷です。確かに、メバル&カサゴ釣りでも狙える場所なのでいるんでしょうけど、決してタナを間違っている感じじゃないんですね。カサゴが、少し上まで追っかけてきちゃう。

ただ、そんな根のあるポイントですからタイミングさえあえばアジもかかるのですが、長続きしません。

船長のアナウンスでも、「反応バッチリ、移動しちゃうのでコマセしっかり効かせて。」との事でした。

しばらくすると、ポツンポツンと釣れてくるのですがバリバリモードには発展せず。型もやや小ぶりが中心。

大苦戦の中、船中がにわかに活気づいてます。どうやら、右舷のお客様がクロダイを上げたようです。乗っ込みシーズン間近(もう入ってるのかもね)。ここのところの釣果情報でも、クロダイが上がっていることが多かったので、さもありなんという感じ。

長男坊が、横で型のいいイシモチを上げたのを見て、下針にイソメの一本がけを実行。(どっちの外道でも嬉しいじゃないですか!)

そして、本日のハイライト!


釣れたよ~、38cmの腹パンのクロダイ!


で、その後は何事もなく納竿と相成りました・・・。

釣果は二人の合計です。
アジ 9尾 カサゴ 6尾 イシモチ 1尾 クロダイ 1尾


挽回の効かない半日船ですから、今日の様子だとやむ無しかな~。
クロダイとイシモチが獲れて本当に良かった!

暑いくらいの日並でした、帰宅してまずはざるそば。
半日船は帰宅も早いので、遅い昼食ですかね。


体力に少し余裕があったのか、長男坊も料理に参戦してくれました。


お刺身3種(イシモチ、アジ、カサゴ)と、アジのなめろう


アジフライ&カサゴフライ


あら汁


クロダイは一晩熟成。水分がかなり出ますね~。


黒鯛のお刺身

↑これは、実家で作った分。お皿がなかなか奇麗なので写真だけ撮ってきました。

釣果にはやや不満足ですが、そうじゃないと次に頑張る気力に転換できませんから。(笑)

過去に大漁だった魚はしばらく興味がなくなるケースもあったので。
次回への糧にさせていただきます。