仕事納め

今日は仕事納めでした。
１月４日まで年末年始の休みになります。

今まで生きてきた中で、最も長く辛かった1年がもうすぐ終わろうとしてます。
被災された方々を思えば、その内容など微々たる事で申し訳なくも思うのですが・・・。

東京に住んでいる私にとって、３月１１日の震災以降、精神的にキツイ中生活をしてきました。
また、日本経済が低迷を増す中、勤務先でも多くの別れを経験しました。
能力も高く、個人的にも信頼していた方が退職を余儀なくされるのは残念で仕方ありませんでした。

原発事故後、長男が５回に渡り睡眠中に鼻血を出しました。
ほぼ全てが、当日の昼間に外で活動した夜に発生しました。
放射生物質によるものかは、なにも証明できません。
知人に話しても「自分も小さい頃、よく出した」とアドバイスも頂きました。
「そうだよな」と思いたい部分と「今回の原因は別」という葛藤も味わいました。

ただ、わが子が無言ながら、その小さな体が悲鳴を上げているのを見るのは「すまない」気持ちで溢れてしまいました。
原発を建て、事故がおき、その対応が後手後手に回ったのは、子供たちは一切責任はありません。
事を理解するにも、まだ幼子。守ってあげるのが親の責任と思い、今の仕事、家庭、環境含め、一家移住、一時疎開など考え疲れました。当然、転職、転勤など自分の仕事での変化が余儀なくされます。

１０月には、勤務先にて異動があり、引継ぎ、また経営サイドからの実現要求など、心のバランスを失った時もありました。
そんな状況になると、器用に立ち回れない自分は家庭の空気を冷ややかなものにしてしまいました。

１週間の休みですが、仕事の事は忘れて今後の家族のことについて、ゆっくりと考えたいと思ってます。
でも、リフレッシュかねて海にも行きたいし、星も見たいし、美味しいものも食べたいし。
体を休めつつ、充実した休暇を過ごします。（宣言です！）

粉ミルク

「市販されている粉ミルクから、放射性セシウムが検出されました。ただ、規制値は下回ってます。」

民放TVの放送開始直後、ヘッドラインでのキャスターの発言。
悪寒が走るとはまさにこの事。

規制値を下回っていると、安全なんですか。
そもそも、規制値って暫定規制値ですよね。
粉ミルクって、乳児が飲む物なんですが、大人の規制値そのまま適用してるんですよね。

さらに、ヘッドラインではトップ扱いだったのに
CMを挟んだトップニュースは、もと柔道金メダリストの逮捕。
転落の人生なんて、ドラマ仕立てにどれだけ時間かけてんのよ。

それならむしろ三郷と松戸の連続刺傷事件じゃないの。

話を戻して、原発事故からもうすぐ9ヶ月。
メディアも政府も論調は、冷温停止へ順調、原発事故の収束、そして国のエネルギー政策を支える原発の継続運転。
実際には、検査体制の甘さが露呈する、汚染食品の市場流出の連続。
一度、流通してしまえば産地なんてどうにでもなっちゃうでしょ、信用できないでしょ。
駅前のスーパーで、19時くらいにニンジンが山積みになってました。
ポップには、北海道産　ニンジンと印刷してあって、買おうかなと近づくと、
ボールペン（5mmくらいの太さですよ！）で、北海道に斜線してあって、下に小さく茨城と。
また、「復興支援」と称して福島産品を中間業者が買い叩き、外食産業の業績（収益）が好調らしいとか、残念な話。

5年後10年後の子供たち守らないと！

Mt.Fuji

何度かご紹介している、我が家のベランダから見える「富士山」
今回は、冬の夕暮れの写真です。（あくまでも電波塔の写真じゃありません）
この夕暮れのシルエットがお気に入りなんです。

空気の澄んだ昼間は、見える範囲ほとんどが積雪していて真っ白です。
冬の訪れと共に、そのスケールに圧倒される山です。

嫁さんは以前登った事があるみたいですが、私はこうして遠くから眺めるのが大好きです。
麓には溶岩で出来た洞窟（風穴）があったり、精進湖などは溶岩が流れ込んだ様子が確認できたりするらしいです。
確かに、精進湖でバス釣りしたときはやたらと岩だらけな湖畔だな、なんて印象でした。

　※それにしても電波塔が・・・・・、いや言っちゃいけない。。

皮膚科にて

今年の5月末にブユに刺されてひどい炎症になりました。

で、実はずっと刺された部分は完治してなかったんです。
正確には、一度治ったと思ったのですが、夏以降は痒み→ひっかく→かさぶた→痒みの繰り返し。

7月に主治医（大昔アトピーがひどくなって以来のお付き合い）を訪ねたのですが運悪く休診でした。
先週末、さすがに長期化しているのでマズイと思い行ってまいりました。

診断結果は「痒疹」でした。（想像通りの展開だったのですが）

早く主治医に見せれば良かったと反省しつつ、処方されたステロイドテープ「ドレニゾンテープ」を患部に貼って3日目。
盛り上がって、しこりになっていた部分もだいぶ平らになってきました。
ドレニゾン自体はstrongに分類される、ステロイドなのですが膝とか足首の下肢であれば副作用も出にくいかな。。。

ただ、処方時に主治医から「患部より一回り小さくカットして使うように」と指導あり。
これは、正常部に長期間吸収すると皮膚が薄くなる（皮膚萎縮）を避ける為とのこと。
自身の経験からも、その作用は十分理解しているので、使用に関しては慎重（範囲を守る）かつ大胆（強い薬で一気に症状を押さえ込む）に。

今は患部周囲は、色素沈着で茶色くなっている感じです。
膝がカーペットに擦れるだけで、痒かった事を思うと薬は適切に医師の処方が大切だなと、改めて思いました。