お気楽極楽ミラクル

主にアニメ関連のものを中心とした雑記や感想。サイトの性質上ネタバレあります。(※ 現在ウオームアップ中)

双恋 第8話 「白いスケッチブック」 感想後編 主に白鐘姉妹(笑)

2004-11-27 04:06:39 | 双恋
虎の子姉妹登場。

『虎の子』、と思ったのは、初期の所感では、出て来る双子姉妹、双子姉妹がことごとく姉妹間に限っては没個性に感じてしまっていた(見る目が無かった?)のを否定できない中にあって、この白鐘姉妹に限ってはOPでのデフォルトの表情(?)からして、明らかに性格が違うであろう設定が見て取れたからだ。

…まぁ、コレは何かあるだろう?、と容易に想像が付くのだ(笑)。

しかもEDのカットを見れば、沙羅は気が強…活発そう、かつ怒り顔で望に指を突きつけている。対する双樹はおとなしそう、そして、望と沙羅のそんなやり取りを見ているのに幸せそうな笑みすら見せている…。

性格の違い…いや、境遇の違い…か?、が、望に対する態度を明らかに変えている。これはこの『双恋』という作中にあっては、明らかに特殊である。しかも、下級生だったり(笑)。つまり白鐘姉妹から見れば、望はセ・ン・パ・イ(笑)。学校は違うケド←これもポイントだったり?

もう、コレだけの要素でも、双樹→望←(むむっ)沙羅、という構図が容易に思い浮かぶ。そして、そういう方面の期待は決して裏切らないのが本作だ(笑)。今のところは、ではあるが。

8話目にしてようやく登場の最後の双子姉妹なのであるが、全く遅さを感じさせない…というか、この1話だけで、十分すぎるくらいの存在感を持たせてしまった。このシナリオには脱帽である…まぁ、この先どういう扱いになるかは、正直本作にはいろいろとビックリさせられている自分には、もう想像も付かないが、たとえそれがどうであろうと、8話だけでも白金姉妹の存在感はもう、十分すぎる位にアピールされていると思う。好意的にこの作品を見ているヒトには、だけど(苦笑)。次回予告を観ても…おそらく白鐘姉妹が一番目立つ回?、いや、もう、ホント、予想も付かない、ってのが本音なんだけど^^;、とにかくとても楽しそうだ!ということだけは、疑いようも無い。

双子塚の前で、「自分は一体誰を…」と呟く望。そんなに鬱っちゃうような深刻さではないものの、やはりこの最近の出来事から、いろいろと効いて来るものがあるのだろう。
桜月姉妹からの双告白。それが逆に彼の心に影を落とす。あまりに幸せすぎる(都合の良すぎる?)想われ方に、逆に不安になる。
夢にも恋(?)にも真っ直ぐな優也。
みやびさんの語った双子塚の伝説…。

オトナ(?)の見地から冷静に見てしまえば、『むべなるかな』の一言に尽きるかもしれない。身も蓋も無い言い分を言ってしまえば、よっぽど将来有望、と自負できるか、あるいは…イヤな感じになるが…財力が保障されているか…といった状況にでもない限りは、たとえたった1人に生涯の伴侶を想定しているとしても、中学生の時点で本当に幸せにできるか?、なんて問われたら、そこで『Yes』と答える者に対しては、『いーのかなーぁ?、そんなこと言っちゃってーぇ?』、と言った類の意地悪い問いかけをせずには居られない(笑)。つまり、望が悩んでいる気持ち自体は、非常に好ましいものに見えてしまう、ということ。まぁ、観ていてそう思ってしまうコト事態が既にこの作品に感性を汚染されている(笑)んじゃないの?、と問われたら、正直、否定は出来なのではあるが^^;。

つまるところ、望には、まだ本当の意味での『恋愛感情』、と呼べるモノは、まだ無いという事だろう。しかるに、一条・桜月姉妹(雛菊も?←バキッ)が望に寄せる想いは…かなり『本当の意味での恋愛感情』に近いかもしれない^^;。しかも、双方の姉妹とも、かなりニュアンスの違いはあれど、しっかりそんな望の心を見透かしていて、その上で、この現在の楽しき時間を大切にしたい…と思っている節がある。望が心を決めるとき…それはすなわち、現在のこの『楽しき刻』に終止符を打つことになってはしまわないか?。ここで、望と関わる女の子達がすべて双子、ということがポイントになってくるのではないだろうか。何をどう言い訳したところで、とにかく現在の日本では、1対多のマジな男女交際なんて良しとはされないし、又、そういう風に刷り込まれてもいる…それが真実なのかどうかはこの際別として。つまり、望むにOnlyを自分に、或いは他の誰かに決めさせる、ということは、それすなわち、自分に一番近しき者、半身といっても過言でない者、或いは自分自身を打ちのめす事になってしまう。

壊したくない。今は…このステキな時間を…今は、まだ。

おっとっとと、妄想が過ぎたな。話を戻そう。

双林寺の境内で、白鐘双樹タン(たん?)を観止める望。おっと、風のイ・タ・ズ・ラ(笑)で、双樹たんのスケッチが望の下へ飛ばされた! …ねぇ、お地蔵さんか双子塚さん、あなたたちの『イタズラ』ではあるまいな?(笑)。

さすがに初対面(?)では、他人行儀を忘れず(笑)、「その絵、私のです」、とあっさりセリフの双樹たん。

さあ!、ここでふつーでないのが望だっ(笑)。初対面の女の子…しかもかなり…いや!、超絶可愛い(笑)(しかも、いー感じで年下)の女の子…さらにいえば2人きりだ!、なのに、極めて自然になんら気後れや下心も無い感じで、しかし、やっている事は(ホントにそう思ったんであろうが)彼女の絵を嫌味無く誠実に褒めまくり(笑)、北風にくしゃみをする彼女をごく自然に気遣い、他にもイロイロ…ほんっとーに自然な感じでお話した挙句に、彼女を景色の綺麗な小台へとエスコート、と来たもんだ!(笑)。

悪意・自覚無き、超絶プレイボーイ(笑)
こんな行動が、全く天然にいつでも出来るとしたら、恐らく一生女には不自由しないんじゃないかな…^^;。とか、思ってしまわずには居られない(笑)。

あ…惚れた?^^;。

う”あーっ。か、可愛いっ。頬を染めた双樹たん。

メチャクチャ可愛いっス!

俺がほれちまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

ナニ?、ナニこれ?、何でこんなにカワイイの!?

…オレってひょっとして、黒リボンの娘に弱い!?

いやそうではなくて。
望ストーカー。白鐘沙羅登場!
…いやそうでもなくて。

「君~、双樹ちゃんって呼んでいいかな?」@望
いきなりしゃあしゃあとファーストネームかいっ
双子だって…知らない…はずだよね?(笑)
世の中の自称『プレイボーイ』なんか、みんな真っ青だ(笑)。

「なにげなく言っただけなのに、こんなに喜んでもらえるなんて」@望
その『なにげなく』が罪さ(笑)。

境内に下りてきた双樹に即効で懐くビリー(笑)
「こいつ…可愛い女の子見るとすぐ…」@望
そいつは近親憎悪ってヤツダヨ。望(笑)。解ったョ。似た者同士なんだ。望とビリーって(笑)。

「もっと早く知っていたら…」@双樹
「思い出を残して置きたいので…最後に」@双樹

おぃおぃ…穏やかじゃないな(汗)。いやまぁ、命に関わるような事じゃ無いと…ってう゛わーっ、倒れそうになってるし…
俺の(←貴様が逝けーっ)双樹たんがあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっ

…風邪か…。脅かすなよ…って、どーも、それだけじゃなさそうだな。

一条姉妹との文化祭の買出し…(一応…敬介も一緒なんだけど(笑))
桜月姉妹との文化祭の買出し…(りょ、両手に花とはこのコトだ
だっ。う、羨ましすぎる…(笑)。あれだけ深い抱き付きじゃぁ、腕、絶対胸に当たってる…しかも両側)。コスプレショップ(違う)とかは、もう既にぜーんぜん、突っ込みポイントじゃないな(笑)。まぁ、どっちかというとファンシー(仮装)衣装ショップ、といった所だろう。希少だけど、存在しないコトもない。ハロウィンとか盛んだったりするのだろうか、この地域(笑)。
で、その帰り道にまーたとてつもなく都合良く(笑)千草姉妹と会うと。。
それらを全て、ストーク…じゃなくて目の当たりにしていた沙羅。
お約束とは、こういうコトさ。(笑)
さすがに千草姉妹との邂逅を目の当たりにしたときの沙羅の表情と去りっぷりは…イカす(爆)

『こ、このオトコっ…!』
とかいう心の声が聞こえてきそう…(笑)。

「お兄さんってやっぱ優しいの…、思ったとおり…。」@双樹
あー。はいはい。ご馳走さま。
…っんなーんてコトは沙羅は考えるワケもなく…でも、否定もしない。

気付け…敬介。ぷぷぷっ。いや、まあ、その。お約束

「他の女の子全部とキッパリ別れてっ、双樹と付き合えっ!」@沙羅

うんうん、そーだよね。双樹にもう近寄るな!とは、来ないんだよね。こんなオトコ(沙羅視点)でも…。まぁ、当たり前といえば当たり前のセリフかも知れませんが、やっぱりココでこういうセリフがしっかりと来る辺り、この作品が楽しくてたまらなくなってしまった、一つの大きな要因なんだよなぁ…(喜)。

沙羅視点…あながち外れてもいないかも知れないケド(笑)

さて、優也よりも、ずっと切羽詰った…切実な想いをぶつけて来た白鐘沙羅。…どうする? 望。


(トラックバック追記)
折角、このアニメ版双恋(ふたこい)が好きになれた同志(?)ということで熱いエールを…。引っ越すとかするのが分かってて(?)、「双樹と付き合え!」とのたまう沙羅の言動が気になります。権田、やっぱりおジャマですか?(笑)。ジャイアソはきっと、イイヤツさ(ぷぷっ)。その辺をどう処理するのか…。でも、そんなコトよりも『とにかく文化祭が楽しそうだ!』と思わされずには居られない辺りが、自分がこの作品を一転して好きになってしまった一番大きな要因です。